「ビルドガンダムMk-II」の版間の差分

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== RX-178B ビルドガンダムMk-II(Build Gundam Mk-II) ==
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{{登場メカ概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Build Gundam Mk-II
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| 登場作品 = [[ガンダムビルドファイターズ]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = 海老川兼武
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[ガンダムビルドファイターズ]]
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*デザイナー:海老川兼武
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*分類:[[モビルスーツ]]([[ガンプラ]])
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| 分類 = [[モビルスーツ]]([[ガンプラ]])
*装甲材質:プラスチック
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| 型式番号 = RX-178B
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| 全高 = 18.5m(ビルダーの独自設定)
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*主動力:[[プラフスキー粒子]]
+
| 主動力 = [[プラフスキー粒子]]
<!-- *出力: -->
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| ビルダー = [[イオリ・セイ]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
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== 概要 ==
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[[イオリ・セイ]]が[[ビルドストライクガンダム]]に続いて製作した[[ガンプラ]]。[[レイジ]]が特訓で不在の間に、セイがコツコツと制作をして完成させた。ベースキットには「HGUC 1/144 [[スーパーガンダム]]」に同梱<ref>HGUCでは当初、エゥーゴカラーのMk-IIは単体売りされておらず、REVIVE版が出るまではスーパーガンダムやフライングアーマーとセットのキットを購入する必要があった。</ref>している[[ガンダムMk-II]]が使用されている。
  
ティターンズが開発した試作MS。テスト機体として運用されていた為に存在が知られなかったガンダムMk-IIの幻の5号機でセンサー系を強化し、ギャプランのを参考にした強化ユニットを装備し、装甲やフレームに使われている素材が他のMk-IIが旧来規格の物に対して本機は最新の物になっている……と言う作中設定の元にイオリ・セイがHGUC ガンダムMk-IIをベースに制作したガンプラ。
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本機は「ガンダム世界にオリジナルの設定を持ち込む」事をコンセプトの一つとしており、セイによって「ティターンズでテスト機体として運用されていた為に存在が知られなかった[[ガンダムMk-II]]の幻の5号機でセンサー系を強化し、パックパックに[[ギャプラン]]を参考にして開発された強化ユニットを装備し、装甲やフレームに使われている素材が他のMk-IIが旧来規格の物であるのに対して本機は最新の物になっている」という内容の機体設定が設けられている。裏設定に等しい立ち位置にある4号機の設定を入れてくるあたりはさすがと言えるだろう。
  
作中設定ではティターンズが開発したと言う事になっているがエゥーゴカラーなのは後にエゥーゴに奪取されたと塗装の段階で後付した物である。
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本機の最大の特徴である強化ユニットはビルドストライク同様に分離、コックピットブロックと合体して独立稼動出来るビルドブースターMk-IIとして使う事が可能。言わばティターンズ版[[Gディフェンサー]]であり、合体時にはスーパーガンダムを越える性能を発揮する事ができる。また、ガンダムMk-II本体のコネクタだけでなく、[[ストライクガンダム]]系列のストライカーパック用コネクタとも互換性を持たせており、実際に[[スタービルドストライクガンダム|スタービルドストライク]]との合体も行う事ができる。本機は戦闘時においては、強化されたセンサーによるロングレンジでの射撃戦を得意としており、機体本体とブースターが分離してそれぞれが単独で活動する事により戦略の幅を大きく広げる事が可能となっている。
  
バックパックはビルドストライク同様に分離、変形して独立稼動出来るビルドブースターMk-IIとして使う事が出来る。
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本機はベース機であるガンダムMk-IIと同様、[[ムーバブルフレーム|ムーバブル・フレーム]]が内蔵されており、本機の製作時に得たノウハウが、スタービルドストライクに採用されているRGシステムの開発に活かされている。
  
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設定ではティターンズが開発したと言う事になっているが、[[エゥーゴ]]カラーなのは「後にエゥーゴに奪取された」と塗装前の段階になって後付けしたためである。<s>もう3機も奪ったんだから、少しぐらいティターンズに残してあげても良いのでは…</s>そんな本機だが、セイとしてはティターンズカラーへの再塗装を予定しているとの事。ただ、大会の準備や他にも作りたいガンプラがある事から、追加改造の目処は立っていないようだ<ref>「MG 1/100 ビルドガンダムMk-II」説明書より</ref>。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
;[[ガンダムビルドファイターズ]]
 
