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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]』の主人公。
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反地球連邦組織討伐部隊 第13艦隊所属の[[エイブラム]]所属のパイロット。
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反地球連邦組織討伐部隊 第13艦隊所属の[[エイブラム]]に所属しているパイロットで、当初は[[ジェガン]]を乗機としていた。[[宇宙世紀]]0122年3月8日には度重なる[[オールズモビル]]との戦闘で乗機を損傷させてしまい、艦内待機せざるを得なくなるが、直後の戦闘で窮地に陥る味方を黙って見ている事ができず、移送中だったF90へ半ば強引に搭乗。その戦闘で敵部隊の撃破に成功する。その後、戦力が不足していた事もあり、オールズモビル討伐本隊へ合流するまでの間、F90の暫定的なパイロットに任命される。
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[[宇宙世紀]]0122年3月8日には度重なる[[オールズモビル]]との戦闘で乗機の[[ジェガン]]を損傷させてしまい、艦内待機せざるを得なくなるが、直後の戦闘で窮地に陥る味方を黙って見ている事ができず、移送中だった[[ガンダムF90]]へ半ば強引に搭乗。その戦闘で敵部隊の撃破に成功する。その後、部隊の戦力が不足していた事もあり、オールズモビル討伐本隊へ合流するまでの間、F90の暫定的なパイロットに任命される。
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度重なるオールズモビルとの戦闘でパイロットとしての頭角を現していくと共に、F90も本来のデータ以上の性能を発揮。その結果、本隊合流時にF90の正規パイロットに任命された。その後、様々な換装システムを用いて多大な戦果を上げると共に仲間の死や宇宙から地上での戦いを経て、それまでのF90のデータをベースに製造された新型機[[ガンダムF91|F91]]<ref>この時点のF91は最終調整が未了の状態であり、ゲーム内でもサイド4のサナリィで調整を受けなければ100%性能を発揮できないとブラウンが説明している</ref>のパイロットに任命される。
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度重なるオールズモビルとの戦闘でパイロットとしての頭角を現していくと共に、F90も本来のデータ以上の性能を発揮。その結果、本隊合流時にF90の正規パイロットに任命された。その後、様々な換装システムを用いて多大な戦果を上げると共に仲間の死や宇宙から地上での戦いを経て、それまでのF90のデータをベースに製造された新型機[[ガンダムF91|F91]]<ref>この時点のF91は最終調整が未了の状態であり、ゲーム内でもサイド4のサナリィで調整を受けなければ100%性能を発揮できないとブラウンが説明している。</ref>のパイロットに任命される。
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その後、クロスボーン・バンガードの参戦により激しさを増す戦いにおいても勝利を重ね、クロスボーン・バンガードの宇宙要塞における最終決戦では軽く負傷しつつも勝利し、長きに亘るオールズモビルとの戦いに終止符を打った。
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その後、[[クロスボーン・バンガード]]の参戦により激しさを増す戦いにおいても勝利を重ね、クロスボーン・バンガードの宇宙要塞における最終決戦では軽く負傷しつつも勝利し、長きに亘るオールズモビルとの戦いに終止符を打った。
    
最終決戦後は、F90及びF91が[[サナリィ]]のある[[フロンティアI]]へ搬入されるのに伴い、ガンダムのパイロットを退任。激戦を潜り抜けた愛機との別れを惜しんだ。
 
最終決戦後は、F90及びF91が[[サナリィ]]のある[[フロンティアI]]へ搬入されるのに伴い、ガンダムのパイロットを退任。激戦を潜り抜けた愛機との別れを惜しんだ。
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その後の動向は今のところ不明であり、漫画『[[機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統]]』で[[ワイブル・ガードナー]]の口から僅かながら彼の事が出る程度である。いずれにせよ、F90や調整中のF91で多大な撃墜数を誇っており、当時の連邦軍パイロットの中でも稀有な存在の若き優秀なパイロットであった事に違いはないだろう。
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余談だが、髪色はゲーム説明書だと黒髪もしくは青髪なのに対し、ゲーム内では茶髪になっている。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]
 
