40行目: |
40行目: |
| *ティターンズ兵 | | *ティターンズ兵 |
| *レジオン兵 | | *レジオン兵 |
| + | *ハミル |
| + | *[[エスター・マッキャンベル]] |
| + | *[[メイジー・ハリス]] |
| + | *[[プリシア・ブラシウ]] |
| }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[ティターンズ]]が開発した汎用モビルスーツ。 | + | [[ティターンズ]]が開発した汎用量産型[[モビルスーツ]]。 |
| | | |
− | 一般パイロットの機体が[[ハイザック]]や[[マラサイ]]に限られてしまっていたので、新たに生産性の高い機体が求められ[[ガンダムMk-II]]の量産計画をニューギニア基地が引き継ぎ開発された。[[TR計画]]で使用された技術が使用されているが、本機は[[ガンダムTR-S[ヘイズルフレア]]]の簡易量産機としての側面を持ち、ロールアウトされるまでの繋ぎであるとされる。ベースはガンダムMk-IIであるが、脚部構造とモノアイは[[ガンダムTR-1[アドバンスト・ヘイズル]]]のデータが生かされ、胴体と腰部が一体化した構造は[[ガンダムTR-6[キハールII]]]の設計思想を簡略化したものである。股関節部のパーツは凸型でエネルギーコネクターであるらしい。
| + | ティターンズでは[[強化人間]]専用機などの高スペック機の開発が優先され、一般パイロット向けの機体は[[ハイザック]]や[[マラサイ]]に留まっていた。これは[[グリプス戦役]]の長期化による主力機の旧式化によって顕著になり、新たな主力量産機の必要性が求められ開発されたのがバーザムである。既存機とのパーツ共有によって高い生産性を誇り、短期間での大量生産が可能という特徴を持つ。携行武装についても、専用武装の他に連邦系MSの装備も一通り使用する事ができた。 |
| | | |
− | 「ガンダムMk-IIの量産機」という設定が見受けられる本機だが、『Ζ』放送時にそのような設定は無く、バルカンポッド位しか共通点は見られなかった。しかし、放送中の近藤和久氏による「ガンダムMk-IIの量産機」設定等、様々な媒体においてガンダムMk-IIとの関連性についての後付け設定が増加。現在でも媒体によってガンダムMk-IIとの関連性に関する記述が異なっている。
| + | [[ガンダムMk-II]]の量産計画を[[ニューギニア基地]]が引き継ぐ形で開発されているが、脚部構造やモノアイなどは[[ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]]]のデータがフィードバックされているなど、各所に[[TR計画]]で使用された技術が使用されている。TR計画では、本機は[[ガンダムTR-S[ヘイズルフレア]]]の簡易量産機としての側面を持ち、ヘイズルフレアがロールアウトされるまでの繋ぎであるとされる。胴体と腰部が一体化した構造は[[ガンダムTR-6[キハールII]]]の設計思想を簡略化したものであり、胸部内には緊急脱出ポッド[プリムローズII]が格納されている。 |
| + | |
| + | 胴体の特殊な形状ゆえに小型に見えるが、四肢のサイズは通常のMSと同等であり、機体全高は一般的な機体よりも大型であった。股関節部にソケット状のパーツを有しているが、これはエネルギー・コネクターとして使用されるという。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
74行目: |
80行目: |
| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;ビーム・ライフル | | ;ビーム・ライフル |
− | :本機専用のビーム・ライフル。砲口が爪のようなカバーで挟まれており、Eパック形式ではない。ライフル後部から二の腕のコネクタに繋がるケーブルが伸びている。持ち手は逆手で保持する。 | + | :本機専用のビーム・ライフル。砲口が爪のようなカバーで挟まれている。Eパック形式ではなく後部から伸びるケーブルを二の腕のコネクタに接続する本体供給方式を採用しているとされる。グリップは逆手で保持する。 |
| ;ビーム・サーベル | | ;ビーム・サーベル |
− | :左右の前腕部に1本ずつ内蔵されている。 | + | :左右の前腕部に1本ずつ内蔵されている。使用時には前腕部装甲が展開してサーベルグリップが露出する。 |
| ;60mmバルカン・ポッド | | ;60mmバルカン・ポッド |
− | :[[ガンダムMk-II]]の物に似た形状の物を使用。 | + | :頭部バルカン砲を外付け式にした半オプション装備。[[ガンダムMk-II]]と同等の装備であり、側頭部ラッチに装着される。 |
| ;グレネード・ランチャー | | ;グレネード・ランチャー |
| :中折れ式のグレネード・ランチャー。模型誌『PROJECT Ζ』が初出。ROBOT魂バーザムには新しくデザインされた物が付属している。 | | :中折れ式のグレネード・ランチャー。模型誌『PROJECT Ζ』が初出。ROBOT魂バーザムには新しくデザインされた物が付属している。 |
87行目: |
93行目: |
| ;シールド | | ;シールド |
| :[[ジムII]]と同様の装備。『審判のメイス』に登場する機体が装備。 | | :[[ジムII]]と同様の装備。『審判のメイス』に登場する機体が装備。 |
| + | ;メガ・ランチャー |
| + | :プリシア機が使用。[[ハイザック]]等が使用する物と同一装備。ジェネレーターとしてジャンクとなったハイザックの胴体部をパッケージ化する事で単独運用を可能としている。 |
| | | |
| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
108行目: |
116行目: |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
| + | *「ガンダムMk-IIの量産機」という設定が見受けられる本機だが、『Ζ』放送時にそのような設定は無く、バルカンポッド位しか共通点は見られなかった。しかし、放送中の近藤和久氏による「ガンダムMk-IIの量産機」設定等、様々な媒体においてガンダムMk-IIとの関連性についての後付け設定が増加。現在でも媒体によってガンダムMk-IIとの関連性に関する記述が異なっている。 |
| *本機を語る際に度々議論の的となるのが股間の形状である。元々は岡本英郎氏によって凸型のエネルギーチューブの差込口としてデザインされていたが、『Ζ』の作中では初登場の35話を始めとして、凹型もしくは平面型として描かれていたことから、2015年に岡本英郎氏の見解が発表されるまで、長年に渡り凸型か凹型か解釈が分かれることとなった。この発表後に放送された『[[ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ]]』に登場する機体には、この凸型の設定が反映されている。 | | *本機を語る際に度々議論の的となるのが股間の形状である。元々は岡本英郎氏によって凸型のエネルギーチューブの差込口としてデザインされていたが、『Ζ』の作中では初登場の35話を始めとして、凹型もしくは平面型として描かれていたことから、2015年に岡本英郎氏の見解が発表されるまで、長年に渡り凸型か凹型か解釈が分かれることとなった。この発表後に放送された『[[ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ]]』に登場する機体には、この凸型の設定が反映されている。 |
| | | |