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:出典元。設定のみで本編には未登場。「機動戦士ガンダム MS IGLOO 完全設定資料集」に3DCGモデルが掲載されており、「ゲム カモフを知っているか?」の謳い文句と共に帯を飾っている。
:出典元。設定のみで本編には未登場。「機動戦士ガンダム MS IGLOO 完全設定資料集」に3DCGモデルが掲載されており、「ゲム カモフを知っているか?」の謳い文句と共に帯を飾っている。
;機動戦士ガンダム MS IGLOO 603
;機動戦士ガンダム MS IGLOO 603
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:第3話~第5話にて主役エピソードが描かれた。義勇兵であるエンマ・ライヒの[[ザクI]]に代わる搭乗機として登場し、[[ソロモン]]沖にて仲間の乗るゲファンゲナー・ゲムと共に欺瞞作戦を展開。冒頭では[[コロンブス級]]を撃沈している。その後、[[サラミス級]]の撃沈任務の際に[[ヅダ]]と戦闘する振りを装ってターゲットに接近するも、直衛の[[ジム]]に正体を見破られ窮地に陥る。直後、エンマはジオン軍の脅迫により戦闘を強要されていたと言い放ち、サラミス側へ寝返ろうとするも、それは彼女の演技であり、敵味方が混乱している隙を突き、油断したサラミスを不意打ちで撃沈した。しかし、任務を完了し安堵したのも束の間、ゲムを敵機と誤認した[[ムサイ級]]からの砲撃が直撃。ジオンの戦士として宇宙にはばたいた蝙蝠は文字通り敵味方を欺いた末に儚くも散った。<ref>本作では美談のように語られているが現実の国際法に当てはめた場合現行の国際法ではジュネーヴ諸条約第1追加議定書第37条(背信行為の禁止)と第44条(戦闘員の識別義務)に違反で裁判にかけられた場合死刑を含めた重い罰が下される可能性が非常に高く。捕虜となる資格を有しないものとをする可能性が高い。そもそもエンマ・ライヒ達亡命者は作中でジオンの正規兵とは明言されていない為捕虜となる資格のない「傭兵」「便衣兵」に当たる危険がある為いずれにせよ同じことであった可能性もある。</ref>。
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:第3話~第5話にて主役エピソードが描かれた。義勇兵であるエンマ・ライヒの[[ザクI]]に代わる搭乗機として登場し、[[ソロモン]]沖にて仲間の乗るゲファンゲナー・ゲムと共に欺瞞作戦を展開。冒頭では[[コロンブス級]]を撃沈している。その後、[[サラミス級]]の撃沈任務の際に[[ヅダ]]と戦闘する振りを装ってターゲットに接近するも、直衛の[[ジム]]に正体を見破られ窮地に陥る。直後、エンマはジオン軍の脅迫により戦闘を強要されていたと言い放ち、サラミス側へ寝返ろうとするも、それは彼女の演技であり、敵味方が混乱している隙を突き、油断したサラミスを不意打ちで撃沈した。しかし、任務を完了し安堵したのも束の間、ゲムを敵機と誤認した[[ムサイ級]]からの砲撃が直撃。ジオンの戦士として宇宙にはばたいた蝙蝠は文字通り敵味方を欺いた末に儚くも散った。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
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:機体の一部形状から元となった機体と推測されるが、詳細は不明。
:機体の一部形状から元となった機体と推測されるが、詳細は不明。
;[[ジム]]
;[[ジム]]
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:偽装対象機。なお、ジオン軍に鹵獲されたジムは正式記録上は「[[ゲファンゲナー ゲム]]<ref>前線の兵士からは単に「ゲム」と呼称されている</ref>」と呼称されており、ゲム カモフと共に運用されている。
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:偽装対象機。なお、ジオン軍に鹵獲されたジムは正式記録上は「ゲファンゲナー ゲム<ref>前線の兵士からは単に「ゲム」と呼称されている</ref>」と呼称されており、ゲム カモフと共に運用されている。
;[[ザニー]]
;[[ザニー]]
:媒体によって開発経緯は諸説あるが、一年戦争初期にMSの開発、運用のノウハウの無い連邦軍がそれらを得る為にジオンのザクを入手して解析して作り上げた機体。ベースがジオン機、見た目が連邦系という点がゲム カモフと共通している。
:媒体によって開発経緯は諸説あるが、一年戦争初期にMSの開発、運用のノウハウの無い連邦軍がそれらを得る為にジオンのザクを入手して解析して作り上げた機体。ベースがジオン機、見た目が連邦系という点がゲム カモフと共通している。
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*『機動戦士ガンダム MS IGLOO 603』第2巻の巻末において柳瀬敬之は、ゲム カモフの機体名称について、「ゲム」の部分を出渕裕、「カモフ」の部分を今西隆によって名付けられた幸せなMSであると語っている。
*『機動戦士ガンダム MS IGLOO 603』第2巻の巻末において柳瀬敬之は、ゲム カモフの機体名称について、「ゲム」の部分を出渕裕、「カモフ」の部分を今西隆によって名付けられた幸せなMSであると語っている。
*「月刊ホビージャパン」2005年9月号109ページ掲載の柳瀬氏のインタビューで頭部のデザインについて触れられており、「顔はジムを描いているうちに、カメラ部分の形にドムのイメージが出てきたので、その部分を強調させジムだったりドムのラインだったりと、気持ちいい中間を模索しました」と、[[ドム]]のデザインも織り込まれている事が明かされている。
*「月刊ホビージャパン」2005年9月号109ページ掲載の柳瀬氏のインタビューで頭部のデザインについて触れられており、「顔はジムを描いているうちに、カメラ部分の形にドムのイメージが出てきたので、その部分を強調させジムだったりドムのラインだったりと、気持ちいい中間を模索しました」と、[[ドム]]のデザインも織り込まれている事が明かされている。
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*ちなみにエンマ・ライヒ達の行為について現実の国際法に当てはめた場合、現行の国際法ではジュネーヴ諸条約第1追加議定書第37条(背信行為の禁止)と第44条(戦闘員の識別義務)に違反で裁判にかけられ、死刑を含めた重い罰が下される可能性や、捕虜となる資格を有しないものとみなされる可能性が高い。そもそも彼女ら亡命者は作中でジオンの正規兵とは明言されておらず、捕虜となる資格のない「傭兵」「便衣兵」に当たる危険があるため、いずれにせよ同じことであった可能性もある。
== 商品情報 ==
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