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| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = [[デシル・ガレット]]専用[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = [[デシル・ガレット]]専用[[モビルスーツ]]
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| 生産形態 = ワンオフ機
 
| 型式番号 = xvm-dgc
 
| 型式番号 = xvm-dgc
 
| 頭頂高 =  
 
| 頭頂高 =  
 
| 全高 = 20.0m
 
| 全高 = 20.0m
| 本体重量 = 54.5t
+
| 重量 = 54.5t
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| 本体重量 =
 
| 全備重量 =  
 
| 全備重量 =  
| 主動力 =  
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| 主動力 = プラズマ圧縮炉
 
| 装甲材質 =  
 
| 装甲材質 =  
 
| 開発組織 = [[ヴェイガン]]
 
| 開発組織 = [[ヴェイガン]]
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ヴェイガン]]が開発した[[Xラウンダー]]専用[[モビルスーツ]][[デシル・ガレット]]の専用機で、[[ゼイドラ]]とは姉妹機の関係にある。
+
[[ヴェイガン]]が開発した[[デシル・ガレット]]の専用機。[[ゼハート・ガレット]]の専用機である[[ゼイドラ]]とは兄弟機の関係にある。
   −
[[ウィゲル]]から得られたデータを元に開発された機体で、砲撃戦に特化した機体となっている。バックパックに2門の大型ビーム砲を備え、携行武装としてクロノスガンを装備し、胸部にはゼイドラと同様のビームバスターを内蔵している。機体各部の形状はゼイドラと共通点が多いが、前腕部や脚部など一部重装甲化されている。同時にスラスターも増設されているため、高い火力と機動性を両立した機体となっている。
+
ゼイドラを重装甲・高火力化したと言える機体で、[[ウィゲル]]のデータも取り入れて開発された。肩部・腕部・脚部は重装甲化され、背部のバインダー型スラスターにクロノスキャノンが装備されている。その分、重量は約16%増加しており、重量増を補うために脚部の推進器はゼイドラより強化されている。また、デシルが以前搭乗していた[[ゼダス]]と同様に味方機を操る遠隔操作機能が搭載されている。
   −
また、デシルが以前搭乗していた[[ゼダス]]と同様に、他の味方機を操る機能も搭載されている。ちなみにヴェイガンの機体としては珍しく、尾状の武装を有していない。
+
クロノスは[[Xラウンダー]]専用機に重武装を施し、その可能性を探るという側面を持ち合わせていたが、必要性が薄いと判断されたらしく、重武装重装甲化したXラウンダー専用機というコンセプトは、クロノス以降の機体にはほとんど引き継がれなかった。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダムAGE]]
+
;[[機動戦士ガンダムAGE]] (アセム編)
:パイロットは[[デシル・ガレット]]。[[ビッグリング基地|ビッグリング]]攻防戦で[[ゼハート・ガレット]]のゼイドラと共に実戦投入され、[[ウルフ・エニアクル]]の[[Gバウンサー]]と[[アセム・アスノ]]の[[ガンダムAGE-2 ノーマル]]と交戦。2機を相手にしながら別の機体を撃破するという芸当を見せ、さらにGバウンサーの左腕を斬り落とす等圧倒している。しかし、出撃してきた[[フリット・アスノ]]の[[ガンダムAGE-1 フラット]]の戦闘力と彼の戦術に押されて大破。ゼハートによって撤退させられる。その後、改修されて[[スペースコロニー]]・[[ソロンシティ]]を出港した[[ディーヴァ]]に襲い掛かるが、フリットの指揮によって艦砲とミサイルのみで完全に動きを封じ込められてしまい、撤退。ノートラム攻防戦ではアセムの[[ガンダムAGE-2 ダブルバレット|AGE-2]]とウルフのGバウンサーと交戦。途中で[[マジシャンズ8]]の[[ザファー・ローグ]]と[[ネッド・カーン]]の乗った[[ゼダスM]]を操ってアセムを窮地に立たせるが、ウルフがそれを庇って戦死。激昂したアセムの怒涛の攻めに対応できずに手足を斬り落とされた上で機体を両断され、止めにツインドッズキャノンを撃ち込まれて撃破された。
+
:初登場作品。パイロットは[[デシル・ガレット]]。[[ビッグリング基地|ビッグリング]]攻防戦で[[ゼハート・ガレット]]のゼイドラと共に実戦投入され、[[ウルフ・エニアクル]]の[[Gバウンサー]]と[[アセム・アスノ]]の[[ガンダムAGE-2 ノーマル]]と交戦。2機を相手にしながら別の機体を撃破するという芸当を見せ、さらにGバウンサーの左腕を斬り落とす等圧倒している。しかし、出撃してきた[[フリット・アスノ]]の[[ガンダムAGE-1 フラット]]の戦闘力と彼の戦術に押されて大破。ゼハートによって撤退させられる。その後、改修されて[[スペースコロニー]]・[[ソロンシティ]]を出港した[[ディーヴァ]]に襲い掛かるが、フリットの指揮によって艦砲とミサイルのみで完全に動きを封じ込められてしまい、撤退。ノートラム攻防戦ではアセムの[[ガンダムAGE-2 ダブルバレット|AGE-2]]とウルフのGバウンサーと交戦。途中で[[マジシャンズ8]]の[[ザファー・ローグ]]と[[ネッド・カーン]]の乗った[[ゼダスM]]を操ってアセムを窮地に立たせるが、ウルフがそれを庇って戦死。激昂したアセムの怒涛の攻めに対応できずに手足を斬り落とされた上で機体を両断され、止めにツインドッズキャノンを撃ち込まれて撃破された。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
   
