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{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = GM III<!-- 公式名を優先とします。 -->
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| 外国語表記 = GM III
| 登場作品 =
| 登場作品 =
*[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
*[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
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| デザイナー =
| デザイナー =
*カトキハジメ
*カトキハジメ
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*佐山善則(クリンナップ)<!-- デザイナー名 -->
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*佐山善則 (クリンナップ)
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
| 生産形態 = 量産機
| 生産形態 = 量産機
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| 型式番号 = RGM-86R<br/>RGM-86G(地上用)
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| 型式番号 = RGM-86R<br/>RGM-86G (地上用)
| 頭頂高 = 18.0m
| 頭頂高 = 18.0m
| 全高 = 18.6m
| 全高 = 18.6m
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== カラーバリエーション ==
== カラーバリエーション ==
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;エゥーゴ・カラバカラー
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;エゥーゴ・カラバカラー / 連邦軍カラー (緑)
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:[[エゥーゴ]]並びに[[カラバ]]の機体が使用するカラーリング。胸部及びスリッパ部が緑色で塗装されている。グリプス戦役でエゥーゴがクーデターに成功し官軍となったため、同様のカラーが八八艦隊や[[ダカール]]守備隊にも採用されている。
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:[[エゥーゴ]]並びに[[カラバ]]の機体が使用するカラーリング。胸部及びスリッパ部が緑色で塗装されている。[[グリプス戦役]]後は連邦軍においても同様のカラーが八八艦隊や[[ダカール]]守備隊にも採用されている。また『UC』では膝部や肩部が概ね白一色になるなど配色に若干の変更が加えられている。
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;連邦軍カラー
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;連邦軍カラー (赤)
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:地球連邦軍正規部隊の採用するカラーリング。胸部・スリッパ部が赤色だが、[[グリプス戦役]]時や[[第二次ネオ・ジオン抗争]]初期の[[ロンド・ベル]]隊でしか確認されず、運用された例は少ない。
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:地球連邦軍正規部隊の採用するカラーリング。胸部・スリッパ部が赤色だが、グリプス戦役時や[[第二次ネオ・ジオン抗争]]初期の[[ロンド・ベル]]隊でしか確認されず運用された例は少ない。なお、ボッシュ・ウェラー専用機として設定された連邦軍カラーの機体はUC版の配色をベースにしているため膝が白いのが特徴。
;オアシス所属機
;オアシス所属機
:[[アイリッシュ級]]オアシスの所属機。エゥーゴカラーをベースに胴体の襟と脇腹が白色に塗装されているのが特徴。ジェガンのシールドを装備している。
:[[アイリッシュ級]]オアシスの所属機。エゥーゴカラーをベースに胴体の襟と脇腹が白色に塗装されているのが特徴。ジェガンのシールドを装備している。
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== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
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:初登場作品。[[第一次ネオ・ジオン抗争]]時の[[カラバ]]の主力機として[[アウドムラ]]等に配備されている。
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:初登場作品。[[第一次ネオ・ジオン抗争]]時の[[カラバ]]の主力機として[[アウドムラ]]等に配備されている。[[ダカール]]を制圧した[[ネオ・ジオン]]軍への攻撃や[[ダブリン]]への[[コロニー落とし]]の際の戦闘等で投入されたが、撃破された機体が多かった。
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:[[ダカール]]を制圧した[[ネオ・ジオン]]軍への攻撃や[[ダブリン]]への[[コロニー落とし]]の際の戦闘等で投入されたが、撃破された機体が多かった。
−
;[[機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス]]
−
:[[サラミス改級]][[デルフォイ]]の艦載機として[[ジムIII・ディフェンサー]]が登場。また、[[カメラード]]がダモクレスから鹵獲した機体を運用しており、エゥーゴに配備された[[バーザム]]の部隊と交戦している。
