差分

編集の要約なし
11行目: 11行目:  
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
| 分類 = 地上用試作型MS(ワンオフカスタム機)
+
| 分類 = 地上用試作型MS
 +
| 生産形態 = ワンオフカスタム機
 
| 型式番号 = MS-08TX/S
 
| 型式番号 = MS-08TX/S
 
| 頭頂高 =  
 
| 頭頂高 =  
24行目: 25行目:  
*[[ガンダリウム合金]](一部)
 
*[[ガンダリウム合金]](一部)
 
| センサー有効半径 = 12,200m
 
| センサー有効半径 = 12,200m
 +
| 原型機 = [[イフリート]] (ダグ・シュナイド機)
 
| 開発組織 =  
 
| 開発組織 =  
| 所属 = ジオン残党軍
+
| 改修 = [[ジオン残党]]軍
 +
| 所属 = [[ジオン残党]]軍
 
| 所属組織 =  
 
| 所属組織 =  
 
| 所属部隊 =  
 
| 所属部隊 =  
35行目: 38行目:  
[[ジオン公国軍]]の試作型[[モビルスーツ]]、[[イフリート]]の改修機。[[一年戦争]]時に[[マルコシアス隊]]の[[ダグ・シュナイド]]によって運用された機体をベースにした機体である。
 
[[ジオン公国軍]]の試作型[[モビルスーツ]]、[[イフリート]]の改修機。[[一年戦争]]時に[[マルコシアス隊]]の[[ダグ・シュナイド]]によって運用された機体をベースにした機体である。
   −
シュナイドから本機を引き継いだ[[フレッド・リーバー]]により、一年戦争終結後も継続運用された。フレッドは一度諸事情によって本機を手放していたが、その間も機体は改修が重ねられており、フレッドが本機を再び入手した[[宇宙世紀]]0096年時点で所謂「イフリート・シュナイド」と呼ばれる仕様になっていたとされる。機体名はこの際にフレッドによって名付けられた物であり、この機体の本来のパイロットであるダグ・シュナイドにちなんで命名された。
+
シュナイドから本機を引き継いだ元[[スレイヴ・レイス (部隊)|スレイヴ・レイス]]の[[フレッド・リーバー]]により、一年戦争終結後も継続運用された。フレッドは一度諸事情によって本機を手放していたが、その間も機体は改修が重ねられており、フレッドが本機を再び入手した[[宇宙世紀]]0096年時点で所謂「イフリート・シュナイド」と呼ばれる仕様になっていたとされる。機体名はこの際にフレッドによって名付けられた物であり、この機体の本来のパイロットであるダグ・シュナイドにちなんで命名された。
    
一年戦争から十数年間改修が加え続けられた結果、ジェネレーター出力は原型機の二倍近い数値に達しており、当時の連邦軍の新型である[[リゼル]]に匹敵する出力を獲得した。その高出力はアクチュエーターの駆動トルクの向上に利用されており、それによって得られた瞬発力によってイフリート・シュナイドはより高度な格闘戦性能を発揮するようになった。ジェネレーターの強化に伴い、胸部インテークも排熱効率の高い物に換装されている。
 
一年戦争から十数年間改修が加え続けられた結果、ジェネレーター出力は原型機の二倍近い数値に達しており、当時の連邦軍の新型である[[リゼル]]に匹敵する出力を獲得した。その高出力はアクチュエーターの駆動トルクの向上に利用されており、それによって得られた瞬発力によってイフリート・シュナイドはより高度な格闘戦性能を発揮するようになった。ジェネレーターの強化に伴い、胸部インテークも排熱効率の高い物に換装されている。
42行目: 45行目:     
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダムUC]]
+
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
:OVA第4巻に所謂アニメオリジナル機体として登場。カークス隊の支援要請を受け他のジオン残党部隊と共に[[トリントン基地]]襲撃の為に運用された。
+
:初出作品。第4巻にアニメオリジナル機体として登場した。カークス隊の支援要請を受け他のジオン残党部隊と共に[[トリントン基地]]襲撃の為に運用された。
 
;[[機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク]]
 
;[[機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク]]
 
:パイロットとしてフレッド・リーバーが設定され、終章にて改修前の機体経歴とフレッドが本機に乗り込んだ経緯が語られた。一年戦争後に何度か人手に渡るも最終的にフレッドの元に戻っており、その際に「イフリート・シュナイド」の機体名が名付けられたとされる。
 
:パイロットとしてフレッド・リーバーが設定され、終章にて改修前の機体経歴とフレッドが本機に乗り込んだ経緯が語られた。一年戦争後に何度か人手に渡るも最終的にフレッドの元に戻っており、その際に「イフリート・シュナイド」の機体名が名付けられたとされる。
 
;[[『袖付き』の機付長は詩詠う]]
 
;[[『袖付き』の機付長は詩詠う]]
:[[トリントン基地]]攻撃の後、カークス隊の拠点を狙っていた海賊の協力者として参戦。トリントンで共闘した残党部隊と刃を交えた。しかし、その実態はジオン残党軍によって海賊に送り込まれたスパイであり、裏でガウの砲撃を辞めるよう指示したり、海賊の襲撃情報を残党側に流す等、海賊の行動を妨害していた。[[バイアラン・カスタム]]によって海賊側の[[ガウ級攻撃空母]]が落とされると海賊を離反し、助けを求めた首領と側近の乗る[[グフフライトタイプ]]と[[ザクIII]]を撃墜して何処へともなく去っていった。
+
:[[トリントン基地]]攻撃の後、カークス隊の拠点を狙っていた海賊の協力者として参戦。トリントンで共闘した残党部隊と刃を交えた。しかし、その実態はジオン残党軍によって海賊に送り込まれたスパイであり、裏で[[ガウ]]の砲撃を辞めるよう指示したり、海賊の襲撃情報を残党側に流す等、海賊の行動を妨害していた。[[バイアラン・カスタム]]によって海賊側のガウが落とされると海賊を離反し、助けを求めた首領と側近の乗る[[グフフライトタイプ]]と[[ザクIII]]を撃墜して何処へともなく去っていった。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
71行目: 74行目:  
;[[イフリート]]
 
;[[イフリート]]
 
:[[ダグ・シュナイド]]機がベースとなっている。
 
:[[ダグ・シュナイド]]機がベースとなっている。
 +
 +
== 余談 ==
 +
*2022年3月17日にガンダム・モビルスーツ・バイブル公式がTwitter上で公開した[[ΖプラスA1型]]のイラスト(作:木下ともたけ氏)に本機と思わしき機体が描かれている。ヒート・ダートは装備しておらず、機体色が緑色かつフェダーインライフルを装備しているなど、『UC』に登場した残党軍の[[マラサイ]]を髣髴とさせる外見となっている。恐らくフレッドの手に渡る前にマラサイのパイロットが愛用していたというイメージで描かれたものと思われる。
 +
**[https://twitter.com/SNRI8741/status/1504434205530685448?s=20&t=cZ9mZGYFSRGw3Aq5UlVKqg ガンダム・モビルスーツ・バイブル(GMB)通信のツイート]
    
== 商品情報==
 
== 商品情報==
82行目: 89行目:  
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
 +
 
<!-- == 脚注 == -->
 
<!-- == 脚注 == -->
 
<!-- <references /> -->
 
<!-- <references /> -->