差分

14 バイト追加 、 2022年7月15日 (金) 00:32
編集の要約なし
34行目: 34行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[袖付き]]が[[地球]]侵攻任務に備えて[[アナハイム・エレクトロニクス社]]に委託開発させた[[ギラ・ズール]]をベースとした水陸両用機。[[第二次ネオ・ジオン抗争]]以後、[[ネオ・ジオン]]は汎用機のみで対応する方策が採られていたが、袖付きの主力機であるギラ・ズールの総合性能が極めて良好で[[ジオン軍|旧公国軍]]の名機[[ザクII]]に近しいコンセプトを有していたことから、ギラ・ズールをベースとした局地専用機の開発案が複数提示され、その中の1つがこのゼー・ズールである。
+
[[袖付き]]が[[地球]]侵攻任務に備えて[[アナハイム・エレクトロニクス社]]に委託開発させた[[ギラ・ズール]]をベースとした水陸両用機。
   −
基本フレームはギラ・ズールと同一だが、内装部品は大気圏内での運用に限定された物に改められている。宇宙での水陸両用機という明らかに矛盾する要求を満たすために、旧公国軍で培われた水陸両用機の運用データが大いに活かされており、各種水中装備が追加されている。背部のハイドロジェット推進器に加え、首回りのバラスト・タンク、胸部のベスト状潜水装置、脚部の足ヒレ状のフィンなど、従来の水陸両用機よりも洗練された装備が各所に取り付けられている。また、防水処理施工やある程度の耐水圧性を有する外装も施されており、水中での長時間行動と高い機動性能を付加させている。
+
[[第二次ネオ・ジオン抗争]]以後、[[ネオ・ジオン]]は汎用機のみで対応する方策が採られていた。しかし、袖付きの主力機であるギラ・ズールの総合性能が極めて良好で[[ジオン軍|旧公国軍]]の名機[[ザクII]]に近しいコンセプトを有していたことから、ギラ・ズールをベースとした局地専用機の開発案が複数提示され、その中の1つがこのゼー・ズールである。
 +
 
 +
基本フレームはギラ・ズールと同一だが、内装部品は大気圏内での運用に限定された物に改められている。宇宙での水陸両用機開発という明らかに矛盾する要求を満たすために、旧公国軍で培われた水陸両用機の運用データが大いに活かされており、各種水中装備が追加されている。背部のハイドロジェット推進器に加え、首回りのバラスト・タンク、胸部のベスト状潜水装置、脚部の足ヒレ状のフィンなど、従来の水陸両用機よりも洗練された装備が各所に取り付けられている。また、防水処理施工やある程度の耐水圧性を有する外装も施されており、水中での長時間行動と高い機動性能を付加させている。
    
上陸後は速やかにハイドロジェット推進器と脚部のフィンをパージ可能な構造で、デッドウェイトを廃することでベースとなったギラ・ズールを遥かに超えた陸戦性能を発揮する。ちなみに本機のバックパックはハイドロジェット推進器の装着を前提としているため、ザクIIを連想させるシンプルな仕様に改められている。武装類はその独特な携行方法から本機のシルエットを人型から異形へと変質させ、個性的な水陸両用機の正当な後継機種であるかのような錯覚を引き起こす。
 
上陸後は速やかにハイドロジェット推進器と脚部のフィンをパージ可能な構造で、デッドウェイトを廃することでベースとなったギラ・ズールを遥かに超えた陸戦性能を発揮する。ちなみに本機のバックパックはハイドロジェット推進器の装着を前提としているため、ザクIIを連想させるシンプルな仕様に改められている。武装類はその独特な携行方法から本機のシルエットを人型から異形へと変質させ、個性的な水陸両用機の正当な後継機種であるかのような錯覚を引き起こす。
67行目: 69行目:  
::銃身各部にアドオン式で装備されている擲弾発射器。
 
::銃身各部にアドオン式で装備されている擲弾発射器。
 
;ヒート・ソード
 
;ヒート・ソード
:[[テッセラ・マッセラ]]機が[[ゾゴック (残党軍機)]]から受け取り使用した加熱式実体剣。
+
:[[アヴリル・ゼック]]機が[[ゾゴック (残党軍機)]]から受け取り使用した加熱式実体剣。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
4,240

回編集