;[[ガンダムビルドファイターズ]]
:ファイターは[[レイジ]]。セイがレイジが特訓でいない間にコツコツと制作をしていたガンプラでビルドストライクがザク アメイジングとのバトルで決勝戦に間に合わない程壊れた為、ビルドストライクの代わりに使われている。決勝戦では大会常連のカトウのガンダムDXを破り世界大会への出場権を獲得する。予選優勝特典で訪れた温泉宿で地上げ屋の辰造のアプサラスⅢとマオのガンダムX 魔王と共闘し苦戦しつつも勝利する。その後、チナが制作したベアッガイⅢとチナのガンプラバトルの練習で使われた。世界大会ではセイが新しいガンプラであるスタービルドストライクを制作した事でその役目を終えるがレイジが手首を負傷した為にセイがレイジの補助を受けながら使用してポイントを稼いだ。
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:初登場作品。第1期OPから登場している。本編では第3話でセイがラフ画を描いており、第6話で実物が初登場した。<br/>主にビルドストライクにダメージが発生した際の予備機としての活躍が多かったが、エリア予選決勝から世界大会開始までの間使用され、その間にあった[[コウサカ・チナ]]の[[べアッガイIII]]を使った実戦練習にも用いられている。<br>スタービルドストライクが復帰してからは一度前線を退くが、レイジが手首を負傷している間はセイが本機を使用し、レイジの補助を受けながら使用してポイントを稼いでいた。<br>以降はセイの愛機となり、世界大会決勝戦の直前セレモニーや、巨大アリスタ突入戦で奮闘。最後はビルドブースターMk-IIを分離。切り離されたガンダムMk-II本体がアリスタからの放出粒子により壁面に叩きつけられ機能停止する中、セイの乗ったビルドブースターMk-IIはユニバースブースターを欠いたスタービルドストライクと合体。真の力を発揮したスタービルドストライク(BBMk-II)を生み出すことで、巨大アリスタ破壊に成功した。
 
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
<!-- :機能名:説明 -->
 
 
;分離
 
;分離
:ビルドブースターMk-IIを分離可能。
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:ビルドブースターMk-IIを分離可能。分離したブースターはコックピットブロックと合体する事で単独行動可能な戦闘機となる。バトル中にビルドガンダムMk-II本体が破壊されたとしてもブースターさえ生き残っていればルール上は戦闘を続行する事が可能。
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;[[ムーバブルフレーム|ムーバブル・フレーム]]
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:ベース機であるガンダムMk-IIに採用されている骨格構造。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
<!-- :武装名:説明 -->
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;[[ビームライフル]]Mk-II (ジェネレーター直結型)
;ビームライフルMk-II
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:ギャプランのムーバブル・シールド・バインダーを参考にして作られた主兵装。下記のビームライフルMk-IIをムーバブルシールドに装着した形態であり、ジェネレーターと直結されているため高い威力を誇る上、腕部への装着により広い攻撃範囲を有する。
:ビルドブースターMk-のII装備。ギャプランの装備を参考にして作られており両腕のムーバブルシールドについている。ジェネレーターと直結式で高い威力を誇る。また、シールドから外して両手で持って使う事も可能。
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:;ビームライフルMk-II
;ビームサーベル
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::ムーバブルシールドへの装着が可能なビームライフル。機体本体のセンサーが強化されているため狙撃用ライフルに肉薄する程の遠距離射撃が可能。一般的なビームライフルと同様、携行して使用する事も可能だが、その場合はエネルギー消費が大きく発射回数に制限が生じる。そのためライフル単体で使用される事はあまりない。
:バックパックに2基装備されている。元機と同等の物。
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:;ムーバブルシールド
;ムーバブルシールド
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::両腕に装備されている小型シールド。手に持つシールドよりも防御範囲が広くビームライフルMk-IIの装着も可能。シールドであるため防御も一応は可能だが、ビームライフルMk-IIを装着して使用する頻度が高いため過度に防御に使用する事は避けられている。
:両腕に装備されている。手に持つシールドよりも防御範囲も広くビームライフルMk-IIの装着も可能。
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;[[ビームサーベル]]
;バルカンポッドシステム、ビームライフル、ハイパーバズーカ、シールド
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:ベース機と同等の物をバックパックに2基装備。ブースターから高いパワー供給を受ける事で威力を向上させている。格闘戦を好む傾向にあるレイジにとって無くてはならない武器の1つ。
:元機の装備も装備可能となっている。
+
;バルカンポッドシステム / ビームライフル / ハイパーバズーカ / シールド
 