;[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]
:初登場作品。主人公としてF90やF91と共に第二次オールズモビル戦役を戦い抜いていく。ゲームシステム上、やむを得ない事なのだが、無数の敵機を味方機に頼らず100機以上も撃墜する事になるので、ネット上でも「最強のオールドタイプ」と揶揄される事がある。
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:初登場作品。同作の主人公としてF90やF91と共に第二次オールズモビル戦役を戦い抜いていく。ゲームシステム上、やむを得ない事なのだが、無数の敵機を味方機に頼らず100機以上も撃墜する事になるので、ネット上でも「最強のオールドタイプ」と揶揄される事がある。余談だが、髪色はゲーム説明書だと黒髪もしくは青髪なのに対し、ゲーム画面のグラフィックは茶髪で描画されている。
 
;[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]] (ゲームマガジン版)
 
;[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]] (ゲームマガジン版)
:原作ゲームと同様、F90やF91に搭乗。漫画ではゲームとは異なりワイルダーを撃墜した機体がデナン・ゾンではなくシャルル専用ゲルググに変更されているため、ゲームには無かったベルフとシャルルの因縁が描かれている。また、クロスボーンとは戦う描写はないものの、ラフレシアに乗った鉄仮面が部隊を率いて[[フロンティアI]]の方向に向かっている姿を目撃する等、ゲームとは異なる形で『F91』との繋がりも描かれている。
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:原作ゲームと同様、F90やF91に搭乗。漫画ではゲームとは異なり[[ワイルダー・カッツ]]を撃墜した機体が[[デナン・ゾン]]ではなく[[シャルル専用ゲルググ]]に変更されているため、ゲームには無かった[[シャルル・ロウチェスター]]との因縁が描かれている。また、クロスボーンとは戦う描写はないものの、ラフレシアに乗った鉄仮面が部隊を率いて[[フロンティアI]]の方向に向かっている姿を目撃する等、ゲームとは異なる形で『F91』との繋がりも描かれている。
 
;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
 
;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
:『フォーミュラー戦記』のシナリオをモチーフとする各プロローグ編で登場。原作ゲームよりも多くのミッションパックを使いこなしオールズモビルのMS部隊を次々と屠っていくなど、漫画化により原作ゲームでの活躍ぶりがより精密に描かれている。
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:『フォーミュラー戦記』のシナリオをモチーフとする各プロローグ編で登場。原作ゲームよりも多くのミッションパックを使いこなしオールズモビルのMS部隊を次々と屠っていくなど、漫画化により原作ゲームでの活躍ぶりがより精密に描かれている。エピローグでは限界を迎えていたF90からF91に乗り換えて出撃し、物語に区切りをつけた。
 
;[[月刊モビルマシーン]]
 
;[[月刊モビルマシーン]]
:VOLUME20において第二次オールズモビル戦役に搭乗した[[ガンダムF91]]が擬似人格型AI仕様であったと解説されている。また、ベルフ本人についても上記の原作ゲームにおける戦いぶりを踏まえてか「[[テネス・A・ユング]]の再来と称えられた撃墜王」と解説されている。
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:VOLUME20において第二次オールズモビル戦役に搭乗した[[ガンダムF91]]にはF90-3号機に搭載されていた擬似人格型AIを移植されていたと解説されている。また、ベルフ本人についても上記の原作ゲームにおける戦いぶりを踏まえてか「[[テネス・A・ユング]]の再来と称えられた撃墜王」と解説されている。
 
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;[[機動戦士ガンダムF90クラスター]]
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] ===
 
=== [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] ===
 
;[[アンナフェル・マーモセット]]
 
