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| 放送期間 = 2023年1月15日~ (TVエディション)
| 公開日 = 2021年5月21日予定
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| 公開日 = 2021年6月11日 (第1部)
 
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小説『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』の続編として富野由悠季監督自らが執筆した小説作品。[[ブライト・ノア]]の息子[[ハサウェイ・ノア]]を主人公とし、彼が反地球連邦組織「[[マフティー・ナビーユ・エリン]](マフティー)」の指導者となり腐敗した[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]を打倒するための戦いが描かれる。
 
小説『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』の続編として富野由悠季監督自らが執筆した小説作品。[[ブライト・ノア]]の息子[[ハサウェイ・ノア]]を主人公とし、彼が反地球連邦組織「[[マフティー・ナビーユ・エリン]](マフティー)」の指導者となり腐敗した[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]を打倒するための戦いが描かれる。
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2018年秋に『UC NexT 0100』の第二弾として映画化が発表され、映画の公開日は発表当初は2020年7月23日を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により2021年5月21日に公開延期となった。劇場公開に前後する形で2021年4月26日発売の漫画誌「[[月刊ガンダムエース]]」6月号においてもコミカライズ版が連載を開始している。
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2018年秋に『UC NexT 0100』の第二弾として映画化が発表され、第1部の公開日は発表当初は2020年7月23日を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により度重なる公開延期<ref>「2020年7月23日 ⇒ 2021年5月7日 ⇒ 5月21日 ⇒ 6月11日」の計3回</ref>に見舞われ、1年近く経った2021年6月11日にようやく公開に至った。劇場公開に前後する形で2021年4月26日発売の漫画誌「[[月刊ガンダムエース]]」6月号においてもコミカライズ版が連載を開始している。
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小説および漫画版は上述した通り『ベルチル』の続編であり、劇場作品『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』とは設定面で一部が異なる<ref>『ベルチル』において[[クェス・パラヤ]]に止めを刺したのがハサウェイ本人である点など</ref>。そのため、『逆シャア』基準となる作品との矛盾点も存在するが、『[[機動戦士ガンダムUC]]』の公式Twitterでは、UCの後は閃光のハサウェイが来ると認めており、劇場版『閃ハサ』も公式で「逆襲のシャアの続編」とアピールしている。
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小説および漫画版は上述した通り『ベルチル』の続編であり、劇場作品『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』とは設定面で一部が異なる<ref>『ベルチル』において[[クェス・パラヤ]]に止めを刺したのがハサウェイ本人である点など</ref>。そのため、『逆シャア』基準となる作品との矛盾点も存在するが、[[マフティー動乱]]自体は[[宇宙世紀]]公式年表に実際に起きた出来事として記述されている他、『[[機動戦士ガンダムUC]]』の公式Twitterでは、UCの後は閃光のハサウェイが来ると認めており、劇場版『閃ハサ』も公式側が「逆襲のシャアの続編」とアピールしている。
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メカニックデザインが原作小説のイラストとゲーム作品の設定画で大きく異なるのが特徴の作品でもあり、更に劇場版でも主役機である[[Ξガンダム]]などのデザインが変更されている。なお、漫画版ではΞガンダムをゲーム版デザインに、それ以外のメカを原作小説版デザインで作画する演出が取られている他、キャラクターデザインに関してもクワック・サルヴァーなどの容姿が初めて設定された。
    
==ストーリー==
 
==ストーリー==
[[第二次ネオ・ジオン抗争]]から10年以上の後。[[宇宙世紀]]も1世紀が過ぎたが、[[スペースコロニー]]に暮らす人々と地球に住む特権階級の確執は、ますます激しくなっていた。そんな中、反地球連邦政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン(マフティー)」は、宇宙移民者の声を代弁し、連邦政府高官の暗殺を企む。
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[[第二次ネオ・ジオン抗争]]から12年の月日が経った[[宇宙世紀]]105年――。
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[[シャア・アズナブル]]の反乱をくぐり抜けた、連邦軍第13独立艦隊[[ブライト・ノア]]大佐の息子[[ハサウェイ・ノア]]、マフティー打倒の尖兵である連邦軍キルケー部隊大佐[[ケネス・スレッグ]]。そして、2人の前に現れた少女[[ギギ・アンダルシア]]。彼達を中心に、悲劇の幕は上がる…。
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宇宙世紀の始まりから1世紀が過ぎてもなお、[[スペースコロニー]]に暮らす人々と地球に住む特権階級の確執は激しさを増していき、いつしか民間人を宇宙へ強制連行する政策の制定により「マン・ハンター」による非人道的な人狩りが横行。連邦政府の腐敗は衰える事を知らなかった。そんな中、反地球連邦政府組織「マフティー」は、宇宙移民者の声を代弁し、連邦政府高官の暗殺を企む。
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そのリーダーである「マフティー・ナビーユ・エリン」こと、[[シャア・アズナブル]]の反乱をくぐり抜けた連邦軍第13独立艦隊[[ブライト・ノア]]大佐の息子[[ハサウェイ・ノア]]、マフティー打倒の尖兵である連邦軍キルケー部隊大佐[[ケネス・スレッグ]]。そして、2人の前に現れた少女[[ギギ・アンダルシア]]。彼達を中心に、悲劇の幕は上がる…。
    
