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| 頭部の角は鳥の翼を模したような形状で、背部にはアームド・アーマーDEを装着したシールドを2枚取り付けている。全身のカラーリングは金色に染め上げられる等、外見はかなり派手。NT-Dシステムも搭載しているので、デストロイモードへの「変身」も当然可能。サイコフレームは青く輝く。武装は基本的に1号機と同様だが、アームド・アーマーDEを2基装備している事から、問題となっていた継戦能力の低さがある程度解消されている。 | | 頭部の角は鳥の翼を模したような形状で、背部にはアームド・アーマーDEを装着したシールドを2枚取り付けている。全身のカラーリングは金色に染め上げられる等、外見はかなり派手。NT-Dシステムも搭載しているので、デストロイモードへの「変身」も当然可能。サイコフレームは青く輝く。武装は基本的に1号機と同様だが、アームド・アーマーDEを2基装備している事から、問題となっていた継戦能力の低さがある程度解消されている。 |
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− | 「フェネクス」は「不死鳥」や「鳳凰」の事で、「貴婦人と一角獣」に描かれている鳥がモチーフとなっている。<br />デストロイモード時に頭部の角やアームド・アーマーDEが翼のように展開するのも、その名を体現しているかのようである。
| + | また、「フェネクス」という機体名や外見の特徴からもわかる通り、本機は不死鳥をモチーフとしたデザインとなっており、「貴婦人と一角獣」に描かれている鳥からコンセプトを得ている。デストロイモード時に頭部の角やアームド・アーマーDEが翼のように展開するのも、その名を体現しているかのようである。 |
| + | |
| + | 上記の理由から「不死鳥」や「鳳凰」を意味する「フェニックス」を連想するかもしれないが、本機の場合「ソロモン72柱」に登場する72体の悪魔の内、「不死鳥の悪魔」である「フェネクス」がモチーフとなっている。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| :宇宙世紀0097年時点でも捕獲に至っておらず、その行方を追っている。(小説版UC基準ではU.C.0096年に「不死鳥狩り」が行われているが、OVA版UC基準のこの作品ではU.C.0097年に「不死鳥狩り」が行われる。) | | :宇宙世紀0097年時点でも捕獲に至っておらず、その行方を追っている。(小説版UC基準ではU.C.0096年に「不死鳥狩り」が行われているが、OVA版UC基準のこの作品ではU.C.0097年に「不死鳥狩り」が行われる。) |
| :ミネバ・ラオ・ザビのラプラス宣言の直後、引き寄せられるかのように姿を現した。 | | :ミネバ・ラオ・ザビのラプラス宣言の直後、引き寄せられるかのように姿を現した。 |
− | :パイロットはリタ・ベルナル。オーストラリアで被災した過去を持ち、コロニー落としを予言した「奇跡の子供たち」の一人。ヨナ・バシュタとミシェル・ルオの幼馴染。<br>劇中では基本的に回避行動を取っており、攻撃する際もアームド・アーマーDEを直接ぶつけたりサイコフィールドを使用したりと火器を使用していない(もしくはできない)。 | + | :劇中では基本的に回避行動を取っており、攻撃する際もアームド・アーマーDEを直接ぶつけたりサイコフィールドを使用したりと火器を使用していない(もしくはできない)。 |
| ;[[ガンダムEXA VS]] | | ;[[ガンダムEXA VS]] |
| :[[アル・アダ]]が搭乗。[[レオス・アロイ|レオス]]に[[サイコフレーム]]について学習させるために出現し、戦闘を行う。 | | :[[アル・アダ]]が搭乗。[[レオス・アロイ|レオス]]に[[サイコフレーム]]について学習させるために出現し、戦闘を行う。 |
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| :『ラスト・サン』で追加されたアームド・アーマーXCに搭載されているサイコミュシステムの派生型。[[ガンダムデルタカイ]]に搭載されていた特殊機構で、本システムの提唱者である[[ロック・ホーカー]]大佐の意向から『RX-0シリーズの要であるNT-Dの起動に必要な強化人間を安定供給する』という名目で搭載されている。本機のは一番最新型である。 | | :『ラスト・サン』で追加されたアームド・アーマーXCに搭載されているサイコミュシステムの派生型。[[ガンダムデルタカイ]]に搭載されていた特殊機構で、本システムの提唱者である[[ロック・ホーカー]]大佐の意向から『RX-0シリーズの要であるNT-Dの起動に必要な強化人間を安定供給する』という名目で搭載されている。本機のは一番最新型である。 |
| ;虹色の翼 | | ;虹色の翼 |
− | :『不死鳥狩り』と『NT』の終盤で発生した現象で、背中に100メートルを超える巨大な翼を発生させる。前者では[[ネオ・ジオング]]から散らばったサイコ・シャードを背中に集めて形成、相手を包んで[[フル・フロンタル]]の幻影を消滅させ、そのまま機体を分解した。後者は周囲のサイコフレームをアームド・アーマーDEに集めて形成し、臨界寸前のヘリウム3タンクと[[IIネオ・ジオング]]を包み込み消滅させている。 | + | :『不死鳥狩り』と『NT』の終盤で発生した現象で、背中に100メートルを超える巨大な翼を形成する。前者では[[ネオ・ジオング]]から散らばったサイコ・シャードを背中に集めて形成、相手を包んで[[フル・フロンタル]]の幻影を消滅させると共に機体を分解した。後者は周囲のサイコフレームをアームド・アーマーDEに集めて形成し、臨界寸前のヘリウム3タンクと[[IIネオ・ジオング]]を包み込み消滅させている。 |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
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| :頭部に2門内蔵。主に牽制等に使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。『不死鳥狩り』ではネオ・ジオングのサイコ・シャードを食らう直前に全弾撃ち尽くそうとしたものの間に合わず、7割程撃ち尽くした時点で誘爆している。 | | :頭部に2門内蔵。主に牽制等に使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。『不死鳥狩り』ではネオ・ジオングのサイコ・シャードを食らう直前に全弾撃ち尽くそうとしたものの間に合わず、7割程撃ち尽くした時点で誘爆している。 |
