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− | {{登場メカ概要
| + | == AMS-119S ギラ・ドーガ改 (シド・アンバー機)<ref>型式番号および (シド・アンバー機) の名称はカードゲーム『ガンダムウォー』より。</ref>(Geara Doga Kai) == |
− | | 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
| + | *登場作品:[[機動戦士ガンダムF90]] |
− | | 外国語表記 =
| + | *分類:試験用[[モビルスーツ]] |
− | *Geara Doga CUSTOM | + | *装甲材質:チタン合金セラミック複合材 |
− | *Lehr-Doga
| + | *頭頂高:不明 |
− | | 登場作品 = [[機動戦士ガンダムF90]]
| + | *本体重量:不明 |
− | <!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
| + | *全備重量:不明 |
− | | デザイナー = 中原れい
| + | *主動力:[[熱核融合炉]] |
− | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
| + | *出力:不明 |
− | | + | *推力:不明 |
− | {{登場メカ概要
| + | *センサー有効半径:不明 |
− | | タイトル = スペック
| + | *開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]](開発)、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]](改修) |
− | | 別名 = リア・ドーガ
| + | *所属:[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] [[第13実験戦団 (第13独立機動艦隊)]] |
− | | 分類 = 試験用[[モビルスーツ]]
| + | *主なパイロット:[[シド・アンバー]] |
− | | 生産形態 = 改修機 / アグレッサー機
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− | | 型式番号 = AMS-119S<ref>カードゲーム『ガンダムウォー』より</ref>
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− | | 頭頂高 =
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− | | 全高 =
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− | | 本体重量 =
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− | | 全備重量 =
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− | | 主動力 = [[熱核融合炉]]
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− | | ジェネレーター出力 =
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− | *2,160kW (初期型) | |
− | *2,860kw (改修型) | |
− | | スラスター総推力 =
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− | | 装甲材質 = ガンダリウム・コンポジット
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− | | センサー有効半径 =
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− | | 原型機 = [[ギラ・ドーガ]]
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− | | 改修 =
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− | *[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
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− | *[[ブッホ・コンツェルン]] (機体コピー) | |
− | *ナムスド研 (設計協力)
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− | | 所属 =
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− | | 所属組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
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− | | 所属部隊 =
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− | *[[フォン・ブラウン教導団]]
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− | *[[第13実験戦団 (第13独立機動艦隊)]]
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− | | 母艦 = [[ラー・カイラム級|アドミラル・ティアンム]]
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− | | 主なパイロット = [[シド・アンバー]]<br/>[[リー・シャオメイ]]<br/>[[ボッシュ・ウェラー]]