==登場人物==
 
==登場人物==
 
=== 主要キャラクタ ー===
 
=== 主要キャラクタ ー===
 
;[[マフティー・ナビーユ・エリン]]([[ハサウェイ・ノア]])
 
;[[マフティー・ナビーユ・エリン]]([[ハサウェイ・ノア]])
:本作の主人公。
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:本作の主人公。ブライト・ノアの息子という立場でありつつ、反地球連邦組織マフティーの指導者マフティー・ナビーユ・エリンとして、連邦政府の腐敗を討つべくΞガンダムで奮戦する。
 
;[[ギギ・アンダルシア]]
 
;[[ギギ・アンダルシア]]
 
:ヒロイン。大富豪の愛人で、予言めいたことを言い、未来のことを当てる不思議な能力を持つ。
 
:ヒロイン。大富豪の愛人で、予言めいたことを言い、未来のことを当てる不思議な能力を持つ。
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:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]キンバレー部隊(後に彼自身によって「キルケー部隊」に改名)の司令官。
 
:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]キンバレー部隊(後に彼自身によって「キルケー部隊」に改名)の司令官。
 
;[[レーン・エイム]]
 
;[[レーン・エイム]]
:キルケー部隊に所属する若きパイロットで、ペーネロペーに搭乗し、ハサウェイの前に立ちはだかる。
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:キルケー部隊に所属する若きパイロット。ペーネロペーに搭乗し、ハサウェイの前に立ちはだかる。
    
=== [[マフティー]] ===
 
=== [[マフティー]] ===
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[メイス・フラゥワー]]
 
;[[メイス・フラゥワー]]
:
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:ハウンゼンの客室乗務員。
 
;[[ハンドリー・ヨクサン]]
 
;[[ハンドリー・ヨクサン]]
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:マン・ハンターを従える刑事警察機構の長官。
 
;[[クェス・パラヤ]](精神体)
 
;[[クェス・パラヤ]](精神体)
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:かつてシャアの反乱の際にハサウェイが惹かれた少女。故人。ハサウェイの悪夢の中に現れ、彼を罵る。
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;[[ハイジャッカー]]
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:作中冒頭でハウンゼンをハイジャックした武装グループ。顔をジャック・ オー・ランタンなどの被り物で隠して自分らをマフティーと偽り、身代金を要求する。
    
==登場メカ==
 
==登場メカ==
;「*」は劇場版で登場する機体。
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;「*」は劇場版、「**」は漫画版で登場する機体。
 
=== マフティー ===
 
=== マフティー ===
 
;*[[Ξガンダム]]
 
;*[[Ξガンダム]]
 
;*[[メッサー]]
 
;*[[メッサー]]
:;*メッサーF01型*
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:;*メッサーF01型 *
:;*メッサーF02型*
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:;*メッサーF02型 *
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::;*メッサーF02型 マインレイヤー装備 *
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:;*メッサーF型指揮官機 ネイキッド *
 
;*[[ギャルセゾン]]
 
;*[[ギャルセゾン]]
 
;*[[カーゴ・ピサ]]
 
;*[[カーゴ・ピサ]]
;*[[ヴァリアント]]
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;*[[ヴァリアント (閃ハサ)|ヴァリアント]]
    
=== 地球連邦軍 ===
 
=== 地球連邦軍 ===
 
;*[[ペーネロペー]]([[オデュッセウスガンダム]])
 
;*[[ペーネロペー]]([[オデュッセウスガンダム]])
;*[[グスタフ・カール]] / [[ドーラ・カール]]
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;*[[グスタフ・カール]]
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:;*ドーラ・カール
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:;*グスタフ・カール00型 *
 
;*[[ケッサリア]]
 
;*[[ケッサリア]]
 
;*[[ラー・カイラム]]
 
;*[[ラー・カイラム]]
;*[[ジェガン]]*
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;*[[ジェガン]] *
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:;*[[陸戦用ジェガンA型]] *
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:;*[[陸戦用ジェガンA型 マン・ハンター仕様]] *
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;*[[アンクシャ]] **
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;*[[ハウンゼン356便]]
 
;*[[ハウンゼン356便]]
 
;*[[ベースジャバー|ベース・ジャバー]]<ref>劇場版では下記のギャプランに変更されている。</ref>
 
;*[[ベースジャバー|ベース・ジャバー]]<ref>劇場版では下記のギャプランに変更されている。</ref>
;*[[ギャプラン]]*
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;*[[ギャプラン]] *
    
==楽曲==
 
==楽曲==
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==各話リスト==
 
==各話リスト==
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=== 原作小説 ===
 
{| class="wikitable"
 
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|}
 
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=== TVエディション ===
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{| class="wikitable"
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! 部 !! 話数 !! サブタイトル !! 備考
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| rowspan="4" | 第1部 || 第1話 || ランディング・グラウンド ||
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| 第2話 || コンタクト ||
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| 第3話 || ランナウェイ ||
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| 第4話 || テイク・オフ ||
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|}
    
==関連作品 ==
 
==関連作品 ==
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;【新装版】
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;【新装版】※旧版から挿絵が削除されている点に注意
 
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