−
;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
−
:MATERIAL-C011に登場。[[サイド5]]宙域で[[ネオ・ジオン]]残党の[[ガザC]]部隊と交戦していたが、突如現れた[[キマイラ隊]]のゲルググにガザCもろとも撃破された。他に[[ブランリヴァル]]の艦載機としても登場している。
−
;[[機動戦士ムーンガンダム]]
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:[[ロンド・ベル]]所属機が登場。ガンダム作品では珍しく胸部・スリッパが赤い連邦軍カラーであり、白の部分がグレーに変更されている。また、左肩部がパイロットごとのパーソナルカラーで塗られている。この時点で旧式の機体であり、[[ジェダ]]への機種転換を望む会話も聞こえている。
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
:次世代機として[[ジェガン]]が登場しているがロンド・ベルへ優先的に配備されている為、一般部隊の多くでは未だに本機が運用されている。[[第二次ネオ・ジオン抗争]]終盤の[[アクシズ]]落としの際、ジェガンや[[ギラ・ドーガ]]と共にアクシズへ取り付いて押し返そうと奮闘した。
:次世代機として[[ジェガン]]が登場しているがロンド・ベルへ優先的に配備されている為、一般部隊の多くでは未だに本機が運用されている。[[第二次ネオ・ジオン抗争]]終盤の[[アクシズ]]落としの際、ジェガンや[[ギラ・ドーガ]]と共にアクシズへ取り付いて押し返そうと奮闘した。
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;[[機動戦士ガンダムUC]]
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;[[機動戦士ガンダムUC]] (原作小説版)
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:[[ジムII]]等と共にダカール守備隊の戦力として配備されている。
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:第6巻にて[[ジムII]]等と共にダカール守備隊の戦力として配備されているが、都市に侵攻してきた[[シャンブロ]]を迎撃するも大損害を被った。残された1機がシャンブロへの特攻を試みて阻止されるも、その後、リディ達がその残骸を活用する事によりシャンブロにダメージを与えている。
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
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:Episode2より登場。[[ネェル・アーガマ]]に補給を行った補給部隊の護衛としてジェガンのシールドを装備した機体がカメオ出演し、その後Episode4で[[ダカール]]配備機がジムIIと共に[[ジュアッグ]]、[[カプール]]と交戦。これを撃破するも直後に[[シャンブロ]]の[[メガ粒子砲]]の爆風を受ける(消息は不明)<ref>メガ粒子砲がジムIIIから見て建物越しの右上に発射、そのまま下に着弾したため直撃はしていない</ref>。また、デザートカラーの機体が新たに設定され、[[トリントン基地]]に配備されている。
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:episode2より登場。[[ネェル・アーガマ]]に補給を行った補給部隊の護衛としてジェガンのシールドを装備した機体がカメオ出演している。他にもepisode4で[[ダカール]]配備機がジムIIと共に[[ジュアッグ]]と交戦。この際の機体は量産機としては珍しくビーム・ジャベリンを装備している。また、デザートカラーの機体が新たに設定され、[[トリントン基地]]に配備されている。
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;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
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:MATERIAL-C011に登場。[[サイド5]]宙域で[[ネオ・ジオン]]残党の[[ガザC]]部隊と交戦していたが、突如現れた[[キマイラ隊]]のゲルググにガザCもろとも撃破された。他に[[ブランリヴァル]]の艦載機としても登場している。
;[[機動戦士ガンダムUC 星月の欠片]]
;[[機動戦士ガンダムUC 星月の欠片]]
:上述のネェル・アーガマの補給部隊の護衛機の件が掘り下げられ、ロンド・ベル所属の[[アイリッシュ級]]戦艦[[オアシス]]に所属する[[ドゥーエ・イスナーン]]、[[ダニー・セケンド]]の搭乗機として設定された。同エピソードでは民間のシャトルを襲っていた宙賊と交戦して窮地に陥るものの、救援に駆けつけた[[スタークジェガン]]によって事なきを得た後、補給中の[[ネェル・アーガマ]]の護衛にも就いた。
:上述のネェル・アーガマの補給部隊の護衛機の件が掘り下げられ、ロンド・ベル所属の[[アイリッシュ級]]戦艦[[オアシス]]に所属する[[ドゥーエ・イスナーン]]、[[ダニー・セケンド]]の搭乗機として設定された。同エピソードでは民間のシャトルを襲っていた宙賊と交戦して窮地に陥るものの、救援に駆けつけた[[スタークジェガン]]によって事なきを得た後、補給中の[[ネェル・アーガマ]]の護衛にも就いた。
;[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
;[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]
:3話、7話に登場。3話ではダカール沿岸警備隊のMSとして[[ゼー・ズール]]と交戦・撃破された。7話では海賊のMSとカークス隊基地を襲撃するも全機撃破されている。
:3話、7話に登場。3話ではダカール沿岸警備隊のMSとして[[ゼー・ズール]]と交戦・撃破された。7話では海賊のMSとカークス隊基地を襲撃するも全機撃破されている。
