ウォズモ | |
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登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST |
デザイン | 長谷川裕一 |
スペック | |
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分類 | 作業用量産型モビルスーツ |
型式番号 | JMS-W04 |
頭頂高 | 18.5m |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | 木星共和国 |
所属 | 未所属 |
主なパイロット | タガナス・タカヤ |
概要
木星共和国が宇宙世紀165年に開発し、地球圏向けに輸出している作業用モビルスーツ。宇宙世紀160年代には珍しい制式な型式番号を有する新規開発機である。
この時代の木星圏はタカ派・ハト派双方ともに国力の拡大という方向に舵を切っており、外貨獲得の一環としてMSの輸出を行っていた。表立っての地球圏との諍いを避ける目的で便宜上は「作業用」として販売されている為、ビーム兵器を使用する為の回路は内蔵されていないが、防衛用という名目でビーム・シールドが標準装備されており、買い手が改造すれば安易に戦闘用に転用出来る事を暗に示唆している。
ザンスカール戦争以降に開発された機体ではあるものの、時代の推移によって購買層である地球圏では大型機の方が喜ばれるため、機体の頭頂高は18.5mにも及ぶ。機体の大型化の理由のひとつは単純に「強そうなイメージがある」という理由があり、戦闘の規模が縮小した時代背景も重なって見た目の心理的効果が重視された結果でもある[1]。また、MSの主兵装がビーム兵器から実体弾に移行し、物理的に装甲の厚い機体の信頼性が高まったという事情もあった。加えて大型機は改造時のキャパシティが大きく、複数の年代の異なる機種からパーツを組み合わせて運用する際、小型機よりも大型機の方が有利に働いた。
木星系の機体は部品共有率が高く、特にウォズモの場合は工夫次第で1機から3機分の消耗パーツを調達する事が出来た。
タガナス・タカヤが保有する機体はガンダム風マスクがオプションとして自作されているが、タガナス本人はガンダム風の外見に特にこだわりがあるという訳ではなく、コロニー住民に対する心理効果としてここぞという時にのみ使用している。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- ガンダムマスク
- タガナスコロニーで製作されたガンダム風のマスク。タガナスはコロニー住民に対する心理効果としてここぞという時に使用しているが、本人はガンダム風の外見に強いこだわりがあるという訳ではない。
- また、基本的に飾りである為、装着すれば機体性能が向上するという訳ではない。
武装・必殺攻撃
- ビーム・シールド
- 両腕部に装備されている防御兵装。名目上は「防衛用」ではあるが、この装備の存在によってビーム兵装を装備出来る事を暗に示唆している。手首を折り曲げる事で前面に展開することができ、格闘戦にも使用出来る。
対決・名場面
関連機体
- スモー
- この機体の名前の由来は「相撲」である。
リンク
脚注
- ↑ 十数年にも及ぶ宇宙戦国時代は「小型機はハイテクだが故障しやすい」というイメージが定着した事も大型機になった理由の一つ。