ワッパ
ワッパ | |
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外国語表記 | Wappa |
登場作品 | 機動戦士ガンダム |
デザイナー |
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スペック | |
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分類 | パーソナル・ビークル |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | PVN.4/3 |
全高 | 2.7m |
主動力 | 電動モーター×2 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
乗員人数 | 1人 |
主なパイロット |
概要
ジオン公国軍の一人乗りパーソナル・ホバー・バイク。ジオン公国軍が開発し、一年戦争中、主に偵察や連絡任務に広く使用された。
パワー・ソースは内燃機関ではなく、よりコントローラブルな電動モーターによるダイレクト駆動方式を採用。前後のファンそれぞれに接続された2基のモーター出力を個別に制御することで高い運動性を実現した。専用に開発されたモーターはサイズに比して非常に出力が高く、短時間であれば十数メートル程度まで上昇する事が可能。電源はパワーパック4基が機体底部にレイアウトされている。
ワッパはその操縦の殆どが自動化されており、未経験者でも数時間の訓練で乗りこなす事ができた。また、シンプルな構造の機体は改造が容易であり、様々な装備を施したバリエーションが存在している。
地球侵攻作戦で急激に占領地域が広がるにつれ、それを維持すべき兵員が不足した事を受け、ワッパと少数のザクIIによる機動偵察部隊を編成し、少人数による効率的な哨戒が行われ、通常の偵察部隊ではカバーしきれなかった広大な哨戒範囲を、ワッパはその機動力で補った。
戦後、地球連邦軍は接収した機体を民間に放出。少なくない数のワッパが市場二回り、優れた操縦性と運動性、整備の簡便さで高い評価を獲得。やがれモータースポーツにも用いられるようになり、多くの愛好家を生んだ。こうした流れに着目した各企業は、同種の機体を開発市販売を開始し、瞬く間にホバー・バイク市場が形成されていった。以後、「ワッパ」の名称は決まった機種を意味するのではなく、ホバー・バイクの代名詞として扱われるようになる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム
- 初出作品。第ゲストメカとして登場。第908機動偵察中隊のクワランの発案によるガンダムへの破壊工作作戦に用いられ、森林地帯におびき出したガンダムに多数の爆弾を設置した後、離脱した。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
- 第1話と第3話の端役として登場。第3話では、陸戦型ジムに、先述のクワランの作戦と同じ爆弾設置作戦を実行した。
- 機動戦士ガンダムU.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬
装備・機能
武装・必殺攻撃
- マズラMG74/S機関銃
- シートからブームを介して前面に懸架された機関銃。
- 吸着時限爆薬
- クワランらがガンダムに対して使用した吸着式のプラスチック爆弾。
対決・名場面
- 時間よ、とまれ
関連機体
- ワッパ (V)
- 一年戦争後生産されたワッパの民生モデル。様々な派生機種が存在し、民間人の足として普及している。
商品情報
ガンプラ