ホワイトライダー | |
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外国語表記 | White Rider |
登場作品 | 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy |
デザイナー | 瀧川虚至 |
スペック | |
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分類 | 実験用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作実験機 |
型式番号 | RX-80WR |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
搭載システム | ZEUS |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ブラックドッグ隊 |
主なパイロット | ノア・カーペンター (ファングβ) |
概要
地球連邦軍の「ペイルライダー計画」で開発された試作1号機。機体名称は「ヨハネの黙示録」に記されている第一の騎士を由来としている。
ホワイトライダーはRX-80をベースに、ペイルライダーに搭載される「HADES」の最初期型である火器管制補助用の特殊システム「ZEUS」を搭載した機体となっている。頭部にはこの特殊システムの他に、EXAMシステム搭載機にシステムの一環として備わっていたサイコミュ受信機を再現した物が搭載されているが、連邦軍の技術者では小型化に至らず肥大化しており、アンテナ状のフレームの一部が装甲内に収まらず王冠を被ったような独特の意匠となっている。
本機は「ZEUS」による管制補助と複合武装システムのシェキナーの運用実験を主としている。試作型シェキナーは高出力ビーム砲のテストとしての意味合いが強い武装で、機体自体の負荷や、他のビーム兵器の使用ができなくなるなどの弊害が確認されている。そのため武装自体に放熱機構が追加され、機体背部には直接ジェネレーターを冷却する展開式の大型放熱版が増設されている。また、副兵装は実弾とヒート系のみとなっている。
ペイルライダーの完成で役目を終えた本機は、ブラックドッグ隊によって北米反抗作戦で実戦運用されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク (漫画版)
- 機体名の初出。シェキナーを装備したペイルライダー・キャバルリーの登場に伴い、ペイルライダー計画の試作1号機かつシェキナーの検証機として設定されている。機体名表記は中点付きの「ホワイト・ライダー」。
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy (ゲーム版)
- 初出作品。ゲームへの実装にあたって機体デザインと詳細な設定が設けられた。ゲーム版では第8話「白黒(モノクロ)の黙示録」からブラックライダーと共に登場し、連邦軍の勢力圏に落下したHLVの物資の回収作業にあたっていたノイジー・フェアリー隊を強襲した。その後、ブラックドッグ隊に配備され、第15話でファングβの搭乗機として再登場。ブラックライダーとジム・スパルタン (RG)の3機でノイジー・フェアリー隊と交戦する。ただ、戦闘中に撃墜してもその場に擱座するだけで特に撃墜イベントは発生せず、機体がどうなったのかが描写されないままステージの終了と共に物語からフェードアウトした。
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy (コミカライズ版)
装備・機能
特殊機能
- ZEUS
- 頭部に搭載されている火器管制補助用の特殊システム。発動時には頭部のセンサーが赤に変わる。戦闘中の使用は1回きりであり、再発動は不可能。
武装・必殺攻撃
- 試作型シェキナー
- 本機で検証された複合型特殊武装。ガンダム4号機のメガ・ビーム・ランチャーとガンダム5号機のジャイアントガトリングが一体となった武装で、特にメガ・ビーム・ランチャーの実験がメインとなっている。メガ・ビーム・ランチャーに冷却の問題があることから、使用時には砲身を伸長して上下のパーツを展開することで放熱を行う。この時、武装の形状は本機の由来である第一の騎士のように弓矢状となる。非使用時にはランドセル右側にアームを介してマウント可能。
- ヒート・レイピア
- 本機専用の加熱式実体剣。試作型シェキナーによりビーム兵器の使用ができないという弊害があるため、ヒート系の武装が装備されている。
- 非使用時には左腰部にマウント可能。
- 左腕グレネード・ランチャー
- 左腕部に装備されている擲弾発射器。ブラックライダーも同様の武装を装備している。
対決・名場面
関連機体
- RX-80
- ベース機。ペイルライダー系列機はジム・スナイパーIIベースのRX-80を原型機とする。
- ペイルライダー
- 本機のデータはこの機体の開発にフィードバックされている。
- ペイルライダー・キャバルリー
- 完成品のシェキナーを装備している量産検討機。
- レッドライダー / ブラックライダー
- ペイルライダー計画で開発された姉妹機の内の2号機と3号機。
商品情報
ガンプラ