ガンダムマイスター874

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ガンダムマイスター874(Gundam Meister874)

ソレスタルビーイングに所属する第2世代のガンダムマイスター。当初はすこぶる機械的で情緒に乏しく、特に「機動戦士ガンダム00P」初期では他者に姿を見せず、会話も通信やモニター越しで行っている。

その理由は彼女が元々人間を理解できないヴェーダが人間を理解するデヴァイスとして開発した疑似人格AIで、実体を持っていないためだった。だが後に彼女より効率的に人を理解できるイノベイドが開発された以降は、ヴェーダの最も信頼できる存在としてヴェーダと人間のガンダムマイスターたちを仲介することとなった。

本体がヴェーダ内にデータとして存在するため、二つ以上の作業をまったく別の場所を行ったり、普通の人間には到底出来ない過酷なミッションなどを行うことができる。この特性を利用して主に情報収集をメインにこなし、戦闘に直接参加することはほとんどなかった。

最初は機械的で人間に対して否定的だった彼女も第2世代のガンダムマイスターたちと接触することで次第に人間らしくなり、最後には人という存在に強い希望を抱くにいたった。また命の本質をも理解した彼女は自身用に用意されたイノベイドの体を使用することを命を奪うことだと考えて拒否し、第3世代のガンダムマイスターから辞退している。

だが彼女の信頼する第2世代のガンダムマイスタールイードマレーネ)の死がビサイド・ペインの陰謀に起因すること、さらにグラーベをも手に掛けられたことで激昂。犯人が物理的な行動を起こすことを予測して、一度は凍結された専用ガンダムを急遽イアンに組み立てさせ、すでに人格が上書きされている自身の肉体を強引に奪って出撃。トライアルシステムを切り札として黒幕のビサイドに決戦を挑むも彼の策略によって先手を打たれ、敗北した。

直後に救援に駆け付けたグラーベによってビサイドは討ち取られたものの、この感情的ともいえる独断行動によってヴェーダの信頼を失い、以後はハロに封印。シャル・アクスティカによってフォン・スパークの支援端末・ハナヨとして活動することになる。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダム00P
機動戦士ガンダム00F
機動戦士ガンダム00I
ガンダムEXA

人間関係

ルイード・レゾナンス
同僚。
シャル・アクスティカ
同僚。組織に殉じようとする彼女を救うために動く。
マレーネ・ブラディ
同僚。
グラーベ・ヴィオレント
同僚。
ヒクサー・フェルミ
同僚。
ティエリア・アーデ
同僚。太陽炉回収の最中、偶然発見。まだ幼い彼を救いたがっていた。
ビサイド・ペイン
仲間の仇。
フォン・スパーク
ハロへ封印されてしまってからのパートナー。フォンの活躍は、彼女のサポートあってのものである。
ハヤナ
元々彼女の体になるはずだった肉体を持つ「妹」。元はとても慕っていたのだが、ビサイド迎撃時に彼女の肉体を一時的に奪わざるを得なかったことが原因で確執が生じた。ハナヨの名前を送った張本人でもある。
ハーミヤ
レオス・アロイ

名台詞

「シャル・アクスティカ、私がガンダムマイスター874です。クルンテープにようこそ」
シャルとの最初の会話。この頃は感情が無いため、台本を朗読するかのような口調。
「お二人とも……ご結婚、おめでとうございます」
ルイードとマレーネの結婚に際して。この時に僅かながらに『微笑み』を浮かべた。
「タマネギキライ」
00Fのオマケ漫画『へれすて』における最初のセリフ。理由は秘匿事項らしい。
「秘匿事項?」
第3巻の『へれすて』のセリフ。中身はシャルの手書きの腐女子漫画。フォンにはしっかりチクっていた。

搭乗機体・関連機体

ガンダムサダルスード
乗機。
ガンダムアストレアTYPE-F
ガンダムサダルスードTYPE-F
ガンダムアブルホールTYPE-F
ガンダムプルトーネ
ガンダムアストレアTYPE-F2
フォン専用ガンダムアストレアTYPE-F
フォンと共に搭乗。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

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