ラーガンダム | |
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外国語表記 | Lah Gundam |
登場作品 | ガンダムビルドメタバース |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | モビルスーツ (ガンプラ) |
型式番号 | RX-78-lā-III (参型時) |
全高 | 18.0m (ビルダーの独自設定) |
重量 | 46.1t (ビルダーの独自設定) |
装甲材質 | プラスチック |
製作 | ホウジョウ・リオ |
所有者 | ホウジョウ・リオ |
主な使用者 | リオ (ホウジョウ・リオ) |
概要
『ガンダムビルドメタバース』の主人公であるリオ (ホウジョウ・リオ)が制作したガンプラ。「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム (フルウェポンセット)」をベースに「日本の心」をイメージしたカスタマイズが施された機体で、ハワイ語で「太陽」を意味する「ラー」を冠している。
ベースとなるキットに「ENTRY GRADE」が選ばれた理由については、リオのような初心者でも簡単に組み立てられる事に加え、ベース機の素地をなるべく活かし、最小のカスタムで最大の効果を狙うというコンセプトを実現するためである。それを踏まえて肩、腰、膝といった可動の要となる箇所が重点的にカスタマイズされており、改造範囲こそシンプルなものの、高い効果を獲得する事に成功している。
本機は二度に渡る仕様変更が行われており、白と青のカラーリングの試作壱型、機体色を変更し、関節部の強化を図った弐型。更なる強化と新規武装を得た完成形である参型が存在している。
各仕様
- 試作壱型
- ラーガンダムの最初期の姿。白と青のロービジ(低視認性)カラーで塗られており、ベースであるガンダムの武装をそのまま使用している。肩の可動域を広げる工夫が取り入れられているが、反面、重火器を使用した際の安定性に欠けるという欠点を持ち合わせている。
- 弐型
- 機体色を原型機に近い白と黒、赤を基調としたトリコロールカラーに変更し、ウルツキ・セリアのアドバイスを基に関節部の強化を図ったタイプ。重火器も安定して使用できるようになっている。
- 参型
- 更なる強化に加え、ビームラーライフルやビームラーナギナタなどの新規武装を装備した完成形。
登場作品と操縦者
- ガンダムビルドメタバース
- 初登場作品。同作における主役機を務める。第1話の時点では試作壱型~弐型が登場する。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ビームラーライフル
- 参型の専用武装であるビーム・ライフル。原型機のビーム・ライフルをベースに、スコープが額のマルチセンサーと連動できる赤色のカスタムセンサーに変更されており、エネルギー効率が高い豊富な弾数と射撃時の補正能力に優れている。
- ビームラーナギナタ
- 参型の専用武装である薙刀。本機のアイデアソースの1つである武者影頑駄無の武装を参考に制作された。非使用時には中央から分割し、ランドセルの両側面にマウントされる。
- ラーシールド
- 参型の専用武装である十字マーク付きの実体盾。取り回しの良い小型シールドで、先端部は刺突攻撃に転用できるように加工が施されている。非使用時はランドセルにマウント可能。
- ハイパーバズーカ
- 試作壱型、弐型の主兵装。原型機の物をそのまま使用している。試作壱型では使用した際には射線がブレてしまい、セリアは肩の可動域を広げた事が原因で重火器の反動を抑えきれないとシステムが判断したと推測している。それを踏まえ、弐型では関節の強化が行われた。非使用時には腰部リアアーマーにマウントされる。
- ビーム・サーベル / ビーム・ジャベリン
- 試作壱型、弐型の装備。実際のガンプラの成形色に合わせてか、赤みの強いビーム色となっている。
- ガンダムシールド
- 試作壱型、弐型の装備。原型機の物をそのまま使用しており、試作壱型の場合は白・青・薄青色の3色、弐型の場合は原型機と同じカラーリングになっている。
対決・名場面
関連機体
- ガンダム
- ベース機。「ENTRY GRADE」のキットが使用されている。
余談
- 名前が名前だけにネット上では『機動戦士ガンダムAGE』のラーガン・ドレイスを想起する意見・ネタコメントが頻繁に見られる。
- 「ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム」のキットにはハイパーバズーカ、ビーム刃、ビーム・ジャベリン、ガンダムシールドが付属しないため、弐型を再現する場合は「ガンダム (フルウェポンセット)」や「試作壱型」などから持ってくるといった対処が必要となる。
- ちなみに同キットは余剰パーツで色違いのガンダムを組み立てる事が可能。他にもクリアパーツにブラックライトを当てるとほんのり青紫色になる。
商品情報
ガンプラ