差分

編集の要約なし
1行目: 1行目: −
== RX-93-ν2I Hi-νガンダムインフラックス (Hi-ν Gundam Influx) ==
+
== RX-93ν-2I Hi-νガンダムインフラックス (Hi-ν Gundam Influx) ==
   −
*登場作品:[[ガンダムビルドファイターズA]]、[[ガンダムビルドファイターズD]]
+
*登場作品:[[ガンダムビルドファイターズA]]、[[ガンダムビルドファイターズD]]、[[HOBBY HOBBY イメージングビルダーズ]]
 
*デザイナー:NAOKI
 
*デザイナー:NAOKI
 
*分類:[[モビルスーツ]]([[ガンプラ]])
 
*分類:[[モビルスーツ]]([[ガンプラ]])
 
*装甲材質:プラスチック
 
*装甲材質:プラスチック
 
<!-- *頭頂高: -->
 
<!-- *頭頂高: -->
*全高:不明
+
*全高:20.0m(ビルダーの独自設定)
*重量:不明
+
*重量:50.1t(ビルダーの独自設定)
 
<!-- *全備重量: -->
 
<!-- *全備重量: -->
 
*主動力:[[プラフスキー粒子]]
 
*主動力:[[プラフスキー粒子]]
16行目: 16行目:  
*ファイター:[[ソメヤ・ショウキ]]、[[ユウキ・タツヤ]]
 
*ファイター:[[ソメヤ・ショウキ]]、[[ユウキ・タツヤ]]
   −
[[アラン・アダムス]]が製作した[[ガンプラ]]。[[ガンプラ塾]]で学んだ全てを用い[[ユウキ・タツヤ]]の専用機として完成させた機体で、[[Hi-νガンダムヴレイブ]]を参考にしている。ベース機も同じく[[Hi-νガンダム]]である。カラーリングはグレーだが、完成当初は別の色だった。<br />本体部はヴレイブとほとんど同じであり、頭部ブレードアンテナの形状を変更して顔のデザインも[[Ζガンダム]]に近いものとなった。また右腕部のクローがオミットされている。<br />背部にはヴレイブブースターに代わって「インフラックスウェポンバインダー」を装備。これは[[コマンドアストレイガンダム]]の「コマンドウェポンバインダー」をタツヤ用に発展させた物で、ウェポンコンテナを兼ねたブースターユニットとなっている。他にもビームキャノンを追加しており、ヴレイブを超える火力と機動性を得た。ファイターの技量次第では「紅の彗星」を発動させる事も可能である。なおフィン・ファンネルは装備されておらず、装備を分離して支援機とする機能も存在しない。
+
[[アラン・アダムス]]が製作した[[ガンプラ]]。[[ガンプラ塾]]で学んだ全てを用い[[ユウキ・タツヤ]]の専用機として完成させた機体で、[[Hi-νガンダムヴレイブ]]を参考にしている。ベース機も同じく[[Hi-νガンダム]]である。カラーリングはグレーだが、完成当初は別の色だった。<br />本体部はヴレイブとほとんど同じであるが、フィン・ファンネルはタツヤがファンネル系武装の操作を(扱えるようになったとは言え)負担に感じていたのを看破していた事から装備されていない。その分を別に用意した独自武装でカバーしていて、「あらゆる相手とあらゆる局面で戦える機体」を[[ガンプラバトル]]における理想的な機体としているタツヤの為に異なる機能を持つ複数の武器を搭載させている。同時に頭部の[[サイコミュシステム|サイコミュ]]受信機能の大部分を省略しつつ各種センサーが強化された。その影響で頭部ブレードアンテナの形状が変更され、顔のデザインも[[Ζガンダム]]に近いものとなった。また右腕部のクローがオミットされている。<br />背部にはヴレイブブースターに代わって「インフラックスウェポンバインダー」を装備。これは[[コマンドアストレイガンダム]]の「コマンドウェポンバインダー」をタツヤ用に発展させた物で、ウェポンコンテナを兼ねたブースターユニットとなっている。<br />その高い完成度からヴレイブを超える火力と機動性を得ており、ファイターの技量次第では「紅の彗星」を発動させる事も可能である。なお、ヴレイブブースターのような装備を分離・合体させて支援機とする機能は存在しない。
   −
「インフラックス」はアランの母国語で「[[メイジン・カワグチ|カワグチ]]」を意味する。<br />アランが本機を製作したのは「Hi-νヴレイブのような機体を自力で作れるタツヤに自分のようなビルダーは必要ないのではないか」という疑念が生じた事が原因。それを払拭し、彼に相応しいビルダーとなる為にはその技量がタツヤよりも優れていると証明する以外にないと考えたのである。その想いはタツヤも理解しており、実際にバトルや操縦を行った際には「素晴らしいガンプラ」「まるで手足のように動く」と評し「メイジンになれたら是非アランのガンプラを使わせてほしい」と申し出ている。
+
「インフラックス」はアランの母国語で「[[メイジン・カワグチ|カワグチ]]」を意味する。<br />アランが本機を製作したのは「Hi-νヴレイブのような機体を自力で作れるタツヤに自分のようなビルダーは必要ないのではないか」という疑念が生じた事が原因。それを払拭し、彼に相応しいビルダーとなる為にはその技量がタツヤよりも優れていると証明する以外にないと考えたのである。そのアランの熱い想いはタツヤも理解しており、実際にバトルや操縦を行った際には「素晴らしいガンプラ」「まるで手足のように動く」と評し「メイジンになれたら是非アランのガンプラを使わせてほしい」と申し出ている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
24行目: 24行目:  
;[[ガンダムビルドファイターズA]]、[[ガンダムビルドファイターズD]]
 