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:ベース機であるガンダムMk-IIの武装。本機のガンプラ(HG及びMG)に付属しており、装着が可能。『GBF』本編では未使用。
 
 
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
<!-- :内容:説明 -->
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=== ガンダムビルドファイターズ ===
;VS[[ガンダムDX]]
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;VS[[ガンダムダブルエックス]]
:世界大会予選決勝戦でバトルしている。大会常連で軍団の魔術師の異名を持つカトウがその名に恥じない12機のGXビットを使って来るも難なく全滅させてツインサテライトキャノンを撃とうとした隙をついて勝利している。尚、このバトルの中継を見ていた[[アイラ・ユルキアイネン]]は試合が始まってすぐに「'''白いガンプラが勝つ'''」と予見していた。
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:第7話より。世界大会予選決勝戦でバトルしている。大会常連で軍団の魔術師の異名を持つカトウがその名に恥じない12機のGXビットを使って来るも、難なく全滅させてツインサテライトキャノンを撃とうとした隙をついて勝利している。尚、このバトルの中継を見ていた[[アイラ・ユルキアイネン]]は試合が始まってすぐに「'''[[ララァ・スン|白いガンプラが勝つ]]'''」と予見していた。
 
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;VS[[アプサラスIII]]
;VS[[アプサラスⅢ]]
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:同じく7話より、[[ガンダムX魔王]]との共闘シーン。強靱なIフィールドやアッザムリーダーに苦戦を強いられるも、サテライトキャノンの直撃を受けた敵に肉薄して至近距離からビームを打ち込んで撃破した。
:[[ガンダムX魔王]]と共闘。強靱なIフィールドやアッザムリーダーに苦戦を強いられるも、サテライトキャノンの直撃を受けた敵に肉薄して至近距離からビームを打ち込んで撃破した。
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;VS[[ビギニングガンダム]]
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:第23話より。世界大会決勝戦の直前セレモニーにおいて設けられたフリーバトルエリアで、[[レイジ]]に対戦を挑んだ[[イオリ・セイ|セイ]]。大会以前はファイターとしての資質は低かったが、世界大会でレイジと共に戦う事でビルダーのみならずファイターとしての実力も現れ始めていた。しかし、本機と共に戦うセイはこれまでの評価を払拭するかの様にレイジに並ぶ実力で互角に戦い抜いており、レイジはおろか以前はバカにしていた[[サザキ・ススム|サザキ]]からもそれなりに評価されていた。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
<!-- :機体名:説明 -->
 
 
;[[ビルドストライクガンダム フルパッケージ]]
 
;[[ビルドストライクガンダム フルパッケージ]]
 
:ビルドブースターMk-IIはビルドブースターを発展させた物である。
 
:ビルドブースターMk-IIはビルドブースターを発展させた物である。
 
;[[スタービルドストライクガンダム]]
 
;[[スタービルドストライクガンダム]]
:世界大会用に製作された改修機。
+
:世界大会用に製作された改修機。また、本機と背部コネクタに互換性を持つ。
 
;[[ガンダムMk-II]]
 
;[[ガンダムMk-II]]
:元機
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:ベース機。「HGUC 1/144 [[スーパーガンダム]]」を使用している。本機はスーパーガンダムのコンセプトである「支援機により性能を飛躍的に高める」というコンセプトを発展させた機体となっている。
 
;[[ギャプラン]]
 
;[[ギャプラン]]
:装備の参考になっている。
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:ビルドブースターMk-IIを製作する際の参考にしている。
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;[[スーパーガンダム]]
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:ビルドブースターMk-IIはティターンズ版[[Gディフェンサー]]と言える機体であり、その事から本機はティターンズ版スーパーガンダムとも言える。
  
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== 余談 ==
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*本機のデザインを担当した海老川兼武氏によると、初期のラフ稿ではティターンズカラーだったとの事。ただ、主役機には似つかわしくなかった事からエゥーゴカラーへと変更されたようだ。上述したセイの設定はこれを反映したものなのだろう。
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**[https://twitter.com/KANETAKE/status/401303645074911233 参照ツイート]
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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=== [[ガンプラ]] ===
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== 資料リンク ==
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*[http://gundam-bf.net/2013/mechanics/05/ 『ガンダムビルドファイターズ』公式サイト:ビルドガンダムMk-II]
  
