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229 バイト追加 、 2017年9月1日 (金) 06:00
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
シャア専用ザクII以前はライバル機といえば「黒」であった。これは黒=悪そう、という印象と、「鉄人28号」に登場するライバル機「ブラックオックス」からの伝統と言われていたが、まさに彗星のごとくアニメ界に現れたシャアによって、以降は「ライバル=赤」という新しい定説を作り出した。これは機体を黒一色にしてしまうと宇宙空間の背景に溶け込んでしまうため、非常に都合が悪かった。黒い三連星の乗るドムは「黒い」とはいうものの、ヘッドパーツの後部、胴、肩、スカート以外はどちらかというとむしろ紫の面積が多い。また、黒い三連星は地上戦で登場したが、ライバルであるシャアは地上と宇宙で登場する必要があったため、と言われている。
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:シャア専用ザクII以前はライバル機といえば「黒」であった。これは黒=悪そう、という印象と、「鉄人28号」に登場するライバル機「ブラックオックス」からの伝統と言われていたが、まさに彗星のごとくアニメ界に現れたシャアによって、以降は「ライバル=赤」という新しい定説を作り出した。これは機体を黒一色にしてしまうと宇宙空間の背景に溶け込んでしまうため、非常に都合が悪かった。黒い三連星の乗るドムは「黒い」とはいうものの、ヘッドパーツの後部、胴、肩、スカート以外はどちらかというとむしろ紫の面積が多い。また、黒い三連星は地上戦で登場したが、ライバルであるシャアは地上と宇宙で登場する必要があったため、と言われている。
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なお、時々取沙汰される「シャア専用ザクIIがピンク色なのは絵具が一番余っていたから」という説は当時の製作チームから否定されており、赤はガンダムのパーツ、こと腰部(コアファイター部)と盾に多めに使われているが、同じ色を全体に使ってしまうと機体の印象が薄れてしまうため、生理科学的に「目が赤と認識する」明るい赤を用いたというのが実際なのだという。余談の余談だが、プラモデルキットのシャア専用ザクIIもこの色をかなり忠実に再現している。ところがピンクに近い赤に違和感を持つ一部のファンはより赤い塗料で塗りなおしたため模型店では赤が飛ぶように売れ、嘘かまことか、一時はタミヤカラーの赤だけが棚にないという現象が見られたのだそうな。
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:なお、時々取沙汰される「シャア専用ザクIIがピンク色なのは絵具が一番余っていたから」という説は当時の製作チームから否定されており、赤はガンダムのパーツ、こと腰部(コアファイター部)と盾に多めに使われているが、同じ色を全体に使ってしまうと機体の印象が薄れてしまうため、生理科学的に「目が赤と認識する」明るい赤を用いたというのが実際なのだという。余談の余談だが、プラモデルキットのシャア専用ザクIIもこの色をかなり忠実に再現している。ところがピンクに近い赤に違和感を持つ一部のファンはより赤い塗料で塗りなおしたため模型店では赤が飛ぶように売れ、嘘かまことか、一時はタミヤカラーの赤だけが棚にないという現象が見られたのだそうな。しかし21世紀に入って映像技術が飛躍的に向上したことから、現在では設定に近いワインレッドで彩色されており、プラモデルのキットも同様の深い赤色になっている。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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