;[[ガンダムビルドファイターズA]]、[[ガンダムビルドファイターズD]]
 
:ファイターは[[ソメヤ・ショウキ]]、[[ユウキ・タツヤ]]。<br />最初はショウキがタツヤとの二度目のバトルで使用し、機体性能とタツヤから奪ったアメイジングレヴ、「紅の彗星」によって戦況を有利に進めていた。しかしアメイジングレヴを使いこなせなかったのが仇となって敗北。その後、修復されてタツヤが使用し、[[ガンプラ塾]]の現トップファイターが使用する[[Hi-νガンダムヴレイブ]]と対戦し勝利している。
 
:ファイターは[[ソメヤ・ショウキ]]、[[ユウキ・タツヤ]]。<br />最初はショウキがタツヤとの二度目のバトルで使用し、機体性能とタツヤから奪ったアメイジングレヴ、「紅の彗星」によって戦況を有利に進めていた。しかしアメイジングレヴを使いこなせなかったのが仇となって敗北。その後、修復されてタツヤが使用し、[[ガンプラ塾]]の現トップファイターが使用する[[Hi-νガンダムヴレイブ]]と対戦し勝利している。
 +
;[[HOBBY HOBBY イメージングビルダーズ]]
 +
:アラン自身によってオーバーホールされたインフラックスが掲載されている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
40行目: 42行目:  
;ビームライフル
 
;ビームライフル
 
:携行式のビーム砲。ベース機と同じ物で、モード切替によってビームマシンガンとしても使用可能。
 
:携行式のビーム砲。ベース機と同じ物で、モード切替によってビームマシンガンとしても使用可能。
 +
;ニューハイパーバズーカ
 +
:実弾を発射する大型砲で、これもベース機と同じ物。<br />作中では装備された事は無いが、「HOBBY HOBBY イメージングビルダーズ」記事中では本機の武装の一つとして掲載されている。
 
