「ビッグトレー級」の版間の差分
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:両舷のバルジと艦後方に1門ずつ搭載。艦首の砲と異なり通常型の砲塔を採用しているうえに射界が広い。 | :両舷のバルジと艦後方に1門ずつ搭載。艦首の砲と異なり通常型の砲塔を採用しているうえに射界が広い。 | ||
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2023年12月23日 (土) 21:21時点における最新版
ビッグトレー級 | |
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外国語表記 | BIG TRAY |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
分類 | 陸戦艇(陸上戦艦) |
艦級 | ビッグトレー級 |
全長 | 215m |
全高 | 85m |
全幅 | 134m |
推進機関 | 熱核ジェットエンジン(ホバークラフト) |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
概要編集
地球連邦軍が地上で運用する陸戦艇。一年戦争以前から地球全域をカバーしきれない連邦軍基地の能力を補う為に開発された。戦略原潜並みの機能を内包しており、主に将官クラスの高級将校が乗艦し、大規模攻勢や拠点防衛における前線司令部として機能する。
長方形の船体の前方に大型の艦橋を備え、四方に大口径の火砲を配置しており、その姿から「陸上戦艦」とも呼ばれている。編成上は戦艦として扱われるが、陸軍の慣例により艦の指揮者は艦長や艇長ではなく「車長」と呼ばれ、主に大佐が任命される。
推進は熱核ジェットエンジンによるホバークラフト方式であり、陸上のみならず、水上での航行も可能。艦橋上面には小型航空機用の飛行甲板を有し、VTOL機やヘリコプター等を運用出来る。加えて、随伴車両の修理設備も有する。
戦艦並みの火力を備える一方、小口径砲や対空火器に乏しく、対空・対MS戦には適さない[1]。そのため、主に後方からの指揮や火力支援に用いられる事が多い。
同型艦編集
- バターン
- オデッサ作戦時の旗艦。レビル将軍の座乗艦。『THE ORIGIN』では1番艦とされている。
- マルケッティア
- 同じくオデッサ作戦に参加した艦。エルラン中将の乗艦。エルランがスパイ行為発覚によって逮捕された後は、副官が代わって指揮を採った。
- 名称不明艦(極東方面配備)
- 極東方面に配備され、ラサ基地攻略に投入された艦。艦首の固定砲がメガ粒子砲になっているのが特徴。イーサン・ライヤーやコジマが乗艦していたが撃墜される寸前のアプサラスIIIが放ったメガ粒子砲が艦橋に直撃、大破している。
- クィーンタートル
- 『刻に抗いし者』に登場。一年戦争の殊勲艦とされるが、ケラウノスの夜襲に遭い大破した。
- モルトケ
- 『THE ORIGIN』に登場した2番艦。バターンと共にオデッサ作戦に参加している。劇場版『ククルス・ドアンの島』ではベルファストでドック入りしている様子が描かれている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム
- 初登場作品。オデッサ作戦前後とジャブロー防衛戦において登場。レビルやエルランなどが乗艦する大型の移動司令部として描かれているほか、ジャブロー地上の密林にも1隻が配備されている。
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 終盤のラサ基地攻略戦の作戦本部となる艦が登場。アプサラスIIIの攻撃によって消滅。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
- オデッサ作戦時、ヘビィ・フォーク級とともに第4打撃部隊を構成し、大火力によってトーチカを潰すなど友軍を支援した。しかし、弾着点で視界不良が発生したことで前線の陸戦型ジムなどが罠に嵌るきっかけを作ってしまう場面もあった。
装備・機能編集
機能編集
- VTOL発着スポット
- 艦橋上部にドラゴン・フライなどのVTOL機を発着させられる。
武装編集
- 艦首大型砲
- 艦首下部に単装砲を2門搭載された大型攻城砲。口径は大きいものの、射角は固定されている。
- メガ粒子砲
- 『08小隊』と『重力戦線』に登場した艦が搭載。大型砲をメガ粒子砲に換装している。
- 三連装大型砲
- 両舷のバルジと艦後方に1門ずつ搭載。艦首の砲と異なり通常型の砲塔を採用しているうえに射界が広い。
- 対空機銃
- 『MS戦線 0079外伝』に登場した艦に大量に増設された近接防御火器。
対決・名場面編集
関連機体編集
リンク編集
脚注編集
- ↑ 漫画『MS戦線 0079外伝』では対空機銃を大量に増設した艦も登場している