22行目:
22行目:
このように操縦者には人間の限界を超えた身体能力が要求されること、仕様よりも大きくなってしまったサイズ、さらに技師たちがOZを危険視して失踪するなどの理由から、結局完成を目前にして計画が頓挫し、未完成の試作機と数機分の予備パーツのみが出来上がり、試作機は20年間博物的資料として[[OZ]]のコルシカ基地の倉庫に保管され、開発データは大幅にデチューンして量産型MS・[[リーオー]]が開発されることとなる。
このように操縦者には人間の限界を超えた身体能力が要求されること、仕様よりも大きくなってしまったサイズ、さらに技師たちがOZを危険視して失踪するなどの理由から、結局完成を目前にして計画が頓挫し、未完成の試作機と数機分の予備パーツのみが出来上がり、試作機は20年間博物的資料として[[OZ]]のコルシカ基地の倉庫に保管され、開発データは大幅にデチューンして量産型MS・[[リーオー]]が開発されることとなる。
−
しかし、今までに存在しなかったカテゴリー単独強襲用[[MS]]である「ガンダム」が登場した事で事態が一変。既存機体を超える性能を求めた[[ゼクス・マーキス]]の乗機として、試作機を完成して急遽実戦投入される。はじめはゼクスも耐えられなかったほどの凄まじいまでの機体性能と、それを乗りこなすに至った彼の腕で、[[ウイングガンダム]]と激闘を繰り広げた。しかしガンダムの出現で次々と進化する新型MSがトールギスの性能すら凌駕し始め、最後はゼクスの反応速度にもついていけなくなり、宇宙の戦いで[[MD]]搭載型の[[トーラス]]部隊と交戦した後、[[ウイングガンダムゼロ]]を手に入れる為の囮としてゼクス自身の手で自爆させられた。
+
しかし、今までに存在しなかったカテゴリー単独強襲用[[MS]]である「ガンダム」が登場した事で事態が一変。既存機体を超える性能を求めた[[ゼクス・マーキス]]の乗機として、試作機を完成して急遽実戦投入される。はじめはゼクスも耐えられなかったほどの凄まじいまでの機体性能と、それを乗りこなすに至った彼の腕で、[[ウイングガンダム]]と激闘を繰り広げた。しかしガンダムの出現で次々と進化する新型MSがトールギスの性能すら凌駕し始め、最後はゼクスの反応速度にもついていけなくなり、宇宙の戦いで[[MD]]搭載型の[[トーラス]]部隊と交戦した後、[[ウイングガンダムゼロ]]を手に入れる為の囮としてゼクス自身の手で自爆させられた(『敗者たちの栄光』では宇宙戦に特化した[[トールギスF]]に改修されたが、長期にわたってコルシカの潮風に晒されていたために駆動系の劣化が見られており、レストアする時間も間に合わずに最終的にオーバーホールされた状態で[[ピースミリオン]]内に封印された)。
はっきり言って軍隊の兵器としては欠陥品であるが、性能はガンダムと同等かそれ以上。設計者の1人である老師Oが「プロトタイプリーオー」とも呼ばれることに劇中で不快感を示すのも当然の活躍は、むしろ「ガンダムの兄弟」とでも言った方が正確だろう。
はっきり言って軍隊の兵器としては欠陥品であるが、性能はガンダムと同等かそれ以上。設計者の1人である老師Oが「プロトタイプリーオー」とも呼ばれることに劇中で不快感を示すのも当然の活躍は、むしろ「ガンダムの兄弟」とでも言った方が正確だろう。
43行目:
43行目:
;ライフル(詳細不明)
;ライフル(詳細不明)
:前期オープニングで左手に携行していた武器。実弾かビームかは不明。
:前期オープニングで左手に携行していた武器。実弾かビームかは不明。
+
;テンペスト
+
:『敗者たちの栄光』に登場する大型ヒートランス装備。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==