差分

869 バイト追加 、 2014年7月26日 (土) 04:13
編集の要約なし
40行目: 40行目:     
嫉妬や憎悪といった「分かり合えない人類」の塊のような描かれ方をしているため、またマリーダ・クルスの命を奪ったことから大変に嫌われている損なキャラクターであるが、犯した罪の大きさと、それを悔い、償おうとすることで、彼もまた「誤解なく分かり合える人」としての革新を遂げた。これは「誰でもニュータイプになれる」ということを示唆しており、ガンダムUCの「可能性」というキーワードの体現者として非常に大きな役割を、ある意味ではバナージ以上に担ってると言えよう。
 
嫉妬や憎悪といった「分かり合えない人類」の塊のような描かれ方をしているため、またマリーダ・クルスの命を奪ったことから大変に嫌われている損なキャラクターであるが、犯した罪の大きさと、それを悔い、償おうとすることで、彼もまた「誤解なく分かり合える人」としての革新を遂げた。これは「誰でもニュータイプになれる」ということを示唆しており、ガンダムUCの「可能性」というキーワードの体現者として非常に大きな役割を、ある意味ではバナージ以上に担ってると言えよう。
 +
 +
なお、この戦いが終わった後、初のニュータイプとして地球連邦政府へ閣僚として参画したことが公式に語られている。100年の長い長い時間を経て、宇宙世紀憲章に込められた「願い」が実現したことになる。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
74行目: 76行目:  
;「『可能性』に殺されるぞ!そんなもの…棄てちまえ!!」
 
;「『可能性』に殺されるぞ!そんなもの…棄てちまえ!!」
 
:バナージの必死の説得も聞き入れず、攻撃態勢にはいったロニの乗るシャンブロを撃墜しようと突撃をかけた際に。他者と(たとえ敵同士であっても)『誤解なく分かり合う』という『可能性』を持ったニュータイプではあるが、だからこそ『分かり合える'''かもしれない'''可能性』が戦場では命取りになってしまう。それを端的に表したセリフ。『可能性』は機動戦士ガンダムUCのキーワードのひとつであるが、それが実らない悲しいケースである。
 
:バナージの必死の説得も聞き入れず、攻撃態勢にはいったロニの乗るシャンブロを撃墜しようと突撃をかけた際に。他者と(たとえ敵同士であっても)『誤解なく分かり合う』という『可能性』を持ったニュータイプではあるが、だからこそ『分かり合える'''かもしれない'''可能性』が戦場では命取りになってしまう。それを端的に表したセリフ。『可能性』は機動戦士ガンダムUCのキーワードのひとつであるが、それが実らない悲しいケースである。
 +
;「宇宙世紀を始めたご先祖は、増えすぎた人間をただ宇宙(そら)に捨てたわけじゃなかった。遠い未来にかすかな希望を抱いて、できる限りの祈りと一緒に送り出した。そいつを呪いにしちまうか、可能性にできるか……それは……」
 +
:
 +
;「父親ってのは、いつも一言足りないのさ。その分は、子供が自分で埋め合わせなくちゃならない」
 +
:父親[[ローナン・マーセナス]]と、マーセナス家へのわだかまりが解消できたことが伺える。
 
;「俺たちも行こう……バナージ。お前の役目は終わった。『ラプラスの箱』は開かれたんだ。艦に戻ってゆっくり休め……お前はまだ、生まれたばかりなんだから」
 
;「俺たちも行こう……バナージ。お前の役目は終わった。『ラプラスの箱』は開かれたんだ。艦に戻ってゆっくり休め……お前はまだ、生まれたばかりなんだから」
 
:
 
:
251

回編集