ザクアメイジング・マリンタイプ
ザクアメイジング・マリンタイプ | |
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外国語表記 | ZAKU AMAZING MARIN TYPE |
登場作品 | ガンダムビルドファイターズA-R |
製作 | 高田里史 |
スペック | |
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分類 | モビルスーツ (ガンプラ) |
型式番号 | MS-06R-ABM |
主動力 | プラフスキー粒子 |
装甲材質 | プラスチック |
原型機 | ザクアメイジング |
ビルダー | ユウキ・タツヤ |
ファイター | ユウキ・タツヤ |
概要
ユウキ・タツヤが製作したザクアメイジングの水中仕様。第6回ガンプラバトル選手権世界大会の第3ピリオドの川下りレース用に製作された。
水上・水中での競技に特化させたバリエーションで、支援メカとの連携を強く意識したギミックが盛り込まれている。機体はジェットパックへ換装したアメイジングアクアブースターと、アーマーを極力外し軽量化したライトアーマーで構成され、通常のザクアメイジングとは異なり逆に分離した状態で出撃する形となっている。機体本体とブースターが合体することで水中航行・戦闘能力を備えた真のマリンタイプと呼べる存在となり、水中で水を構成するプラフスキー粒子を圧縮し、機体の周りに展開放射することで推進力を劇的に高めることが可能となる。この高速機動状態では粒子変容の影響によって、機体は赤い発光粒子に包まれる。
ちなみにMSVに倣って劇中世界での設定を意識して製作されており、タツヤによって「地球侵攻を主としていたジオン公国軍において、地球表面積の70%を占める海中作戦の重要性は非常に高いものであった。MS-06の水中戦用化計画に苦心する中、MS技術にも精通する「紅の彗星」と呼ばれたエースパイロットが打ち出した改修案は、自身の機体であるMS-06R-ABへ防水シールドの実装、汎用タイプの試作水流エンジンへの換装を施すという大胆なものであり、そうして完成した改修機がMS-06R-ABMである。後のSFSの源流とも呼べるMS-06R-ABの装甲や武装を統合した支援メカは水上航行用として機能しつつ、合体することで水圧や水抵抗を事ともせず高い機動性を示した本機は、遭遇した連邦海軍をして「深海にも紅の彗星あり」と言わしめたとされる。」という内容の独自設定が設けられている。
登場作品と操縦者
- ガンダムビルドファイターズA-R
- 初登場作品。第3話の第6回ガンプラバトル選手権世界大会の第3ピリオドとなる川下りレースで登場し、あえて水中を移動することでジョンのクロスボーン・ガンダムX2 ジュリアとチョマーのトリロバイトスーパー改改改と競り合い2位でゴールした。
- HHイメージングビルダーズ
- Vol.16でザクアメイジング・ラピッドと共に模型作例が掲載。「ユウキ・タツヤによる作例とゴンダ・モンタによる解説」という設定。
装備・機能
特殊機能
- 紅の彗星
- 高速機動中に発生する現象で、フレームに反応したプラフスキー粒子がサイコフレームのように緑色に輝きだし、それがスピードによって圧縮される事で機体自体が紅く染まって見えている状態である。トランザムシステム起動中の機体にすら追随できる程の圧倒的な機動力が発揮できる。
- アメイジングアクアブースター
- アメイジングブースターをジェットパックに換装し水上航行機能を持たせた支援メカ。ジェットパックは市販の汎用パーツで、細やかな調整を行い組み換えたことで、美しさと強さを両立させた出来栄えへと昇華させている。通常は本体と分離した状態で、合体することで本機の真価が発揮される。
武装・必殺攻撃
- ロングライフル
- 大きな破壊力を持つ本機の主力兵器。タツヤの実在する兵器へのこだわりから、戦車模型のパーツを流用して製作されている。
- ハンドガン
- リボルバー式の拳銃。モビルスーツの武器としては小ぶりで射程は短い。弾はAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)やHEAT(対戦車榴弾)など複数種が用意されていて、交換することで多彩な攻撃が可能。
- ザクマシンガン
- ドラムマガジン式の120mm口径マシンガン。
- ザクバズーカ
- 対艦用の280mm口径バズーカ砲。
- ヒートナタ
- 格闘戦用の実体剣。刃の部分が熱を持つことで切断能力が高められており、バルカンを受けるなど防御にも使用可能。
- ヒートホーク
- 手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。