| ;ビーム・マグナム | | ;ビーム・マグナム |
− | :本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。また、威力がありすぎて使い所が限定されてしまうという欠点がある。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。<br>『NT』では未装備。 | + | :本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。また、威力がありすぎて使い所が限定されてしまうという欠点がある。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。 |
| + | :『NT』では未装備。『不死鳥狩り』では挿絵にビーム・マグナムを携行した本機が描かれているが、作中で実際に装備している描写はない。 |
| ;ビーム・サーベル | | ;ビーム・サーベル |
| :背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。『不死鳥狩り』ではネオ・ジオングのサイコ・シャードにより破壊されている。 | | :背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。『不死鳥狩り』ではネオ・ジオングのサイコ・シャードにより破壊されている。 |
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| :増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。『不死鳥狩り』ではネオ・ジオングのサイコ・シャードにより破壊された。『NT』では下部にテール状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。 | | :増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。『不死鳥狩り』ではネオ・ジオングのサイコ・シャードにより破壊された。『NT』では下部にテール状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。 |
| ;シールド・ファンネル | | ;シールド・ファンネル |
− | :アームド・アーマーDEをファンネルのごとく操る運用法。主に直接ぶつけて攻撃している。ちなみに内蔵されているスラスターやメガ・キャノンは使用していない。 | + | :アームド・アーマーDEをファンネルのごとく操る運用法。『NT』で使用し、主に直接ぶつけて攻撃している。ちなみに内蔵されているスラスターやメガ・キャノンは使用していない。 |
| ;アームド・アーマーXC | | ;アームド・アーマーXC |
| :『ラスト・サン』で追加されたバックパックに搭載された増加サイコフレーム兵装の1つ。「XC」は「'''X'''eno-'''C'''onnect」の略称。他のアームド・アーマーと異なり、サイコミュシステムの1つである[[ナイトロ]]を内蔵した特殊兵装。更にジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。『ラスト・サン』の最後で破壊されている。<br>[[バンシィ・ノルン]]に搭載されている物はデストロイモードのサポート機能に限定された物である。 | | :『ラスト・サン』で追加されたバックパックに搭載された増加サイコフレーム兵装の1つ。「XC」は「'''X'''eno-'''C'''onnect」の略称。他のアームド・アーマーと異なり、サイコミュシステムの1つである[[ナイトロ]]を内蔵した特殊兵装。更にジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。『ラスト・サン』の最後で破壊されている。<br>[[バンシィ・ノルン]]に搭載されている物はデストロイモードのサポート機能に限定された物である。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
− | <!-- :内容:説明 -->
| + | === 機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two === |
| ;対[[リバウ]] | | ;対[[リバウ]] |
| : | | : |
| + | === 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン === |
| ;対[[ガンダムGファースト]]、[[キャノンガン]]、[[GFタンク]]、[[ズオム]] | | ;対[[ガンダムGファースト]]、[[キャノンガン]]、[[GFタンク]]、[[ズオム]] |
| : | | : |
| + | === 機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り === |
| ;対[[ネオ・ジオング]] | | ;対[[ネオ・ジオング]] |
| : | | : |
| + | === 機動戦士ガンダムNT === |
| ;対[[IIネオ・ジオング]] | | ;対[[IIネオ・ジオング]] |
| : | | : |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
− | <!-- :機体名:説明 -->
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| ;[[G-フェネクス]] | | ;[[G-フェネクス]] |
| :『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の派生作品『ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE』に登場するフェネクスの復元機。キャピタル・アーミィによって「ヘルメスの薔薇の設計図」を基に復元された。原型機と比べて「機体色が銀色、サイコフレームが赤色」の相違点がある。パイロットはマスク。 | | :『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の派生作品『ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE』に登場するフェネクスの復元機。キャピタル・アーミィによって「ヘルメスの薔薇の設計図」を基に復元された。原型機と比べて「機体色が銀色、サイコフレームが赤色」の相違点がある。パイロットはマスク。 |