差分

編集の要約なし
4行目: 4行目:  
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムSEED]]
 
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムSEED]]
 
| デザイン = 大河原邦男
 
| デザイン = 大河原邦男
}}
+
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
    
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 +
| 分類 = 支援用試作型[[モビルスーツ]]
 +
| 生産形態 = 試作機
 
| 型式番号 = GAT-X103
 
| 型式番号 = GAT-X103
| 分類 = 支援用試作型[[モビルスーツ]]
+
| 頭頂高 =  
| 装甲材質 = [[フェイズシフト装甲]]
   
| 全高 = 18.86m
 
| 全高 = 18.86m
 
| 重量 = 84.20t
 
| 重量 = 84.20t
 +
| 本体重量 =
 +
| 全備重量 =
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
| 開発組織 = [[モルゲンレーテ社]]
+
| ジェネレーター出力 =
| 所属 = [[地球連合軍]] ⇒ [[ザフト軍]] ⇒ [[地球連合軍]] ⇒ [[オーブ軍]] [[三国同盟]]
+
| スラスター総推力 =
 +
| 装甲材質 = [[フェイズシフト装甲]]
 +
| センサー有効半径 =
 +
| 開発組織 = [[地球連合軍]] ([[大西洋連邦]])<br/>[[モルゲンレーテ社]]
 +
| 所属 = [[地球連合軍]] ⇒ [[ザフト軍]] (奪取) ⇒ [[オーブ軍]] ([[三国同盟]])
 +
| 所属組織 =
 +
| 所属部隊 =
 +
| 母艦 =
 
| 主なパイロット = [[ディアッカ・エルスマン]]
 
| 主なパイロット = [[ディアッカ・エルスマン]]
}}
+
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
   −
==概要==
+
== 概要 ==
 
[[モルゲンレーテ社]]が開発した[[地球連合軍]]の[[モビルスーツ]]群「GAT-Xシリーズ」の内、中・長距離の攻撃に主眼を置いた重火力タイプ。[[デュエルガンダム|デュエル]]、[[ストライクガンダム|ストライク]]と共にX-100系フレームを採用した機体である。
 
[[モルゲンレーテ社]]が開発した[[地球連合軍]]の[[モビルスーツ]]群「GAT-Xシリーズ」の内、中・長距離の攻撃に主眼を置いた重火力タイプ。[[デュエルガンダム|デュエル]]、[[ストライクガンダム|ストライク]]と共にX-100系フレームを採用した機体である。
    
[[ザフト軍|ザフト]]に対しビーム兵器技術で一歩リードしていた連合は、5機のGすべてに携行用ビーム砲である[[ビームライフル]]を装備しており、その中でバスターに求められたのは、MSとしての高い機動力を持ちながら戦艦以上の破壊力を有する事であった。そのために砲撃系に特化した機能を付与され、アウトレンジからの船舶、要塞拠点などの破壊や後方支援を主とする機体となった。
 
[[ザフト軍|ザフト]]に対しビーム兵器技術で一歩リードしていた連合は、5機のGすべてに携行用ビーム砲である[[ビームライフル]]を装備しており、その中でバスターに求められたのは、MSとしての高い機動力を持ちながら戦艦以上の破壊力を有する事であった。そのために砲撃系に特化した機能を付与され、アウトレンジからの船舶、要塞拠点などの破壊や後方支援を主とする機体となった。
   −
バスターはその機体の性質上、本来のエネルギージェネレーターの他にランチャー/ライフル用のサブジェネレーターを有し、短時間での[[フェイズシフト装甲]]のダウンを防いでいる。主兵装の94ミリ高エネルギー収束火線ライフルと350ミリガンランチャーは腰部アームに接続され、銃口と銃後部を前後に連結させる事によりサブ出力を直結させ、それぞれの威力を倍化させる事ができる(ただし、バレル自体にかかる負荷も増すため、この状態でのこの状態での短時間連射は不可能である)。これらの武装は他の機体に貸し与えることもでき、移動する武器庫としての運用も想定していた。
+
バスターはその機体の性質上、本来のエネルギージェネレーターの他にランチャー/ライフル用のサブジェネレーターを有し、短時間での[[フェイズシフト装甲]]のダウンを防いでいる。主兵装の94ミリ高エネルギー収束火線ライフルと350ミリガンランチャーは腰部アームに接続され、銃口と銃後部を前後に連結させる事によりサブ出力を直結させ、それぞれの威力を倍化させる事ができる(ただし、バレル自体にかかる負荷も増すため、この状態での短時間連射は不可能である)。これらの武装は他の機体に貸し与えることもでき、移動する武器庫としての運用も想定していた。
    
