Ζザク
2020年7月16日 (木) 23:30時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{登場メカ概要 | 読み = ゼータザク | 外国語表記 = Ζ ZAKU | 登場作品 = 機動戦士ガンダムΖΖ <!-- *続編、或いは個別作品に出…」)
Ζザク | |
---|---|
読み | ゼータザク |
外国語表記 | Ζ ZAKU |
登場作品 | 機動戦士ガンダムΖΖ |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型可変モビルスーツ |
型式番号 | MSZ-006 |
原型機 |
Ζガンダム (機体本体) ザクII (頭部) |
改修 | イーノ・アッバーブ |
所属 | エゥーゴ |
母艦 | アーガマ |
主なパイロット | イーノ・アッバーブ |
概要
ハンマ・ハンマとの戦闘中に頭部を破壊されたΖガンダムに応急処置としてザクIIの頭部を移植した機体。
ザクII自体はジュドー達がラビアンローズへ向かう道中に発見した物で、ほぼ無傷の状態で漂流していたため、売り払う目的でそのまま回収され、アーガマへと収容された。その後、ラビアンローズがエンドラに襲撃された際、先に出撃したジュドーのコア・ファイターを支援するべく、イーノによってΖに頭部を移植した状態で出撃した。機体名についても、この際、イーノによって命名されている。
第三世代MSに第一世代MSの頭部を移植するという無茶な改修ではあるものの、一応、メインカメラは機能しており[1]、実際にモノアイの発光も確認できる。しかしザク側が三点モニターを採用しているため機体本体の全天周囲モニターは機能しておらず、モノアイレールの視界外が一切モニター表示されない[2]という応急処置ゆえの弊害を受けている。作中では一括してMS形態で運用されていたため、ウェイブライダー形態への変形が出来るかは不明だが、仮に変形に移行しようとした場合、頭部の横幅が広いため胸部の変形に干渉し支障が出るものと思われる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 第12話で登場。第11話で損傷したΖをイーノが本機の状態に応急処置・搭乗し、コア・ファイター、コア・トップ、コア・ベースがΖΖへと合体するまでの時間を稼いだ。その後、本来のΖへと修復されたため登場はこの回限りだったものの、ゲーム作品などに時折ネタ枠として実装されるなど、一定の人気を得ている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
対決・名場面
- 新たなるゼータの鼓動?
- 『ΖΖ』第12話より。頭部を損失し出撃できないと思われていたΖだったが、イーノが応急処置を済ませ出撃すると言う。ところがブライトとトーレスがモニターで見たのは「ザク頭のΖ」という衝撃の光景。まさに「イーノの大発明」とでも言うべき機体だが、各人物からの反応は
- ブライト「なんでそれがΖなんだ」「間違って味方に撃たれるのがオチ」
- ジュドー「それでΖ?よりによってなんて頭つけて…」
- リィナ「そのΖの頭、なんとかならなかったの?」
- グレミー「よく見ればいい加減なモビルスーツ」
- と、散々な有様だった。
ブライトの忠告には「エンドラのMSの中にはザクはいない」と判断し、ジュドーにその旨を伝えるように言ったものの、伝わっていなかったのかジュドーは本機を見るなり「ジオンのザク」と人相で判断し即座に発砲。危うく誤射されかけた。
しかも同話では、マシュマーの退場、新兵時代のグレミーの奮闘、リィナの誘拐等々、怒涛の展開の数々だったため、せっかくの本機の登場もインパクトがやや薄れてしまう結果となってしまった。
関連機体
- Ζガンダム
- 本来の状態。
- ザクII
- 頭部が応急処置に用いられた。
- Ζガンダム (偽者)
- 『審判のメイス』に登場する宇宙海賊(パチモンガンダムチーム)の1人が使用している偽Ζ。こちらはザクIIの胴体にΖの頭、という本機とは真逆のパーツ構成になっている。
余談
- ガンプラ「HGUC 1/144 Ζガンダム (リニューアル版)」の組立説明書には、「HGUC 1/144 MS-06量産型ザク」に付属する頭部と差し替えする手順が掲載されており、本機の再現をさりげなく推奨している節がある。
- PS2用ソフト「機動戦士ガンダム クライマックスU.C.」ではΖ本来のパイロットであるカミーユを搭乗させる事も可能である。この際、ステージ開始時に「ちょっと、ザクの頭って…俺の注文と違うじゃないか!」と怒りを露にする特殊台詞を聞く事ができる。
- ゲーム「機動戦士ガンダム EXVS.シリーズ」では当初、ΖΖのアシスト機として実装された後、プレイアブル機体として再度実装されている。ただ、理由は不明だが機体名が公式表記とは異なる「ザク頭Ζガンダム」となっている。
商品情報
ガンプラ
リンク
脚注
- ↑ Ζガンダムを開発したアナハイム・エレクトロニクス社が吸収合併したジオニック社のMS開発技術を有していた事が起因しているものと思われる
- ↑ しかもモノアイレールの支柱までもが視界を妨げている