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− | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が、鹵獲・回収した[[ギラ・ドーガ]]を[[ジェガン]]などのパーツを用いて改修した機体。設計素体には[[ギラ・ドーガ]]の隊長機仕様である[[ギラ・ドーガ改]]が用いられ、[[バージム]]に続きナムスド研が設計協力に携わっている。連邦軍の正式採用機ではないため、新規の型式番号は割り振られておらず、[[フォン・ブラウン教導団]]内部では原型機と区別するため「リア・ドーガ(Lehr-Doga=教導団用ドーガ)」の名称が用いられた。
| + | 地球連邦軍が接収した[[ギラ・ドーガ]]を[[ジェガン]]のパーツを用いて強化改修した機体。 |
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− | [[第二次ネオ・ジオン抗争]]以降、あらゆる[[サイド]]に[[ネオ・ジオン]]シンパが潜伏している事は明白であり、連邦軍も敵性[[モビルスーツ]]の戦技研究を行う事に疑念の余地がなかった。しかし、当時の参謀本部はギラ・ドーガの調達に苦慮しており、同機が[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の[[グラナダ]]工場で開発されている事こそ一目瞭然であったが、これを公然と購入する事は憚られていた。また、軍工廠側でこれをコピーする事はアナハイムの知的財産権の侵害というリスクがあり、テロリストがギラ・ドーガをコピーしているからと言って、軍が同じ事を行う訳にはいかなかった。これに対し、[[サナリィ]]は[[ブッホ・ジャンク社]]が宇宙で回収した機体をブッホ社にコピーさせ、融合炉や武装、FCSなどのコピーをアナハイムに協力させる形で解決させた。ブッホ社は状態のよかったギラ・ドーガ改3機を確保し、打診を受けたアナハイムは驚くべき迅速さでパーツを供与。これによって、[[宇宙世紀]]0096年にロールアウトした。同機はジオン系MSで訓練を受けた[[エゥーゴ]]・[[ティターンズ]]系の兵士に好評で、少数ながらコロニー防衛隊にも試験配備され、サイド戦隊の数合わせにも用いられた。
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− | 装甲材には[[ガンダリウム合金|ガンダリウム・コンポジット]]が用いられ、頭部はモノアイに対する政治的配慮からゴーグルタイプに変更されている。ジェネレーターは初期型ではギラ・ドーガと同出力のコピー品を搭載していたが、宇宙世紀0106年の改修以降は、アナハイムが入手した[[ザクIII改]]のジェネレーターを流用した事で出力が2,860kwに増強され、大出力火器の運用が可能となった(これに伴い、放熱ダクトも四基増設されている)。脚部は整備の簡便さを重視し、[[ジェガン]]とのパーツ共有度を5割ほど高め、バックパック、腰部装甲、肩部装甲も高度にモジュール化された事で、連邦用・ジオン用問わず複数のユニットに換装出来た。
| + | 宇宙世紀0120年代において既に旧式化しているギラ・ドーガだが、改修によって原型機よりは性能が向上している。改修にジェガンのパーツを多く使用しているため、バックパックや脚部などにジェガンの意匠が多く見られる。メインカメラがゴーグル型に変更されているのも特徴で、バイザーにはシャークマウスのノーズアート、機体各部には部隊章とモデックスが施されている。 |
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− | [[第13実験戦団 (第13独立機動艦隊)]]にもデータ収集用・アグレッサー機として[[ボッシュ・ウェラー]]機が配備されていた。同機は[[第一次オールズモビル戦役]]で[[ガンダムF90]] 2号機が強奪された後、[[シド・アンバー]]の乗機として運用された。この際、バイザーにはシャークマウスのノーズアート、機体各部には部隊章とモデックスが施されている。 | + | 今のところ、確認されている機体は[[第13実験戦団 (第13独立機動艦隊)]]にデータ収集用・仮想敵として配備されている1機のみ。カラーリングは青系でまとめられている。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| <!-- ;[[作品名]]:説明 --> | | <!-- ;[[作品名]]:説明 --> |
| ;[[機動戦士ガンダムF90]] | | ;[[機動戦士ガンダムF90]] |
− | :初登場作品。乗機であるF90 2号機を奪われた[[シド・アンバー|シド]]の代替機として登場。1号機の仮想敵として運用された後、実戦に投入。火星での戦闘では1号機と共に基地内部に侵入するが、改修された2号機の奇襲を受け大破。シドは脱出し、機体はそのまま基地内に放棄された。 | + | :乗機であるF90 2号機を奪われた[[シド・アンバー|シド]]の代替機として登場。1号機の仮想敵として運用された後、実戦に投入。火星での戦闘では1号機と共に基地内部に侵入するが、改修された2号機の奇襲を受け大破。シドは脱出し、機体はそのまま基地内に放棄された。 |
− | ;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
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− | :第24話に[[アメリア・コロニー]]所属の駐留部隊が運用していた機体が登場。[[リー・シャオメイ]]が搭乗し、[[ギデオン・ブロンダン]]の[[バージム]]と共に[[NSP]]から[[RFザク]]を強奪し脱出した[[リヴ・アンゲリカ|ディル・ライダー]]を援護した。その後、「月刊モビルマシーン」VOLUME11にて機体の詳細設定が公開され、開発経緯や「リア・ドーガ」の別名が設定され、本編にも教導団の機体が登場した。
