ステラ・ルーシェ(Stellar Loussier)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY、機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
- 声優:
- 種族・性別:エクステンデッド・女
- 生年月日:
- 年齢:--歳
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 血液型:
- 所属:地球連合軍第81独立機動群
- 階級:
- 役職・称号など:MSパイロット
- 主な搭乗機:ガイアガンダム、デストロイガンダム
- キャラクターデザイン:
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」前半のヒロイン。
ファントムペインに属する、ネオ・ロアノーク率いる特殊部隊のエクステンデットの一人。不思議少女で、ダンスが大好き。やや人見知りが激しく、ネオ・ロアノーク以外の人間とはあまり積極的に会話を行わない。何事においても「加減」というものを知らない。中立地域でシンと出会い仲良くなるが、定期的に記憶を消去されてしまうため、シンのことを忘れてしまっていた。後にロドニアのラボでの戦いで彼女がエクステンデッドと発覚してしまう。
捕虜となり、施設内に監禁・治療されていたが、特殊な薬物を投薬しなければ生命の維持ができない。さらには徐々に弱っていく彼女を解剖して研究材料にしようという研究者の会話を聞いてしまったシンは、極刑覚悟で彼女を連れ出し、地球連合のネオ・ロアノークへ、二度と戦場に出さないことを条件に引き渡す。
しかし、投薬による生命維持と戦争の道具としてしか扱われていない彼女はデストロイガンダムへと搭乗し、再び戦場へと駆り出される
シンの必死の呼びかけにステラは記憶を取り戻し、戦闘を停止。しかし、偶然視界に入ったフリーダムの姿にパニック状態になり、スーパースキュラをシンに向けてしまう。やむなくキラはビームサーベルで発射口を貫いて阻止するが、その反動でデストロイガンダムは爆発、コクピット内のステラも重症を負い、シンに想いを告げたのち、彼の腕の中で息を引き取った。
彼女はザフトの監視下で死を迎えるか、引き渡して戦場で死ぬかのどちらしかなかった。これは覆しようのない運命の袋小路と言わざるを得ない。
フリーダムのかかわる戦闘で、ハイネが戦死しステラを失ったことで、キラ(フリーダム)への憎悪が頂点に達する。以後は異常なほどの敵意をフリーダムと、フリーダムを庇い立てするアスランにも向けるようになり、対立が決定的なものとなった。
TV版では最終決戦の際にアスランの言葉に動揺するシンにフラッシュバックのように語りかけ、漫画版ではアスランに破れたのち、「結局誰も守れなかった」と自分を否定したシンに「ステラを守ってくれたよ」と語りかけ、明日へと歩き出す一歩を後押しした。
担当声優の桑島女史は「この子だけは殺さないでほしい」と言っていたが、その願いは叶わなかった。 残念ながらステラも彼女の持つ恐るべきジンクスには勝てなかった。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- ヒロインの一人。シンと敵同士の立場であると知らずに仲良くなり、心を通わせるも、ヘブンズベース戦でキラに討たれて死亡する。
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
人間関係
- ネオ・ロアノーク
- 上官。慕っている。
- スティング・オークレー
- 同僚。スティングの面倒見の良い性格から、戦闘時以外は兄妹のような関係にある。
- アウル・ニーダ
- 同僚。子供っぽい性格からからかわれたりもするが、お互いに仲間として大切に思っている。
- シン・アスカ
- コロニーで偶然彼女の胸を鷲づかみにしたラッキースケベ。海に溺れた際に助けられたことがきっかけで仲良くなる。忘れさせられても思い出す、戦闘中でさえ彼の言葉で攻撃を止めるなど、彼女にとってシンの存在は大きかった。
- キラ・ヤマト
- フリーダムガンダムのパイロットで、最終的にステラの乗るデストロイに止めをさした。
- アンドリュー・バルトフェルド
- 直接面識はないが、ザフトに奪還されたガイアを彼に奪われてしまう。
名台詞
- 「死ぬのはダメ!怖い!」
- エクステンデッドを無力化させる「ブロックワード」を聞かされた時の反応。彼女の場合は「死」がそれであり、エクステンデッドとなる前の彼女には「死」に関するトラウマがある様子。
- 「まもる…」
- シンにブロックワードを言われた際に取り乱したものの、彼がステラを抱きすくめながら言った「俺が守るから」という言葉で安心して以降、ステラは「守る」=「死なない」という認識を持つ。「死」を怖くなくしてくれたこの言葉とシンは、彼女にとって大切な存在となった。
- 「シン…すき……」
- キラに討たれ、瀕死の自分を泣きながら看取ってくれたシンに遺した最期の言葉。小説ではステラの心理描写が足され、シンに対して恋愛感情も混じった心からの言葉であるこのセリフを言った後、涙するシンの姿に心を痛めつつ、安らかに逝った。