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;[[機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス]]
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:[[サラミス改級]][[デルフォイ]]の艦載機として[[ジムIII・ディフェンサー]]が登場。また、[[カメラード]]がダモクレスから鹵獲した機体を運用しており、エゥーゴに配備された[[バーザム]]の部隊と交戦している。
;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]
;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]
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;[[機動戦士ムーンガンダム]]
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:[[ロンド・ベル]]所属機が登場。ガンダム作品では珍しく胸部・スリッパが赤い連邦軍カラーであり、白の部分がグレーに変更されている。また、左肩部がパイロットごとのパーソナルカラーで塗られている。この時点で旧式の機体であり、[[ジェダ]]への機種転換を望む会話も聞こえている。
;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
:傭兵部隊[[GBG]]所属の黒い機体が登場。[[ランデッガー重工]]の依頼で[[ガンダムF90]]の運用試験に介入し、護衛部隊とF90の分断を行った。独自の改修が施されているため、旧式でありながら宇宙世紀0110年代の最新鋭機である[[ヘビーガン]]と格闘戦を展開し、撃破する活躍を見せている。
:傭兵部隊[[GBG]]所属の黒い機体が登場。[[ランデッガー重工]]の依頼で[[ガンダムF90]]の運用試験に介入し、護衛部隊とF90の分断を行った。独自の改修が施されているため、旧式でありながら宇宙世紀0110年代の最新鋭機である[[ヘビーガン]]と格闘戦を展開し、撃破する活躍を見せている。
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
:通常カラーはもちろんの事、シリーズ過去作(『SPIRITS』など)には胸部・スリッパ部分が赤い連邦軍仕様が実装されている事があった。赤いジムIIIが見られる貴重な映像媒体である。
:通常カラーはもちろんの事、シリーズ過去作(『SPIRITS』など)には胸部・スリッパ部分が赤い連邦軍仕様が実装されている事があった。赤いジムIIIが見られる貴重な映像媒体である。
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;[[ガンプラ]]
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:HGUCでは2011年に立体化した他、2023年7月にはGUNDAM SIDE-F限定商品として[[ボッシュ・ウェラー]]専用機が立体化。後者は珍しい赤い連邦軍カラーとなっており、後に『[[月刊モビルマシーン]]』で詳細設定が設けられた。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
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=== その他 ===
=== その他 ===
;ビーム・ジャベリン
;ビーム・ジャベリン
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:ビーム・サーベルのモードの1つで、グリップを延長し先端に高出力のビーム刃を形成した槍。ビームサーベルと異なり、旧来のジム系と同じ円筒形グリップとなっている。<br/>『UC』作中でダカール防衛隊の機体が使用し、[[ジュアッグ]]を撃破する活躍を見せた。
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:ビーム・サーベルのモードの1つで、グリップを延長し先端に高出力のビーム刃を形成した槍。ビームサーベルと異なり、旧来のジム系と同じ円筒形グリップとなっている。<br/>OVA版『UC』作中でダカール防衛隊の機体が使用し、[[ジュアッグ]]を撃破する活躍を見せた。
;シールド ([[ジェガン]]用)
;シールド ([[ジェガン]]用)
:U.C.0096時にオアシス配備機が装備。攻撃を弾いたり逸らしたりする為の構造や材質を採用している。
:U.C.0096時にオアシス配備機が装備。攻撃を弾いたり逸らしたりする為の構造や材質を採用している。
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:ジムとネモの設計思想を統合させた、連邦軍最良のモビルスーツ。ジムIIIが存在しなければ、ここまでの機体が生まれる事もなかったであろうと言われている。
:ジムとネモの設計思想を統合させた、連邦軍最良のモビルスーツ。ジムIIIが存在しなければ、ここまでの機体が生まれる事もなかったであろうと言われている。
;[[ジムシリーズ]]
;[[ジムシリーズ]]
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:当然本機も含まれている。
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:本機を含むジム系列機。
=== 技術的関与のある機体 ===
=== 技術的関与のある機体 ===
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
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{{DEFAULTSORT:しむⅢ}}
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[[Category:登場メカさ行]]
[[Category:登場メカさ行]]
[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]]
[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]]