「ガンダムアストレアII」の版間の差分
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ダブルドライヴでの運用を前提とした大型高出力装備の試験も計画されている。その1つが次世代ガンダムのサポート機能を有するプロトザンユニットで、アストレアIIと合体した際には「ザンアストレアII」と呼ばれる。機体への装着方法は2つのタイプがあり、背部もしくは左肩部に装着可能。また粒子貯蔵も可能であり、それぞれ戦況に応じて使い分けされる。 | ダブルドライヴでの運用を前提とした大型高出力装備の試験も計画されている。その1つが次世代ガンダムのサポート機能を有するプロトザンユニットで、アストレアIIと合体した際には「ザンアストレアII」と呼ばれる。機体への装着方法は2つのタイプがあり、背部もしくは左肩部に装着可能。また粒子貯蔵も可能であり、それぞれ戦況に応じて使い分けされる。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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:次世代型GNビームライフルの試作モデル。ダブルドライヴの効果により出力が大幅に底上げされている。上部には後の第4世代ガンダムに採用されるクリスタルセンサーが備わっている。 | :次世代型GNビームライフルの試作モデル。ダブルドライヴの効果により出力が大幅に底上げされている。上部には後の第4世代ガンダムに採用されるクリスタルセンサーが備わっている。 | ||
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− | : | + | :バックパック右側に1本装備されているビームサーベル。第3世代ガンダムの物とは異なる円柱状のグリップとなっている。 |
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:腕部のガントレットに装備可能な小型シールド。シールドはスライドさせることで防御面積を広げることが可能な他、2枚を繋げることで1枚の大型シールドとしても運用可能。左肩部に装備することも可能。 | :腕部のガントレットに装備可能な小型シールド。シールドはスライドさせることで防御面積を広げることが可能な他、2枚を繋げることで1枚の大型シールドとしても運用可能。左肩部に装備することも可能。 | ||
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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+ | :Youtube動画「「機動戦士ガンダム00 Revealed Chronicle」 EPISODE ASTRAEA II」より。時期的には『00』ファーストシーズン終了後となる。再起のための物資の確保を続けていたソレスタルビーイングは、次にB13エリアにある基地からの物資確保を試みる。ザンアストレアIIで基地へと向かっていたティエリアだったが、[[ヴェーダ]]を掌握した敵組織のガンダム3機が先に基地へ到達するのを発見する。敵に発見される前に離脱できる状況下であったものの、心火を燃やしたティエリアは敢えて攻撃を仕掛ける事を選択。姿形だけのエクシアとデュナメスを瞬く間に両断し、離脱しようとする最後の1機も撃ち貫いた。ソレスタルビーイング再起のための戦いは着実に進んでいた――。 | ||
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:第2世代ガンダムの1機。この機体の名が本機に継承されている。 | :第2世代ガンダムの1機。この機体の名が本機に継承されている。 |
2023年5月26日 (金) 20:51時点における最新版
ガンダムアストレアII | |
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外国語表記 | GUNDAM ASTRAEA II |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00 Revealed Chronicle |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
別名 | ザンアストレアII (プロトザンユニット装着時) |
分類 | 試験用モビルスーツ |
生産形態 | 実験機 |
型式番号 | GNDY-0000 |
主動力 | GNドライヴ+GNコンデンサー |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | ソレスタルビーイング |
所属 | ソレスタルビーイング |
主なパイロット | ティエリア・アーデ |
概要編集
ソレスタルビーイングが開発した試験用のガンダム。機体名は第2世代ガンダムのガンダムアストレアより引き継いでいるが、設計上は全く異なる機体である。