;インフラックスウェポンバインダー
 
;インフラックスウェポンバインダー
:背部に2基装備されている。ブースターユニットとして機能するだけでなく、内部には武装を格納できる。また先端部はビーム砲となっていて、これ自体が武装として使える。<br />後の[[ケンプファーアメイジング|アメイジングウェポンバインダー]]の基になった。
+
:背部に2基装備されている。ブースターユニットとして機能するだけでなく、内部には武装を格納できる。また先端部はビーム砲となっていて、これ自体が武装として使える。側面には小型の安定翼も設置されている。<br />後の[[ケンプファーアメイジング|アメイジングウェポンバインダー]]の基になっている。
;ロングレンジライフル
+
;アメイジングロングレンジライフル
:インフラックスウェポンバインダー内に格納されている武器。[[ケンプファーアメイジング]]のアメイジングロングレンジライフルと全く同じ形状となっている。
+
:インフラックスウェポンバインダー内に格納されている武器。後の[[ケンプファーアメイジング]]に装備される物と全く同じ形状となっており、性能もこの時点で既に完成形と大差ない。<br />遠距離攻撃用のビームライフルで、非常に高い威力を誇る代わりに連射性が低めとなっている。機体のセンサーとの連動で命中率を飛躍的に向上させる事も可能。<br />背部にも2挺装備されており、縦方向に射角を変更できるようになっている。こちらは手に持って使用できるかどうかは不明。
;ビームキャノン
+
;アメイジングライフル
:背部に2門装備。こちらもアメイジングロングレンジライフルと形状は同じ。
+
:インフラックスウェポンバインダー内に格納されている武器。これも後のケンプファーアメイジングに装備される物と全く同じ形状となっており、性能もこの時点で既に完成形と大差ない。<br />通常サイズのビームライフルであり、[[MS]]戦など多くの状況下で主力足りうる武器である。取り回しに優れる上、威力も高め。
 +
;アメイジングピストル
 +
:拳銃型のビーム砲。こちらも後のケンプファーアメイジングに装備される物と全く同じ形状となっており、性能もこの時点で既に完成形と大差ない。<br />威力は低いが速射性に秀で、また小型である為に射撃戦だけでなく格闘戦でも役立つ。敵からのミサイル攻撃に対する迎撃やセンサー部の破壊などバルカンの代わりとして使用する事も可能。<br />ちなみに、アメイジングライフルやアメイジングロングレンジライフルはこの武装にバレル等を追加した状態である。
 +
;インフラックスマシンガン
 +
:タツヤ用の武器として新規設計された銃。複数の敵機を相手取った時などの面制圧攻撃時に威力を発揮する。<br />後のアメイジングマシンガンの原型となった武器だが、やはりこの時点で既に性能的には大差ない。
 
;ブレード
 
;ブレード
 
:背部に2本マウントされている実体剣。格闘戦時の主兵装で、ビームサーベルに接続して使用する。刀身の上部とグリップの後端からはビームサーベルを形成可能。<br />マウント時にはスタビライザーとしての役割を果たす。
 
:背部に2本マウントされている実体剣。格闘戦時の主兵装で、ビームサーベルに接続して使用する。刀身の上部とグリップの後端からはビームサーベルを形成可能。<br />マウント時にはスタビライザーとしての役割を果たす。
 
;ビームサーベル
 
;ビームサーベル
 
:予備の格闘兵装としてファンネルラックに各1本、計2本を格納している。通常の物よりも高い威力を持ち、グリップの後端からも小型のビーム刃を出せる。<br />ヴレイブブースターの口の中からも形成可能。<br />ベース機では左腕にも予備を1本格納しており、本機も形状は変わっていないが、格納されているかは不明である。
 
:予備の格闘兵装としてファンネルラックに各1本、計2本を格納している。通常の物よりも高い威力を持ち、グリップの後端からも小型のビーム刃を出せる。<br />ヴレイブブースターの口の中からも形成可能。<br />ベース機では左腕にも予備を1本格納しており、本機も形状は変わっていないが、格納されているかは不明である。
 +
;アメイジングナイフ
 +
:格闘戦用の小型実体剣。基本的に至近距離で対象を切断する武器だが、中距離から投擲して攻撃する事も可能。<br />作中では装備された事は無いが、「HOBBY HOBBY イメージングビルダーズ」記事中では本機の武装の一つとして掲載されている。
 
;シールドブースター
 
;シールドブースター
:本機専用に製作されたスラスター付きのシールド。<br />ヴレイブでは背部にマウントする事で機体の推進力が飛躍的に向上するようになっていたが、本機でも可能かどうかは不明。
+
:本機専用に製作されたスラスター付きのシールド。<br />ヴレイブでは背部にマウントする事で機体の推進力が飛躍的に向上するようになっていたが、本機では背部にアメイジングロングレンジライフルが装備されている為にマウントは出来ないと思われる。
 