== 話題まとめ ==
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== リンク ==
<!-- *[[namazu:ビルドガンダムMk-II]] (全文検索結果) -->
+
*[[登場メカ]]
  
== 資料リンク ==
+
== 脚注 ==
<!-- *[[一覧:ビルドガンダムMk-II]] -->
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<references />
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  
== リンク ==
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{{DEFAULTSORT:ひるとかんたむMk-Ⅱ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
*[[登場メカ]]
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2024年1月26日 (金) 11:52時点における最新版

ビルドガンダムMk-II
外国語表記 Build Gundam Mk-II
登場作品 ガンダムビルドファイターズ
デザイナー 海老川兼武
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツガンプラ
型式番号 RX-178B
全高 18.5m(ビルダーの独自設定)
重量 78.6t(ビルダーの独自設定)
主動力 プラフスキー粒子
装甲材質 プラスチック
ビルダー イオリ・セイ
ファイター レイジ
イオリ・セイ
テンプレートを表示

概要 編集

イオリ・セイビルドストライクガンダムに続いて製作したガンプラレイジが特訓で不在の間に、セイがコツコツと制作をして完成させた。ベースキットには「HGUC 1/144 スーパーガンダム」に同梱[1]しているガンダムMk-IIが使用されている。

本機は「ガンダム世界にオリジナルの設定を持ち込む」事をコンセプトの一つとしており、セイによって「ティターンズでテスト機体として運用されていた為に存在が知られなかったガンダムMk-IIの幻の5号機でセンサー系を強化し、パックパックにギャプランを参考にして開発された強化ユニットを装備し、装甲やフレームに使われている素材が他のMk-IIが旧来規格の物であるのに対して本機は最新の物になっている」という内容の機体設定が設けられている。裏設定に等しい立ち位置にある4号機の設定を入れてくるあたりはさすがと言えるだろう。

本機の最大の特徴である強化ユニットはビルドストライク同様に分離、コックピットブロックと合体して独立稼動出来るビルドブースターMk-IIとして使う事が可能。言わばティターンズ版Gディフェンサーであり、合体時にはスーパーガンダムを越える性能を発揮する事ができる。また、ガンダムMk-II本体のコネクタだけでなく、ストライクガンダム系列のストライカーパック用コネクタとも互換性を持たせており、実際にスタービルドストライクとの合体も行う事ができる。本機は戦闘時においては、強化されたセンサーによるロングレンジでの射撃戦を得意としており、機体本体とブースターが分離してそれぞれが単独で活動する事により戦略の幅を大きく広げる事が可能となっている。

本機はベース機であるガンダムMk-IIと同様、ムーバブル・フレームが内蔵されており、本機の製作時に得たノウハウが、スタービルドストライクに採用されているRGシステムの開発に活かされている。

設定ではティターンズが開発したと言う事になっているが、エゥーゴカラーなのは「後にエゥーゴに奪取された」と塗装前の段階になって後付けしたためである。もう3機も奪ったんだから、少しぐらいティターンズに残してあげても良いのでは…そんな本機だが、セイとしてはティターンズカラーへの再塗装を予定しているとの事。ただ、大会の準備や他にも作りたいガンプラがある事から、追加改造の目処は立っていないようだ[2]

登場作品と操縦者編集

ガンダムビルドファイターズ
初登場作品。第1期OPから登場している。本編では第3話でセイがラフ画を描いており、第6話で実物が初登場した。
主にビルドストライクにダメージが発生した際の予備機としての活躍が多かったが、エリア予選決勝から世界大会開始までの間使用され、その間にあったコウサカ・チナべアッガイIIIを使った実戦練習にも用いられている。
スタービルドストライクが復帰してからは一度前線を退くが、レイジが手首を負傷している間はセイが本機を使用し、レイジの補助を受けながら使用してポイントを稼いでいた。
以降はセイの愛機となり、世界大会決勝戦の直前セレモニーや、巨大アリスタ突入戦で奮闘。最後はビルドブースターMk-IIを分離。切り離されたガンダムMk-II本体がアリスタからの放出粒子により壁面に叩きつけられ機能停止する中、セイの乗ったビルドブースターMk-IIはユニバースブースターを欠いたスタービルドストライクと合体。真の力を発揮したスタービルドストライク(BBMk-II)を生み出すことで、巨大アリスタ破壊に成功した。