ツインドライヴシステムの前に開発が行われていたダブルドライヴのテスト機で、背部と左肩部に2箇所にGNドライヴを搭載する。次世代ガンダムのテストベッドとしての役割を担っており、第4世代ガンダムに繋がる新しい技術が多く採用されている。多種多様な装備のテストを行うため、機体各所にハードポイントが備わっており、従来のガンダムのオプション装備も装備できる程、高い拡張性を有している。また、ダブルドライヴによりGN粒子を使用する装備の機能強化が可能であり、それに対応したGNDビームライフルやGNDシールドを基本装備とする。
ダブルドライヴでの運用を前提とした大型高出力装備の試験も計画されている。その1つが次世代ガンダムのサポート機能を有するプロトザンユニットで、アストレアIIと合体した際には「ザンアストレアII」と呼ばれる。機体への装着方法は2つのタイプがあり、背部もしくは左肩部に装着可能。また粒子貯蔵も可能であり、それぞれ戦況に応じて使い分けされる。
なお、ダブルドライヴ機ではあるがGNドライヴが不足しているため、背部にGNドライヴを搭載し左肩部にGNコンデンサーを搭載する形で運用されている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム00 Revealed Chronicle
- 出典元。「METAL BUILD」での立体化に先駆け、Youtube動画「『機動戦士ガンダム00 Revealed Chronicle』 EPISODE GN ARMS」にて登場。アステロイドベルトにおいて、ガンダムデヴァイズエクシア同伴の下、無人の状態でGNアームズTYPE-Eと合体した状態でのダブルドライヴの起動テストが行われたが起動には至らなかった(時期的には『00』ファーストシーズン第21話終了後)。
その後、2023年5月25日にプロトザンユニットと共に立体化が報じられ、Youtube動画「「機動戦士ガンダム00 Revealed Chronicle」 EPISODE ASTRAEA II」で本機を駆るティエリアの戦いが描かれた。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
アストレアII本体側 編集
- GNDビームライフル
- 次世代型GNビームライフルの試作モデル。ダブルドライヴの効果により出力が大幅に底上げされている。上部には後の第4世代ガンダムに採用されるクリスタルセンサーが備わっている。
- GNDビームサーベル
- バックパック右側に1本装備されているビームサーベル。第3世代ガンダムの物とは異なる円柱状のグリップとなっている。
- GNDシールド
- 腕部のガントレットに装備可能な小型シールド。シールドはスライドさせることで防御面積を広げることが可能な他、2枚を繋げることで1枚の大型シールドとしても運用可能。左肩部に装備することも可能。
プロトザンユニット 編集
- プロトザンユニット
- 後にザンライザーのベースとなる、ダブルドライヴで得られる高出力の粒子効果を前提とした強化装備。機体背面か左肩のGNコンデンサーに装着する2通りの運用方法があり、メイン武装としてGNDバスターソードIIIをジョイントアームで懸架している。
- GNDバスターソードIII
- プロトザンユニットに二振り装備されている大型実体剣。二振りを合体させることで超大型剣としても運用可能。また、アダプターを追加することで両手持ちのライフルモードとなり、遠距離攻撃にも対応する。GNDシールドを挟み込むように装備することも可能で、その状態ではより高い防御性能を発揮する。
対決・名場面編集
- 未来へつなぐ力、アストレアII
- Youtube動画「「機動戦士ガンダム00 Revealed Chronicle」 EPISODE ASTRAEA II」より。時期的には『00』ファーストシーズン終了後となる。再起のための物資の確保を続けていたソレスタルビーイングは、次にB13エリアにある基地からの物資確保を試みる。ザンアストレアIIで基地へと向かっていたティエリアだったが、ヴェーダを掌握した敵組織のガンダム3機が先に基地へ到達するのを発見する。敵に発見される前に離脱できる状況下であったものの、心火を燃やしたティエリアは敢えて攻撃を仕掛ける事を選択。姿形だけのエクシアとデュナメスを瞬く間に両断し、離脱しようとする最後の1機も撃ち貫いた。ソレスタルビーイング再起のための戦いは着実に進んでいた――。
関連機体編集
- ガンダムデヴァイズエクシア / ガンダムデヴァイズデュナメス
- ダブルドライヴ用のデヴァイズバックパックを装備した機体。
- ダブルオーガンダム
- ツインドライヴシステムを採用した第4世代ガンダム。ダブルドライヴは引き継がれなかったが、多くの技術が継承されている。
- ダブルオークアンタ
- ツインドライヴシステムを採用した第5世代ガンダム。GNドライヴの搭載位置が同じとなっている。
- ザンライザー / ザンダブルオーガンダム
- 本機で運用されたプロトザンユニットの完成形であるザンユニットを装備した機体。対象であるダブルオーガンダムがダブルオーライザーとして運用される事になったため、設計プランのみに留まった。
- ガンダムアストレア
- 第2世代ガンダムの1機。この機体の名が本機に継承されている。
- 0ガンダム
- 運用時期からこの機体のGNドライヴを使用していると思われる。