ガンダムエピオン
OZ-13MS ガンダムエピオン(Gundam Epyon)
概要
トールギスや5機のガンダムを参考にして、トレーズ・クシュリナーダ指示の元に開発された機体。「システムエピオン」と呼ばれるゼロシステムと同じものが搭載されている。
トレーズの信念によって「決闘用モビルスーツ」と位置づけられており、一切の射撃装備を排除されヒートロッド、ビームソード等の格闘戦用の装備しかない。
変形機構を採用しているが移動の為の物である。極めて単純な変形の為、変形時の隙が他の可変機に比べると少ない。
登場作品と操縦者
- 新機動戦記ガンダムW
- トレーズからヒイロに譲渡され、ウイングガンダムゼロに搭乗していたゼクスとの決闘を経て彼が搭乗する事となった。
装備・機能
特殊機能
武装・必殺攻撃
- ビームソード
- 柄の先端についているケーブルを介してジェネレーターから直接エネルギーを供給しているため、高出力のビーム刃を形成することが可能。その切れ味は、宇宙要塞をも両断する。
- ハイパービームソード
- 最大出力でビームソードを展開すると、宇宙要塞バルジでさえも切り裂くことが可能となる。
- エピオンシールド
- 左腕に装備されている小盾。ガンダニュウム合金製で表面に特殊コーティングがされている為、高い防御力を持つ。
- ヒートロッド
- シールドに備え付けられた多節鞭型のヒートロッド。その熱溶断と質量で複数のモビルスーツを瞬時に破壊する。熱しないで相手の武器を絡め取る用途などにも使用可能。
- エピオンクロー
- 両前腕に装備されている対装甲クロー。使用頻度は殆どなくMA形態時には着陸脚として使う。
- バルカン
- 本来は格闘戦用の装備しか持たない筈の本機だが、リーブラ内でウイングゼロと交戦時にゼロの方に向かって機関砲が放たれる描写がある。有力な説として次の説が挙げられるが、公式からこのことについて言及はないため真相は明らかではない。
- ホワイトファングが追加武装としてバルカンを装備した。
- リーブラ内部の防御システムが作動した。
上記の二説がよく推論として挙げられている。
対決・名場面
- 最後の勝利者
- 最終決戦時はウイングガンダムゼロと死闘を繰り広げた。ヒートロッドでゼロのツインバスターライフルを取り上げ接近戦に持ち込んだのだが、最終的には左腕を切り落とされ敗北した。
その後、弾薬が尽き自爆でリーブラの動力を破壊しようとしたヒイロの前に再び現れ、彼に代わりビームソードで動力炉を破壊。爆炎に飲み込まれて姿を消した。
関連機体
- ガンダムエピオン (EW版)
- EW版の本機。
- ガンダムエピオンパイ
- 『Frozen Teardrop』に登場。オリジナルのエピオンの設計データを基に、老師・張が独力で完成させた機体。
- ワイバーン
- 『Frozen Teardrop』に登場。エピオンのモビルアーマー形態に酷似している。
- ガンダムアクエリアス
- 『SDガンダム GGENERATIONシリーズ』においてエピオンの支援機として開発された兄弟機。ゲーム創作機体の為、アニメ本編の設定には存在しないケースも有る。
- トールギス、ウイングガンダム、ガンダムデスサイズ、ガンダムヘビーアームズ、ガンダムサンドロック、シェンロンガンダム
- 本機開発の際に参考とした機体。
- トールギスIII
- 同型のヒートロッドなど、フィードバックがあったものと推測される。
- ウイングガンダムゼロ
- 共にゼロシステムを持つ。
- ドラグエピオン
- 『ガンダムビルドファイターズ』に登場する本機をベースとしたガンプラ。名称は正式なものではない。
商品情報