バスターは砲撃戦に特化して設計された機体であり、運用時は敵から距離を取る事が基本となっていたが、ザフトに奪取された後の運用では、パイロットがオールレンジを得意としたためか、接近戦も行う事も多く、基本性能の高さから近距離での格闘戦も十分に行える事が証明されている。
 
バスターは砲撃戦に特化して設計された機体であり、運用時は敵から距離を取る事が基本となっていたが、ザフトに奪取された後の運用では、パイロットがオールレンジを得意としたためか、接近戦も行う事も多く、基本性能の高さから近距離での格闘戦も十分に行える事が証明されている。
32行目: 42行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
:初登場作品[[ヘリオポリス]]で[[ザフト軍]][[クルーゼ隊]]に強奪され、[[ディアッカ・エルスマン]]の愛機となった。しかし、当初は後方支援用の機体というコンセプトを理解していなかったのかパイロットの性格のせいか、本機で戦闘の最前線に出て来て[[ストライクガンダム]]と交戦する事も多かった。その後はストライクは[[イザーク・ジュール|イザーク]]の[[デュエルガンダム]]に任せ、[[アークエンジェル]]を狙った。大気圏ギリギリで仕掛けた際にデュエルと共に地球に降下し、砂漠にてバルドフェルド隊と共にアークエンジェルと交戦し、その後も幾度もアークエンジェルに仕掛けている。そしてオーブ近海の戦闘で[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]の駆る[[スカイグラスパー]]に撃墜され、投降。そのままアークエンジェルに回収されたままアークエンジェルが地球軍を離反し、オーブに身を寄せた際にモルゲンレーテ社に搬入され、修復。オーブ開放作戦時にディアッカが再び乗り込んでアークエンジェルに協力した。それ以降、アークエンジェルの艦載機となり、コロニーメンデルやヤキン・ドゥーエ攻防戦ではピースメイカー隊の核ミサイル迎撃などで活躍したが(スペシャルエディションIIIでは[[レイダーガンダム]]を撃墜するという戦果も挙げている)、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で[[プロヴィデンスガンダム]]と交戦。ドラグーン・システムで一方的に攻撃を受け、中破。その後、武器を失ったイザークのデュエルに超高インパルス長射程狙撃ライフルを貸し与え、レイダーの撃破に貢献した。
+
:初登場作品。[[ヘリオポリス]]で[[ザフト軍]][[クルーゼ隊]]に強奪され、[[ディアッカ・エルスマン]]の愛機となった。しかし、当初は後方支援用の機体というコンセプトを理解していなかったのかパイロットの性格のせいか、本機で戦闘の最前線に出て来て[[ストライクガンダム]]と交戦する事も多かった。その後はストライクは[[イザーク・ジュール|イザーク]]の[[デュエルガンダム]]に任せ、[[アークエンジェル]]を狙った。大気圏ギリギリで仕掛けた際にデュエルと共に地球に降下し、砂漠にてバルドフェルド隊と共にアークエンジェルと交戦し、その後も幾度もアークエンジェルに仕掛けている。そしてオーブ近海の戦闘で[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]の駆る[[スカイグラスパー]]に撃墜され、投降。そのままアークエンジェルに回収されたままアークエンジェルが地球軍を離反し、オーブに身を寄せた際にモルゲンレーテ社に搬入され、修復。オーブ開放作戦時にディアッカが再び乗り込んでアークエンジェルに協力した。それ以降、アークエンジェルの艦載機となり、コロニーメンデルやヤキン・ドゥーエ攻防戦ではピースメイカー隊の核ミサイル迎撃などで活躍したが(スペシャルエディションIIIでは[[レイダーガンダム]]を撃墜するという戦果も挙げている)、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で[[プロヴィデンスガンダム]]と交戦。ドラグーン・システムで一方的に攻撃を受け、中破。その後、武器を失ったイザークのデュエルに超高インパルス長射程狙撃ライフルを貸し与え、レイダーの撃破に貢献した。
 +
;機動戦士ガンダムSEED RGB
 +
:[[第1次連合・プラント大戦]]後にデュエルと共に連合に返還され、博物館入りしているイラストとショートストーリーが掲載されている。しかし、後の『[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM|SEED FREEDOM]]』にザフトが保管していた改修機、[[ライトニングバスターガンダム]]が登場したため、公式設定にはならなかった模様。
 +
;[[ガンダムビルドダイバーズ]]
 +
:[[第七機甲師団]]の所属機として[[ヘビーガンダム]]カラーの機体が登場。プロローグなどに登場している。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
   
