「ガンダムキュリオス ガスト」の版間の差分
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+ | :GNZシリーズの機体。脚部に大型ブースターを外装する形態が影響を与えたとされている。 | ||
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2024年12月24日 (火) 14:49時点における最新版
ガンダムキュリオス ガスト | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Kyrios Gust |
登場作品 | |
デザイナー |
|
スペック | |
---|---|
分類 | 高々度戦闘用装備追加型モビルスーツ (第3世代ガンダム) |
生産形態 | ワンオフ機 / 装備バリエーション |
型式番号 | GN-003/af-G02 |
全長 | 47.7m (飛行形態) |
全高 | 31.2m |
全幅 | 20.8m (飛行形態) |
総重量 | 84.2t |
装備重量 | 29.4t |
主動力 | GNドライヴ |
装甲材質 | Eカーボン |
素体 | ガンダムキュリオス |
開発組織 | ソレスタルビーイング |
所属 | ソレスタルビーイング |
主なパイロット | アレルヤ・ハプティズム |
概要編集
ガンダムキュリオスに高高度戦闘用装備の追加ユニット「ガスト」を装備した形態。型式番号の「af」は「大気圏用戦闘機 (atmosphere fighter」を意味し、「G02」は「突風 (Gust)」シリーズの2型という意味となっている。
「ガスト」は広域大気圏内での戦闘を想定した装備で、変形機構を維持したままキュリオスに高い機動性と遠距離攻撃能力を付与する。想定された運用範囲は、高度0kmの地上から600kmの熱圏をも越えて、大気層の全てを含む。前後のスカートアーマーは推進器と搭載した物に換装され、脚部にも大型GNバーニアユニットが装備された。大型GNバーニアユニットはガンダムの中で最も強力な推力を持ち、消費GN粒子量を抑えるために非常に高度な空力設計が行われている。これらの装備により、通常ガンダムでは不可能な単独での大気圏離脱も可能となっている。兵装も遠距離攻撃を可能とするためにGNロングバレルキャノンに変更され、機首ユニットも高性能複合センサーを搭載した大型の物に変更された。
MS形態でも広域大気圏内戦闘と超遠距離射撃に対応しているが、その性能を十全に発揮するのは飛行形態であると言える。一般的な戦闘機としては扱いづらいサイズではあるが、空力を強く意識したフォルム、大推力GNバーニア群のベクトルの統一、機首の高性能複合センサーとGNロングバレルキャノンと同調といった設計は、GNドライヴ式高速戦闘機の完成形の一端を示していた。
高性能な機体ではあるが、基本的には特殊ミッション用の装備であった。これはキュリオスの軽快な運動性や陸戦能力が失われる他、機密漏洩を避けるため安易な追加パーツのパージができず、変形時に機体にかかる負荷が大きいなどの理由があった。そのため多用途性に優れる上、使い捨てしても問題ないテールコンテナや通常装備が多用された。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム00V
- 出典元。Vol.006で機体解説が行われた。
「流星の夜 (メテオーアナハト)」と呼ばれるユニオンの資源衛星落下事故の際にアレルヤ・ハプティズムが搭乗し、ガンダムデュナメスと共に落下してくる破片を破砕していた。 - 機動戦士ガンダム00V戦記
- MISSION 002のショートストーリーが上記のエピソードを題材にしており、より詳細な活躍が描写されている。ソレスタルビーイングの武力介入開始から数か月後に発生した上記の事故で、地球に向かって落下を始めた資源衛星(実際にはソレスタルビーイングの秘密倉庫の1つ)を破壊すべくガンダム アヴァランチエクシアダッシュや超高高度射撃銃装備のデュナメスと共に出撃。デュナメスと共に地上に降り、エクシアによって細断された破片を変形機能を駆使して次々と破砕し、地上への被害を食い止めた。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 変形
- 飛行形態への変形が可能。変形自体は通常装備と同様にスムーズに行えるが、過酷な環境での使用を想定した本装備では負荷が大きい。
武装・必殺攻撃編集
- GNロングバレルキャノン
- 本機の主兵装となる長砲身ビーム砲。通常装備されるGNビームサブマシンガンが威力よりも連射性を優先しているのに対して、本装備は不安定な大気層において超遠距離射撃を的確に命中させることに主眼が置かれている。飛行形態時には機首部センサーと同調し、さらに高い命中精度を発揮する。
- GNビームサーベル
- 2本装備された第3世代ガンダム共通のビームサーベル。リアスカートが換装されているため、装備位置は不明。