129行目:
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;「老人の戦争…か 無辜の若者をこれほど巻き込んでおいて…何を今さら…」<br/>そうだ…ガンダム… 呪われた力であるなら…いや―――<br/>呪われた力であればこそ<br/>道を拓いてみせろ!!!
;「老人の戦争…か 無辜の若者をこれほど巻き込んでおいて…何を今さら…」<br/>そうだ…ガンダム… 呪われた力であるなら…いや―――<br/>呪われた力であればこそ<br/>道を拓いてみせろ!!!
:その後、避難を進める避難民たちを背にして。未来ある若者たちを守るためボッシュは「悪魔の力」を振るう。
:その後、避難を進める避難民たちを背にして。未来ある若者たちを守るためボッシュは「悪魔の力」を振るう。
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;「その必要があった! あれだけの光を見てなお地球を蝕み続ける俗人どもを粛清するには! もはや<ruby>刻<rt>とき</rt></ruby>は残されていないのだ!我々"<ruby>老人達<rt>オールズ</rt></ruby>"には!!」
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:第7話の回想より。その背景には暗殺されたハウゼリーや『F90』で描かれた楽観的な物の見方しかしない連邦の将校の姿もあった。
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;「デ… フ…」<br/>「私…は… 負けた… のか…」<br/>イヴァル「大佐! イヴァル・ダーナとレオン・プラテルです! あなたのガンダムに救われました!」<br/>「そうか… 悪魔の…力であっても…… 誰かを…救えたのなら… よかっ…た…」
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:溶岩に飲まれかけるF90火星独立ジオン軍仕様を救いだし、コクピットハッチを開けたデフ達に対して。
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;「―――…」<br/>「私は… ガンダムに…乗りたくて… 乗りたくて…仕方…なかった… ただ…それだけの… それだけの…男…だ…」<br/>「だから子らよ… <ruby>次世代<rt>ニュータイプ</rt></ruby>よ… 君らはどうか…あやまたず… 前へ……」<br/>「ハハ… また… どやされて…しまうな…」<br/>「ア… ムロ… さん…」
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:その後、デフの「あなたはロンド・ベルで地球を救った人なんでしょう!?」という言葉に対して遺した最期の言葉。「ガンダムに乗りたくて仕方なかった男」という言葉は『F90FF』より前読者がにボッシュに対して抱いていた評価とも言えなくもない。
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:そして「妄執の果てに全てを失った老人の孤独で虚しい最期の姿」を見たデフの眼には涙が浮かんでいた。
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:最初に一瞬言い淀んだのは「自分がテストパイロットになれなかった悔しさもあった」ことをしまいこんだのであろう<ref>[https://x.com/Yamayama800/status/1901147511831847162 山口宏氏のポスト]</ref>。
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=== 機動戦士ガンダムピューリッツァー ===
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;「それは……」<br/>「生存の可能性は限りなく ゼロに近いでしょう」<br/>「ですが 彼の成したことを思えば……!」<br/>「遺体すらない慰霊碑に名前を刻んで終わりというのは あまりに恩知らずだとは思いませんか?」
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:Report23より。ベルトーチカの「彼は生きていると信じていて?」という質問に対して。このボッシュの考え方は彼の知らない一年戦争時代のアムロにも近い考え方でもあった。
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:…しかし、ベルトーチカは「あなたは最後の目撃者でもあるのでしょう?」「死んだ英雄は容易に『神』となり『人』によって利用される」とある意味で残酷な真実を突き付けた。
=== ゲーム作品 ===
=== ゲーム作品 ===
;「どぅわあああああ!!」
;「どぅわあああああ!!」
:『GジェネF』のムービー「ガンダム!悪魔の力よ!」より、断末魔の叫び。1号機に対しトップアタックを仕掛けたボッシュだったが、皮肉にもそれは[[一年戦争]]で[[ガンダム]]によって討たれた[[ジオング]]と同じ構図だった。放たれたビームにより撃ち貫かれ、「人の心の光」を「悪魔の力」と曲解した男の妄執は、人とガンダムの力の前に敗れ去った。
:『GジェネF』のムービー「ガンダム!悪魔の力よ!」より、断末魔の叫び。1号機に対しトップアタックを仕掛けたボッシュだったが、皮肉にもそれは[[一年戦争]]で[[ガンダム]]によって討たれた[[ジオング]]と同じ構図だった。放たれたビームにより撃ち貫かれ、「人の心の光」を「悪魔の力」と曲解した男の妄執は、人とガンダムの力の前に敗れ去った。
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;「バカな! ガンダムが敗れるだと!?」
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:『Gジェネ魂』の撃墜時のセリフ。
== 搭乗機体・関連機体 ==
== 搭乗機体・関連機体 ==