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**アーマードアビリティ:レベル120
**アーマードアビリティ:レベル120
*開発者:[[ドクターJ]]、[[プロフェッサーG]]、[[ドクトルS]]、[[H教授]]、[[老師O]]、[[ハワード]]
*開発者:[[ドクターJ]]、[[プロフェッサーG]]、[[ドクトルS]]、[[H教授]]、[[老師O]]、[[ハワード]]
*所属:[[OZ]]
*所属:[[OZ]]→[[ピースミリオン]]
*主なパイロット:[[ゼクス・マーキス]]、[[オットー]]
*主なパイロット:[[ゼクス・マーキス]]、[[オットー]]
「あらゆる戦場下において、単機で勝利を収める事の出来る機体」というコンセプトのもと、物語の20年前に開発された超高機動[[MS]]で、ガンダムWの世界においては史上初の戦闘用モビルスーツ。開発したのは後に5体のガンダムを作った[[ドクターJ]]らと、ガンダムパイロットたちに協力したハワード教授の6人である。<br />無茶としか言いようのないコンセプトを実現するために6人は、重装甲の機体に強力な推進器を付けるという設計でクリアしようとした。しかしその推進器はあまりにも強力で、後に空戦用機体として作られた[[エアリーズ]]のマッハ2の戦闘速度すら遥かに超える機動力と3倍以上の旋廻性能を与えただけでなく、静止状態から僅か一瞬で15G以上(直線軌道)まで加速をし最大速度時はそれ以上のGがかかり、最高速度に至っては計測不能だった。後にパイロットになる[[ゼクス・マーキス]]の「殺人的な加速」という評は言い過ぎではない。装甲の方も、ゼクスの部下であるオットー特尉が自らと命の引き換えにサンクキングダムの司令部に特攻・破壊した際ですら、目立った損傷がなかったという堅牢振りである。
「あらゆる戦場下において、単機で勝利を収める事の出来る機体」というコンセプトのもと、物語の20年前に開発された超高機動[[MS]]で、ガンダムWの世界においては史上初の戦闘用モビルスーツ。開発したのは後に5体のガンダムを作った[[ドクターJ]]らと、ガンダムパイロットたちに協力したハワード教授の6人である。<br />無茶としか言いようのないコンセプトを実現するために6人は、重装甲の機体に強力な推進器を付けるという設計でクリアしようとした。しかしその推進器はあまりにも強力で、後に空戦用機体として作られた[[エアリーズ]]のマッハ2の戦闘速度すら遥かに超える機動力と3倍以上の旋廻性能を与えただけでなく、静止状態から僅か一瞬で15G以上(直線軌道)まで加速をし最大速度時はそれ以上のGがかかり、最高速度に至っては計測不能だった。後にパイロットになる[[ゼクス・マーキス]]の「殺人的な加速」という評は過言ではない。装甲の方も、ゼクスの部下であるオットー特尉が自らと命の引き換えにサンクキングダムの司令部に特攻・破壊した際ですら、目立った損傷がなかったという堅牢振りである。
このように操縦者には人間の限界を超えた身体能力が要求されること、仕様よりも大きくなってしまったサイズ、さらに技師たちがOZを危険視して失踪するなどの理由から、結局完成を目前にして計画が頓挫し、未完成の試作機と数機分の予備パーツのみが出来上がり、試作機は20年間博物的資料として[[OZ]]のコルシカ基地の倉庫に保管され、開発データは大幅にデチューンして量産型MS・[[リーオー]]が開発されることとなる。
このように操縦者には人間の限界を超えた身体能力が要求されること、仕様よりも大きくなってしまったサイズ、さらに技師たちがOZを危険視して失踪するなどの理由から、結局完成を目前にして計画が頓挫し、未完成の試作機と数機分の予備パーツのみが出来上がり、試作機は20年間博物的資料として[[OZ]]のコルシカ基地の倉庫に保管され、開発データは大幅にデチューンして量産型MS・[[リーオー]]が開発されることとなる。
しかし、今までに存在しなかったカテゴリー単独強襲用[[MS]]である「ガンダム」が登場した事で事態が一変。既存機体を超える性能を求めた[[ゼクス・マーキス]]の乗機として、試作機を完成して急遽実戦投入される。はじめはゼクスも耐えられなかったほどの凄まじいまでの機体性能と、それを乗りこなすに至った彼の腕で、[[ウイングガンダム]]と激闘を繰り広げた。しかしガンダムの出現で次々と進化する新型MSがトールギスの性能すら凌駕し始め、最後はゼクスの反応速度にもついていけなくなり、宇宙の戦いで[[MD]]搭載型の[[トーラス]]部隊と交戦した後、[[ウイングガンダムゼロ]]を手に入れる為にゼクス自身の手で自爆させられた。
