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ザフトに復帰しながらもまだ戦うことに葛藤しているアスランを叱咤激励し、[[シン・アスカ|シン]]と[[アスラン・ザラ|アスラン]]の関係がギスギスしているとわかれば間に入るなど、人心の機微にも非常に敏感で、チーム内の和を重視している。また、「FAITHに階級はない」とし、「隊長」や「さん」付けで呼ばれることを嫌い、「ハイネ」と呼ばないと訂正させるなど、気さくな先輩として[[ミネルバ]]のパイロット達と打ち解けていった。<br/>福田監督からは「シンとアスランを繋ぐ重要な役」と語られていた。
 
ザフトに復帰しながらもまだ戦うことに葛藤しているアスランを叱咤激励し、[[シン・アスカ|シン]]と[[アスラン・ザラ|アスラン]]の関係がギスギスしているとわかれば間に入るなど、人心の機微にも非常に敏感で、チーム内の和を重視している。また、「FAITHに階級はない」とし、「隊長」や「さん」付けで呼ばれることを嫌い、「ハイネ」と呼ばないと訂正させるなど、気さくな先輩として[[ミネルバ]]のパイロット達と打ち解けていった。<br/>福田監督からは「シンとアスランを繋ぐ重要な役」と語られていた。
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ダーダネルス海峡での戦闘に介入した[[キラ・ヤマト|キラ]]の乗る[[フリーダムガンダム|フリーダム]]によって無力化され、その後、直前まで圧倒していた[[ガイアガンダム|ガイア]]の攻撃によって戦死する。<br/>アニメではフリーダムに気をとられて背後から迫るガイアに気付かず、グリフォンビームブレイドで真っ二つになるという無駄死に感が強い彼だが、ボンボンで連載された高山瑞穂による漫画版においてはFAITHの名に恥じぬ奮闘を見せ、シン(小説版ではアスラン)を庇い壮絶な最期を遂げた。<br/>前述の福田監督の発言からしてキーキャラになるはずだったが、すぐに亡くなってしまったのは声を担当した西川貴教氏が多忙のためか。
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ダーダネルス海峡での戦闘に介入した[[キラ・ヤマト|キラ]]の乗る[[フリーダムガンダム|フリーダム]]によって無力化され、その後、直前まで圧倒していた[[ガイアガンダム|ガイア]]の攻撃によって戦死する。<br/>アニメではフリーダムに気をとられて背後から迫るガイアに気付かず、グリフォンビームブレイドで真っ二つになるという無駄死に感が強い(しかもガイアはハイネではなくフリーダムを狙っており、その邪魔になるからという理由で撃破されている)。ボンボンで連載された高山瑞穂による漫画版においてはFAITHの名に恥じぬ奮闘を見せ、シン(小説版ではアスラン)を庇い壮絶な最期を遂げた。<br/>前述の福田監督の発言からしてキーキャラになるはずだったが、すぐに亡くなってしまったのは声を担当した西川貴教氏が多忙のためか。
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その気さくな人柄から慕うザフト兵も多く、ハイネの戦死後は彼の死を悼んで、部隊を問わず機体の右肩を彼のパーソナルカラーのオレンジに塗装し「オレンジショルダー」仕様にしていたザクが見受けられた。
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その気さくな人柄から慕うザフト兵も多く、ハイネの戦死後は彼の死を悼んで、部隊を問わず機体の右肩を彼のパーソナルカラーのオレンジに塗装し「オレンジショルダー」仕様にしていたザクが見受けられた。これは「装甲騎兵ボトムズ」で特殊部隊のトレードマークだった「レッドショルダー」のネタ。
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キラが戦闘そのものへの介入していったことによって、結果としてハイネのように無駄に犠牲者が出たという事実は、彼のやり方に対し「自分が直接手を汚さなければそれでいいのか」という疑問を投げかけるトリガーにもなっている。が、上記の通り、フリーダムに気を取られて後ろからやられるという微妙な最期故にキラのせい?と言わざる得ない。その為か他の媒体なのではハイネの死の一因はキラのせいと言える様な描写になっている。
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キラが戦闘そのものへの介入していったことによって、結果としてハイネのように犠牲者が増えてしまったという事実は、彼のやり方に対し「自分が直接手を汚さなければ、仮に結果として戦闘が長引き被害が大きくなってもそれでいいのか」という疑問を投げかけるトリガーにもなっている。が、上記の通り、フリーダムに気を取られて後ろからやられるという微妙な最期故にキラのせい?と言わざる得ない。といってもそもそもザフト側が優勢であったところに介入したキラによって戦局が拮抗状態に陥り、乱戦状態になってしまった。ガイアを圧倒していたハイネが右腕を破壊されたためやむなく目標を変更し、その結果ガイアに撃墜されているので当然キラ(アークエンジェル勢)のせいなのだが……。その為か他の媒体なのではハイネの死の一因は(より)キラのせいと言える様な描写になっている。
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ちなみに「ハイネ」は西川がかつて所属していたバンド「Luis-Mary」に居た頃に名乗っていた'''灰猫'''(Haine)という芸名が由来であり、「ヴェステンフルス」はドイツ語で「'''西の川'''」(Westenfluss)を意味する。誕生日や血液型も西川貴教のものと同じになっている。(身長や体重は小柄な西川氏に合わせると見栄えがしないので、高めに設定してある。)
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ちなみに「ハイネ」は西川がかつて所属していたバンド「Luis-Mary」に居た頃に名乗っていた'''灰猫'''(Haine)という芸名が由来であり、「ヴェステンフルス」はドイツ語で「'''西の川'''」(Westenfluss)を意味する。誕生日や血液型も西川貴教のものと同じになっている。(身長や体重は細身な西川氏に合わせると見栄えがしないので、高めに設定してあるらしい。)
    
前作で西川氏はクルーゼ隊のMSパイロットである[[ミゲル・アイマン]]を演じており、二作連続でのゲスト出演となる。また、後発のゲームでもミゲル、ハイネ両役で出演することがあり、その時には本編以上に灰汁の濃いキャラクターボイスを披露している。
 
前作で西川氏はクルーゼ隊のMSパイロットである[[ミゲル・アイマン]]を演じており、二作連続でのゲスト出演となる。また、後発のゲームでもミゲル、ハイネ両役で出演することがあり、その時には本編以上に灰汁の濃いキャラクターボイスを披露している。
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