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
− | === 特殊機能 ===
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− | ;換装
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− | :バックパック、腰部装甲、肩部装甲が高度にモジュール化しており、勢力を問わず様々なユニットを換装可能。これは[[ザクIII]]や[[ドーベン・ウルフ]]などの敵性機の特性を極力模倣し、訓練を円滑にするための仕様でもあった。
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
− | ;[[ビーム・ライフル]] | + | <!-- ;武装名:説明 --> |
− | :[[ジェガン]]の装備する取り回しを重視した単銃身型ビーム・ライフル。射程距離は短いものの、連射性に優れ近距離~近接戦闘において威力を発揮する。 | |
| ;シールド | | ;シールド |
− | :[[ジェガン]]の装備する標準的な防御兵装。耐ビーム防御能力より、敵弾を弾いたり逸らすための構造と素材を採用している。<br/>『F90』の作中で唯一確認できる手持ち装備。 | + | :[[ジェガン]]の物を使用。劇中で唯一確認できる装備。 |
| :;2連装ミサイル・ランチャー | | :;2連装ミサイル・ランチャー |
− | ::シールドの側面に2基内蔵。弾体が小型なので推進剤の容量が少なく、射程は短め。先端部に内蔵された複合センサーにより[[ミノフスキー粒子]]散布下でもある程度の誘導を可能としている。作中未使用。 | + | ::シールドの側面に2基内蔵。弾体が小型なので推進剤の容量が少なく、射程は短め。先端部に内蔵された複合センサーにより[[ミノフスキー粒子]]散布下でもある程度の誘導を可能としている。 |
− | ;ハンド・グレネイド
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− | :腰のサイドアーマーに2~3発装備。『F90』では作中未使用。また、コマによって個数や装備位置(右腰・左腰)にバラつきが生じている。
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| ;ビーム・マシンガン | | ;ビーム・マシンガン |
| :[[ギラ・ドーガ改]]の装備。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装備可能。ゲーム作品などで使用。 | | :[[ギラ・ドーガ改]]の装備。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装備可能。ゲーム作品などで使用。 |
| :;グレネード・ランチャー | | :;グレネード・ランチャー |
− | ::銃身下部に装着されている榴弾砲。 | + | ::銃身下部に装着されている。 |
| ;ビーム・ソード・アックス | | ;ビーム・ソード・アックス |
| :近接戦用の武装。サーベル、斧、ピックの3モードに切り替え可能。ゲーム作品などで使用。 | | :近接戦用の武装。サーベル、斧、ピックの3モードに切り替え可能。ゲーム作品などで使用。 |
− | ;クレイ・バズーカ
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− | :主に[[エゥーゴ]]が用いていた汎用バズーカ。『F90FF』に登場した[[リー・シャオメイ]]機が装備。
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
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| :原型機。 | | :原型機。 |
| ;[[ジェガン]] | | ;[[ジェガン]] |
− | :改修に際し、パーツが使用されている。脚部のパーツ共有度は5割増しとなっている。 | + | :改修にパーツが使用されている。 |
| ;[[ギラ・ドーガ改]] | | ;[[ギラ・ドーガ改]] |
− | :設計素体。機体名が同一のため、フォン・ブラウン教導団ではアグレッサー機を「リア・ドーガ」と呼称している。 | + | :機体名が同一だが、全く別物の機体である。 |
− | ;[[ギラ・ドーガ改 (シャルル機)]]
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− | :[[シャルル・ロウチェスター]]が搭乗したリア・ドーガ。第4世代MSのアグレッサーとして一般的な兵装を選択している。
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
− | === 書籍 ===
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− | == リンク ==
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− | *[[登場メカ]]
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
| <references /> | | <references /> |
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− | {{DEFAULTSORT:きら とおかかい しと あんはあき}}
| + | == リンク == |
− | [[Category:登場メカか行]] | + | *[[登場メカ]] |
− | [[Category:機動戦士ガンダムF90]]
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− | [[Category:機動戦士ガンダムF90FF]]
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