;メガ粒子砲
 
;メガ粒子砲
 
:シールドブースターの先端部に1門内蔵されている。
 
:シールドブースターの先端部に1門内蔵されている。
;一斉射撃
+
;インフラックスインパクト
:全ビーム砲を一斉に発射する。その威力は高く、Hi-νヴレイブのビーム・バリアをも容易く打ち破れる。
+
:本機の必殺技で、全ての火器を一斉に発射する。単に一点に集中砲火させる訳ではなく、相手の動きを先読みしつつ複数の火線を放つ事でその動きを封じ込めるというかなり高度な技術を必要とする技である為、タツヤ以外には使えない。<br />実戦で使われた事も無いとされるが、ショウキがインフラックスを使用した際にはこれに近い攻撃を行っている(この時は単に複数のビームを収束発射しているかのように描写されているので、恐らくインフラックスインパクトではないが、それでもHi-νヴレイブのビームバリアを容易く打ち破れる程の高い威力を見せている)。
 
;アメイジングレヴ
 
;アメイジングレヴ
 
:Hi-νヴレイブのバトルを見たトオルが触発されて考案した多目的複合武装で、「A(アメジスト)」と「D(ダイアモンド)」の2種類がある。これらは2機で一対となっており、かつてタツヤがトオルから譲られたマーキュリーレヴとヴレイブブースターの特性を併せ持つ。腕部や背部に合体し、分離時にはバードモードに変形する事で本体をサポートする支援機として運用可能。<br />シールドとなる本体部にスラスターが内蔵され、機体の防御力と推力を強化できる。またAは機首部にバルカン、Dは尾部にテールスタビライザー([[電撃ホビーマガジン]]に記載された説明書には「レールガン銃身」と書かれている事から、レールガンとしても使用可能と思われる)を装備していて、攻撃兵装にもなる。他にも裏面に別の武器をマウントして使用する等の多種多様な使い方が可能。Hi-νヴレイブ以外のガンプラにも装備可能であり、その場合は名称に「アメイジング」が付く(本機の場合は「Hi-νガンダムインフラックスアメイジング」となる)。<br />ショウキがタツヤとの最初のバトルで奪っており、シールドブースターに合体させて使用した。しかし「紅の彗星」状態の粒子の流れを乱してしまっていた事でヴレイブよりもスピードが低下、結局放棄されてタツヤの手に戻っている。
 
:Hi-νヴレイブのバトルを見たトオルが触発されて考案した多目的複合武装で、「A(アメジスト)」と「D(ダイアモンド)」の2種類がある。これらは2機で一対となっており、かつてタツヤがトオルから譲られたマーキュリーレヴとヴレイブブースターの特性を併せ持つ。腕部や背部に合体し、分離時にはバードモードに変形する事で本体をサポートする支援機として運用可能。<br />シールドとなる本体部にスラスターが内蔵され、機体の防御力と推力を強化できる。またAは機首部にバルカン、Dは尾部にテールスタビライザー([[電撃ホビーマガジン]]に記載された説明書には「レールガン銃身」と書かれている事から、レールガンとしても使用可能と思われる)を装備していて、攻撃兵装にもなる。他にも裏面に別の武器をマウントして使用する等の多種多様な使い方が可能。Hi-νヴレイブ以外のガンプラにも装備可能であり、その場合は名称に「アメイジング」が付く(本機の場合は「Hi-νガンダムインフラックスアメイジング」となる)。<br />ショウキがタツヤとの最初のバトルで奪っており、シールドブースターに合体させて使用した。しかし「紅の彗星」状態の粒子の流れを乱してしまっていた事でヴレイブよりもスピードが低下、結局放棄されてタツヤの手に戻っている。
66行目: 76行目:  
;[[Hi-νガンダムインフラックス (カイラ仕様)]]
 
;[[Hi-νガンダムインフラックス (カイラ仕様)]]
 
:[[コシナ・カイラ]]用に調整されたインフラックス。
 
:[[コシナ・カイラ]]用に調整されたインフラックス。
 +
;[[Hi-νガンダムインフラックスNT]]
 +
:インフラックスウェポンバインダーを取り外し、代わりにフィン・ファンネルを追加したインフラックス。
 
;[[Hi-νガンダムヴレイブ]]、[[Hi-νガンダムヴレイブアメイジング]]
 
;[[Hi-νガンダムヴレイブ]]、[[Hi-νガンダムヴレイブアメイジング]]
 
:インフラックスはこの機体を参考にして製作されている。
 
:インフラックスはこの機体を参考にして製作されている。
78行目: 90行目:     
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
<!-- *<amazon>B00QJL76BU</amazon> -->
+
*<amazon>B01DJ1JIG8</amazon>
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
2,059

回編集