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{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = GM Camouf.<!-- 公式名を優先とします。 -->
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| 外国語表記 = GM Camouf.
| 別表記 = ゲム・カモフ
| 別表記 = ゲム・カモフ
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム MS IGLOO|機動戦士ガンダム MS IGLOO 603]]
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム MS IGLOO|機動戦士ガンダム MS IGLOO 603]]
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = 柳瀬敬之<!-- デザイナー名 -->
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| デザイナー = 柳瀬敬之 (機体デザイン)<br/>出渕裕、今西隆 (機体名)
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]]
;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]]
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:出典元。設定のみで本編には未登場。完全設定資料集に3DCGモデルが掲載されており、「ゲム カモフを知っているか?」の謳い文句と共に帯を飾っている。
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:出典元。設定のみで本編には未登場。「機動戦士ガンダム MS IGLOO 完全設定資料集」に3DCGモデルが掲載されており、「ゲム カモフを知っているか?」の謳い文句と共に帯を飾っている。
;機動戦士ガンダム MS IGLOO 603
;機動戦士ガンダム MS IGLOO 603
:第3話~第5話にて主役エピソードが描かれた。義勇兵であるエンマ・ライヒの[[ザクI]]に代わる搭乗機として登場し、[[ソロモン]]沖にて仲間の乗るゲファンゲナー・ゲムと共に欺瞞作戦を展開。冒頭では[[コロンブス級]]を撃沈している。その後、[[サラミス級]]の撃沈任務の際に[[ヅダ]]と戦闘する振りを装ってターゲットに接近するも、直衛の[[ジム]]に正体を見破られ窮地に陥る。直後、エンマはジオン軍の脅迫により戦闘を強要されていたと言い放ち、サラミス側へ寝返ろうとするも、それは彼女の演技であり、敵味方が混乱している隙を突き、油断したサラミスを不意打ちで撃沈した。しかし、任務を完了し安堵したのも束の間、ゲムを敵機と誤認した[[ムサイ級]]からの砲撃が直撃。ジオンの戦士として宇宙にはばたいた蝙蝠は文字通り敵味方を欺いた末に儚くも散った。
:第3話~第5話にて主役エピソードが描かれた。義勇兵であるエンマ・ライヒの[[ザクI]]に代わる搭乗機として登場し、[[ソロモン]]沖にて仲間の乗るゲファンゲナー・ゲムと共に欺瞞作戦を展開。冒頭では[[コロンブス級]]を撃沈している。その後、[[サラミス級]]の撃沈任務の際に[[ヅダ]]と戦闘する振りを装ってターゲットに接近するも、直衛の[[ジム]]に正体を見破られ窮地に陥る。直後、エンマはジオン軍の脅迫により戦闘を強要されていたと言い放ち、サラミス側へ寝返ろうとするも、それは彼女の演技であり、敵味方が混乱している隙を突き、油断したサラミスを不意打ちで撃沈した。しかし、任務を完了し安堵したのも束の間、ゲムを敵機と誤認した[[ムサイ級]]からの砲撃が直撃。ジオンの戦士として宇宙にはばたいた蝙蝠は文字通り敵味方を欺いた末に儚くも散った。
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<!-- ;機能名:説明 -->
<!-- ;機能名:説明 -->
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
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<!-- ;武装名:説明 -->
;120mmマシンガン
;120mmマシンガン
:マガジンをボックスタイプに変更、サブグリップをカバーで覆う等、連邦軍の装備を思わせる外装に偽装された[[ザク・マシンガン]]。性能は元になったモデルと変わりはない。
:マガジンをボックスタイプに変更、サブグリップをカバーで覆う等、連邦軍の装備を思わせる外装に偽装された[[ザク・マシンガン]]。性能は元になったモデルと変わりはない。
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;チェーン・マイン
;チェーン・マイン
:複数の機雷をワイヤーでチェーン状に連結させた武装。機雷には高威力の炸薬が搭載され、各々を任意に爆破させられる。運搬時はリアアーマーに懸架する。
:複数の機雷をワイヤーでチェーン状に連結させた武装。機雷には高威力の炸薬が搭載され、各々を任意に爆破させられる。運搬時はリアアーマーに懸架する。
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;シュツルム・ファウスト
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;[[シュツルム・ファウスト]]
:使い捨てのロケット・ランチャー。威力は高いが命中率は低く、命中させるにはパイロットに技量が求められる。
:使い捨てのロケット・ランチャー。威力は高いが命中率は低く、命中させるにはパイロットに技量が求められる。
;バズーカ
;バズーカ
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== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
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<!-- ;[[機体名]]:説明 -->
;[[ザクII]] / [[ヅダ]]
;[[ザクII]] / [[ヅダ]]
:機体の一部形状から元となった機体と推測されるが、詳細は不明。
:機体の一部形状から元となった機体と推測されるが、詳細は不明。
;[[ジム]]
;[[ジム]]
:偽装対象機。なお、ジオン軍に鹵獲されたジムは正式記録上は「[[ゲファンゲナー ゲム]]<ref>前線の兵士からは単に「ゲム」と呼称されている</ref>」と呼称されており、ゲム カモフと共に運用されている。
:偽装対象機。なお、ジオン軍に鹵獲されたジムは正式記録上は「[[ゲファンゲナー ゲム]]<ref>前線の兵士からは単に「ゲム」と呼称されている</ref>」と呼称されており、ゲム カモフと共に運用されている。
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;[[ドム]]
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:柳瀬氏は頭部のデザインについて「顔はジムを描いているうちに、カメラ部分の形にドムのイメージが出てきたので、その部分を強調させジムだったりドムのラインだったりと、気持ちいい中間を模索しました」と述べている<ref>「月刊ホビージャパン」2005年9月号109ページ掲載のインタビューより</ref>。
;[[ザニー]]
;[[ザニー]]
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:媒体によって諸説あるが、一年戦争初期にMSの開発、運用のノウハウの無い連邦軍がそれらを得る為にジオンのザクを入手して解析して作り上げた機体。ベースがジオン機、見た目が連邦系という点がゲム カモフと共通している。
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:媒体によって開発経緯は諸説あるが、一年戦争初期にMSの開発、運用のノウハウの無い連邦軍がそれらを得る為にジオンのザクを入手して解析して作り上げた機体。ベースがジオン機、見た目が連邦系という点がゲム カモフと共通している。
== 余談 ==
== 余談 ==
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『機動戦士ガンダム MS IGLOO 603』第2巻の巻末において柳瀬敬之は、ゲム カモフの機体名称について、「ゲム」の部分を出渕裕、「カモフ」の部分を今西隆によって名付けられた幸せなMSであると語っている。
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*『機動戦士ガンダム MS IGLOO 603』第2巻の巻末において柳瀬敬之は、ゲム カモフの機体名称について、「ゲム」の部分を出渕裕、「カモフ」の部分を今西隆によって名付けられた幸せなMSであると語っている。
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*「月刊ホビージャパン」2005年9月号109ページ掲載の柳瀬氏のインタビューで頭部のデザインについて触れられており、「顔はジムを描いているうちに、カメラ部分の形にドムのイメージが出てきたので、その部分を強調させジムだったりドムのラインだったりと、気持ちいい中間を模索しました」と、[[ドム]]のデザインも織り込まれている事が明かされている。
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==