;[[アンナフェル・マーモセット]]
:モビルスーツ隊の同僚で、恋仲。F90の性能を自慢するベルフ相手にムキになる等、負けず嫌いな一面も見せている。本隊合流前の戦闘で負傷し、ベルフから気遣われるが…
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:モビルスーツ隊の同僚で、恋仲。F90の性能を自慢するベルフ相手にムキになる等、負けず嫌いな一面も見せている。本隊合流前の戦闘で負傷し、ベルフから気遣われるが…。
 
;[[アルベルト・エア]] / [[エリナ・ビアック]]
 
;[[アルベルト・エア]] / [[エリナ・ビアック]]
 
:モビルスーツ隊の同僚。ベルフと共に最終決戦まで戦い抜く。
 
:モビルスーツ隊の同僚。ベルフと共に最終決戦まで戦い抜く。
 
;[[ワイルダー・カッツ]]
 
;[[ワイルダー・カッツ]]
:本隊合流時に配属されたパイロット。F90の本来の正規パイロットであったため、当初は敵意を向けてくるが、次第に実力を認めていき、良き戦友となる。第8話で宇宙に上がるベルフ達を守るべく、単独で出撃するが…
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:本隊合流時に配属されたパイロット。F90の本来の正規パイロットであったため、当初は敵意を向けてくるが、次第に実力を認めていき、良き戦友となる。第8話で宇宙に上がるベルフ達を守るべく、単独で出撃するが、その場に現れたデナン・ゾンによって撃墜された。
 
;[[ワイブル・ガードナー]]
 
;[[ワイブル・ガードナー]]
 
:エイブラムの艦長。血気盛んになるベルフを宥める事もあった。
 
:エイブラムの艦長。血気盛んになるベルフを宥める事もあった。
 
;[[ブラウン・ウッダー]]
 
;[[ブラウン・ウッダー]]
:エイブラムのメカニック。新機体や新装備について追加される度に説明した。『F90FF』では「ファステスト・フォーミュラ」の存在をベルフに話し、物語の幕開けを担った。
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:エイブラムのメカニック。新機体や新装備について追加される度に説明した。『F90FF』では「[[ファステスト・フォーミュラ]]」の存在をベルフに話し、物語の幕開けを担った。
 
;テルスト
 
;テルスト
 
:オールズモビル討伐部隊本隊所属の仕官。本隊合流までの間にF90で戦果を上げたベルフを、F90の正規パイロットに任命した。
 
:オールズモビル討伐部隊本隊所属の仕官。本隊合流までの間にF90で戦果を上げたベルフを、F90の正規パイロットに任命した。
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:同上。ウッダーからF90とF91がテスト機ゆえに性能を100%発揮できていない事を聞かされて。尤もな意見に、扱える奴はニュータイプという事だろうとウッダーは笑う。事実、この機体は後に[[シーブック・アノー|ある1人のニュータイプ]]によって、限界を超えた性能を発揮する事になる([[量産型ガンダムF91|その逆]]もまた然りである)。
 
:同上。ウッダーからF90とF91がテスト機ゆえに性能を100%発揮できていない事を聞かされて。尤もな意見に、扱える奴はニュータイプという事だろうとウッダーは笑う。事実、この機体は後に[[シーブック・アノー|ある1人のニュータイプ]]によって、限界を超えた性能を発揮する事になる([[量産型ガンダムF91|その逆]]もまた然りである)。
 
;「さよならガンダム・・・今までありがとうよ・・・」
 
;「さよならガンダム・・・今までありがとうよ・・・」
:上記の会話の後、愛機を前に別れを惜しむベルフ。こうしてベルフの物語は幕を閉じ、戦いは[[機動戦士ガンダムF91|次なる舞台]]へと移っていく…
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:上記の会話の後、愛機を前に別れを惜しむベルフ。こうしてベルフの物語は幕を閉じ、戦いは[[機動戦士ガンダムF91|次なる舞台]]へと移っていく。
    
=== 機動戦士ガンダムF90FF ===
 
=== 機動戦士ガンダムF90FF ===
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