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[フェイズシフト装甲]]
 
;[[フェイズシフト装甲]]
56行目: 69行目:     
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
=== 装備バリエーション ===
 +
;[[バスターガンダム 水中戦用装備]]
 +
:『SEED Re:』に登場する強化形態。[[グーン]]と[[ゾノ]]のパーツを使用した追加装備により、潜航機能が付加されている。
 +
 +
=== 改修機・強化型 ===
 +
;[[ライトニングバスターガンダム]]
 +
:ザフトがバスターを秘密裏に改修した機体。武装の強化に加えて核動力の搭載が行われている。
 
;[[ヴェルデバスター]]
 
;[[ヴェルデバスター]]
 
:「[[アクタイオン・プロジェクト]]」によって再設計されたバスターの改修機。
 
:「[[アクタイオン・プロジェクト]]」によって再設計されたバスターの改修機。
 
;[[ヘイルバスターガンダム]]
 
;[[ヘイルバスターガンダム]]
:ライブラリアンが独自に改修したバスター。
+
:ライブラリアンが独自に改修したバスター。砲撃用装備がストライカーパック化している。
;[[デュエルガンダム]]/[[ストライクガンダム]]
+
 
:同じX100系のフレームを採用した機体。
+
=== 系列機・派生機 ===
 +
;[[デュエルガンダム]] / [[ストライクガンダム]]
 +
:本機と同じくX100系のフレームを採用した機体群。
 
;[[カラミティガンダム]]
 
;[[カラミティガンダム]]
:バスターの系譜に連なる、実質的な後継機。
+
:X-100系フレームを採用した第2期GAT-Xシリーズ。本機のコンセプトを継承した実質的な後継機。
 +
 
 +
=== 技術的関与のある機体 ===
 
;[[バスターダガー]]
 
;[[バスターダガー]]
:[[105ダガー|ダガー]]をベースにした、バスターの量産仕様機。
+
:[[105ダガー]]をベースにした、バスターの量産仕様機。
 +
<!-- == 余談 == -->
 +
<!-- *説明 -->
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 +
<!-- === [[ガンプラ]] === -->
 +
<!-- === フィギュア === -->
 +
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 
<amazon>B00030EUGM</amazon>
 
<amazon>B00030EUGM</amazon>
 
<amazon>B00030EUL2</amazon>
 
<amazon>B00030EUL2</amazon>
75行目: 105行目:  
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
{{DEFAULTSORT:はすたあかんたむ}}
+
 
 +
<!-- == 脚注 == -->
 +
<!-- <references /> -->
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 +
 
 +
{{DEFAULTSORT:はすたあかんたむ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->