装備・機能編集

特殊機能編集

分離
ビルドブースターMk-IIを分離可能。分離したブースターはコックピットブロックと合体する事で単独行動可能な戦闘機となる。バトル中にビルドガンダムMk-II本体が破壊されたとしてもブースターさえ生き残っていればルール上は戦闘を続行する事が可能。
ムーバブル・フレーム
ベース機であるガンダムMk-IIに採用されている骨格構造。

武装・必殺攻撃編集

ビームライフルMk-II (ジェネレーター直結型)
ギャプランのムーバブル・シールド・バインダーを参考にして作られた主兵装。下記のビームライフルMk-IIをムーバブルシールドに装着した形態であり、ジェネレーターと直結されているため高い威力を誇る上、腕部への装着により広い攻撃範囲を有する。
ビームライフルMk-II
ムーバブルシールドへの装着が可能なビームライフル。機体本体のセンサーが強化されているため狙撃用ライフルに肉薄する程の遠距離射撃が可能。一般的なビームライフルと同様、携行して使用する事も可能だが、その場合はエネルギー消費が大きく発射回数に制限が生じる。そのためライフル単体で使用される事はあまりない。
ムーバブルシールド
両腕に装備されている小型シールド。手に持つシールドよりも防御範囲が広くビームライフルMk-IIの装着も可能。シールドであるため防御も一応は可能だが、ビームライフルMk-IIを装着して使用する頻度が高いため過度に防御に使用する事は避けられている。
ビームサーベル
ベース機と同等の物をバックパックに2基装備。ブースターから高いパワー供給を受ける事で威力を向上させている。格闘戦を好む傾向にあるレイジにとって無くてはならない武器の1つ。
バルカンポッドシステム / ビームライフル / ハイパーバズーカ / シールド
ベース機であるガンダムMk-IIの武装。本機のガンプラ(HG及びMG)に付属しており、装着が可能。『GBF』本編では未使用。

対決・名場面編集

ガンダムビルドファイターズ 編集

VSガンダムダブルエックス
第7話より。世界大会予選決勝戦でバトルしている。大会常連で軍団の魔術師の異名を持つカトウがその名に恥じない12機のGXビットを使って来るも、難なく全滅させてツインサテライトキャノンを撃とうとした隙をついて勝利している。尚、このバトルの中継を見ていたアイラ・ユルキアイネンは試合が始まってすぐに「白いガンプラが勝つ」と予見していた。
VSアプサラスIII
同じく7話より、ガンダムX魔王との共闘シーン。強靱なIフィールドやアッザムリーダーに苦戦を強いられるも、サテライトキャノンの直撃を受けた敵に肉薄して至近距離からビームを打ち込んで撃破した。
VSビギニングガンダム
第23話より。世界大会決勝戦の直前セレモニーにおいて設けられたフリーバトルエリアで、レイジに対戦を挑んだセイ。大会以前はファイターとしての資質は低かったが、世界大会でレイジと共に戦う事でビルダーのみならずファイターとしての実力も現れ始めていた。しかし、本機と共に戦うセイはこれまでの評価を払拭するかの様にレイジに並ぶ実力で互角に戦い抜いており、レイジはおろか以前はバカにしていたサザキからもそれなりに評価されていた。

関連機体編集

ビルドストライクガンダム フルパッケージ
ビルドブースターMk-IIはビルドブースターを発展させた物である。
スタービルドストライクガンダム
世界大会用に製作された改修機。また、本機と背部コネクタに互換性を持つ。
ガンダムMk-II
ベース機。「HGUC 1/144 スーパーガンダム」を使用している。本機はスーパーガンダムのコンセプトである「支援機により性能を飛躍的に高める」というコンセプトを発展させた機体となっている。
ギャプラン
ビルドブースターMk-IIを製作する際の参考にしている。
スーパーガンダム
ビルドブースターMk-IIはティターンズ版Gディフェンサーと言える機体であり、その事から本機はティターンズ版スーパーガンダムとも言える。

余談編集

  • 本機のデザインを担当した海老川兼武氏によると、初期のラフ稿ではティターンズカラーだったとの事。ただ、主役機には似つかわしくなかった事からエゥーゴカラーへと変更されたようだ。上述したセイの設定はこれを反映したものなのだろう。

商品情報編集

ガンプラ編集

資料リンク 編集

リンク編集

脚注編集

  1. HGUCでは当初、エゥーゴカラーのMk-IIは単体売りされておらず、REVIVE版が出るまではスーパーガンダムやフライングアーマーとセットのキットを購入する必要があった。
  2. 「MG 1/100 ビルドガンダムMk-II」説明書より