モビルワーカー
モビルワーカー(Mobile Worker)
概要
ガンダムシリーズにおける、作業機械・装甲車両以上モビルスーツ未満の存在。宇宙世紀シリーズに登場する「プチモビルスーツ」や『OO』における「ワークローダー」も類似する概念である。多くの場合サイズ・コストの観点からモビルスーツを補完する兵器ないし作業機械であるが、『THE ORIGIN』のみモビルスーツの試作段階にあたる実験機として登場する。
登場作品
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- ジオン軍がモビルスーツの前段階として開発した人型機動兵器の試作実験機。月面開発作業用の人型作業機械開発を隠れ蓑にしていたため「モビルワーカー」という名称で呼ばれているほか、戦闘を想定していないためコクピットがむき出しで背部には各種ケーブルが露出している。
- 動力用融合炉の小型化など多くの課題を抱えていたものの、ガンタンク初期型や本機自身との戦闘データが後のモビルスーツ開発に大いに役立てられた。
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- 作中における装甲戦闘車両。モビルスーツに比べ大幅に廉価で、エイハブ・リアクターではなく水素エンジンを主動力とするうえ小型なので都市部でも行動可能。財政状況の芳しくないCGSや初期の鉄華団が主力としているほか、勢力拡大後の鉄華団やギャラルホルン、五大経済圏もモビルスーツと併せて多数を保有・運用している。
- 所属組織によって細かな形状や武装に違いはあるが、三脚型の走行ユニットに車体が載っている構造は同じ。