しかし、今までに存在しなかったカテゴリー単独強襲用[[MS]]である「ガンダム」が登場した事で事態が一変。既存機体を超える性能を求めた[[ゼクス・マーキス]]の乗機として、試作機を完成して急遽実戦投入される。はじめはゼクスも耐えられなかったほどの凄まじいまでの機体性能と、それを乗りこなすに至った彼の腕で、[[ウイングガンダム]]と激闘を繰り広げた。しかしガンダムの出現で次々と進化する新型MSがトールギスの性能すら凌駕し始め、最後はゼクスの反応速度にもついていけなくなり、宇宙の戦いで[[MD]]搭載型の[[トーラス]]部隊と交戦した後、[[ウイングガンダムゼロ]]を手に入れる為の囮としてゼクス自身の手で自爆させられた。
はっきり言って軍隊の兵器としては欠陥品であるが、性能はガンダムと同等かそれ以上。設計者の1人である老師Oが「プロトタイプリーオー」とも呼ばれることに劇中で不快感を示すのも当然の活躍は、むしろ「ガンダムの兄弟」とでも言った方が正確だろう。
はっきり言って軍隊の兵器としては欠陥品であるが、性能はガンダムと同等かそれ以上。設計者の1人である老師Oが「プロトタイプリーオー」とも呼ばれることに劇中で不快感を示すのも当然の活躍は、むしろ「ガンダムの兄弟」とでも言った方が正確だろう。
;散弾ミサイル
;散弾ミサイル
:[[ピースミリオン]]乗船時に携帯した2発の散弾ミサイル。広範囲に拡散するもので、数機のモビルスーツ輸送艇を破壊する戦果を上げた。
:[[ピースミリオン]]乗船時に携帯した2発の散弾ミサイル。広範囲に拡散するもので、数機のモビルスーツ輸送艇を破壊する戦果を上げた。
;ライフル(詳細不明)
:前期オープニングで左手に携行していた武器。実弾かビームかは不明。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
;[[トールギスIII]]
;[[トールギスIII]]
:やはり予備パーツなどを元に組み上げられた本機の強化型にあたる機体。
:やはり予備パーツなどを元に組み上げられた本機の強化型にあたる機体。
;[[トールギス始龍]](シロン)
;[[トールギス始龍]] (シロン)
:老師Oが、[[シェンロンガンダム]]と同時にコロニー0206で作り上げたトールギスのレプリカ機。ゼクスの搭乗した機体は白色であるのに対し、こちらはオレンジ色。パイロットは、[[張五飛]]の妻の[[龍妹蘭]]。
:老師Oが、[[シェンロンガンダム]]と同時にコロニー0206で作り上げたトールギスのレプリカ機。ゼクスの搭乗した機体は白色であるのに対し、こちらはオレンジ色。パイロットは、[[張五飛]]の妻の[[龍妹蘭]]。
;[[トールギスヘブン]]
;[[トールギスヘブン]]
;[[トールギスワルキューレ]]
;[[トールギスワルキューレ]]
:[[ガンダムビルドファイターズ]]に登場する、本機をモチーフにして作成されたガンプラ。アメリカ大会の優勝候補である[[グレコ・ローガン]]の機体だったが、代表決定戦で[[ニルス・ニールセン|ニルス]]の駆る[[戦国アストレイ頑駄無]]に敗北した。
:[[ガンダムビルドファイターズ]]に登場する、本機をモチーフにして作成されたガンプラ。アメリカ大会の優勝候補である[[グレコ・ローガン]]の機体だったが、代表決定戦で[[ニルス・ニールセン|ニルス]]の駆る[[戦国アストレイ頑駄無]]に敗北した。
;トールギスF(フリューゲル)
;[[トールギスF]] (フリューゲル)
:『敗者への栄光』に登場する機体で、1号機をピースミリオンで宇宙での機動力向上等を狙って改修されたもの。背部のスーパーバーニアユニットを取り外し、[[ウイングガンダムゼロ (EW版)]]と同型の4枚のウイングユニットに換装されている。
:『敗者への栄光』に登場する機体で、1号機をピースミリオンで宇宙での機動力向上等を狙って改修されたもの。背部のスーパーバーニアユニットを取り外し、[[ウイングガンダムゼロ (EW版)]]と同型の4枚のウイングユニットに換装されている。