ダイアン・ノイス
ダイアン・ノイス | |
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登場作品 | 機動戦士ガンダム アグレッサー |
デザイナー | 万乗大智 |
プロフィール | |
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異名 | 公国の目 |
種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 女 |
年齢 | 22歳 |
出身 | サイド3 |
職業 | 軍人 |
所属組織 | ジオン軍・突撃機動軍 |
所属部隊 | キシリア親衛隊 |
階級 | 少佐 |
主な搭乗機 |
概要編集
ジオン公国軍のキシリア・ザビ直属の親衛隊に所属する女性士官。彼女が得た情報はキシリア直通であるため、軍内部では「公国の目」の異名でも呼ばれている。
宇宙線の胎内被爆で視力を失っているため、神経リンクにより視覚を得る特殊な眼鏡を着用している。視力がない代わりに、生まれつき暗闇の中で人の存在だけを光として感じることができ、その感情を読み取るというニュータイプ能力を持つ。この能力により障害物越しでも位置を正確に把握したり、敵意を感知することで、相手の動きや攻撃を先読みすることも可能としている。ただ、この能力に頼りがちであるため、環境や地形など光を感じ取れないことを利用した攻撃には弱い一面も持つ。
キシリアから信頼されているらしく自由な行動を許可されており、単独で作戦に自由に参加したり、誰の許可もなく艦を選んで乗艦する特権などを得ている。「公国の目」としての役割以前は親衛隊の暗殺部隊を率いる立場にもあり、ザビ家に対する反乱分子を処刑する任務を請け負っていた。彼女自身も高い白兵戦能力と優れたパイロットとしての操縦技量を持ち、彼女の手から逃げられたのは、チェイスとハイウェイの2人のみである。一年戦争開戦後は、最前線の状況を直接キシリアに伝える任務に就いた。
実際のところはザビ家への忠誠心やスペースノイドの独立といったことには関心はなく、全ては自分を育ててくれたマクシミリアンを守るために行動している。ジャブロー降下作戦で彼が戦死した後には命を断とうとも考えたが、彼の遺言で親衛隊極秘の「トゥーム・ストーン」を探ることを決め、その最中に反逆者として追われることとなる。そして連邦軍の第23独立艦隊に亡命し、チェイスにトゥーム・ストーンを自由に探ることを条件に協力することとなった。
登場作品と役柄編集
- 機動戦士ガンダム アグレッサー
- 初登場作品。
人間関係編集
- グレイス
- 産みの親。9際の頃には既に亡くなっていた。マクシミリアンの部下で、彼女との約束でマクシミリアンは特別な眼鏡を贈った。
- マクシミリアン
- グリフォン隊の隊長。自身の育ての親と言える人物で、彼を守るためであれば手段は選ばない。
- キシリア・ザビ
- 直属の上官。特に忠誠を誓っているわけではないが、キシリアからは気に入られているようである。
- チェイス・スカルガード
- 自身の暗殺の手から逃れた宿敵と言える存在。ただ彼にマクシミリアンと同じ光を感じてもいる。
- ハインツ・ハイウェイ
- チェイスと共に逃れた人物。暗殺のターゲットは彼であったが、チェイスにより妨害された。
- ヤロスラフ
- 戦術教科書に載るほどの用兵家。彼の艦で宇宙へと上がり、反逆者として追われた後は情報を託した。
- サイラス
- 親衛隊の情報局長代理。トゥーム・ストーンを巡る中で敵対することとなった。
搭乗機体・関連機体編集
- ザクII (ダイアン・ノイス機)
- 開戦時期の搭乗機。
- ドム・トローペン (ダイアン・ノイス機)
- ジャブロー降下作戦時の搭乗機。
- ペズン・ドワッジ
- 宇宙に上がった際の搭乗機。