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
<!-- :機能名:説明 -->
   
;電磁装甲
 
;電磁装甲
 
:装甲の表面に電磁シールドを展開して防御する。[[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]のMSの主力武装である[[ドッズライフル]]すらも拡散・無効化する事が出来るが、打撃を始めとする物理攻撃を受けた際の衝撃は普通に通ってしまう。また、前腕部等の一部分にしか展開できない為、使い勝手が悪い。
 
:装甲の表面に電磁シールドを展開して防御する。[[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]のMSの主力武装である[[ドッズライフル]]すらも拡散・無効化する事が出来るが、打撃を始めとする物理攻撃を受けた際の衝撃は普通に通ってしまう。また、前腕部等の一部分にしか展開できない為、使い勝手が悪い。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;ビームバルカン
+
;ビームバルカン / [[ビームサーベル]]
:両掌に1門ずつ、計2門内蔵されている小型ビーム砲。
+
:両掌に内蔵された[[ヴェイガン]]機共通の小型ビーム砲。砲口からはビームサーベルの発振も可能。砲口は他の外部兵装と接続し、エネルギー供給及び制御を行うコネクターも兼ねている。
:;[[ビームサーベル]]
  −
::ビームバルカンの砲門から発振される接近戦用の武装。
   
;クロノスガン
 
;クロノスガン
:本機専用の携行式ビームガトリングガン。5つの銃身を有し、高い連射力を誇る。銃口からはビームサーベルを発振することも可能。
+
:ヴェイガン製MSとしては珍しい携行式のビームガトリングガン。一撃の威力を重視したクロノスキャノンを補うために、連射性が重視されている。銃口からはビームサーベルを形成することも可能。
 
;ビームバスター
 
;ビームバスター
:胸部に1門内蔵されている高出力ビーム砲。標準的な[[ビームライフル]]を超える破壊力を持ち、一撃で複数の敵機を撃破することも可能。
+
:胸部に内蔵された大出力ビーム砲。その破壊力は標準的な[[ビームライフル]]を超え、一撃で複数の敵機を撃破することも可能。
 
;クロノスキャノン
 
;クロノスキャノン
:背部に2門装備されている大型ビーム砲。基部はある程度可動するため、広い射角を有している。
+
:背部に2門装備された大型ビームキャノン。遠方からの射撃に適した兵装で、一撃の威力が重視されている。基部はある程度可動するため、広い射角を有している。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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:クロノスのプロトタイプにあたる試作機。
 
:クロノスのプロトタイプにあたる試作機。
 
;[[ゼイドラ]]
 
;[[ゼイドラ]]
:姉妹機。
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:同時期に開発された兄弟機。
 
;[[グルード]]
 
;[[グルード]]
:系譜上、本機と[[ゼイドラ]]を統合する形で開発された後継機。PSP版『AGE』でもゼイドラガンとクロノスガンを装備できる。
+
:系譜上、本機と[[ゼイドラ]]を統合する形で開発された機体。PSP版『AGE』でもゼイドラガンとクロノスガンを装備できる。
 
;[[ジルスベイン]]
 
;[[ジルスベイン]]
 
:ゼイドラの同型機。機体形状は[[ゼイドラ]]と同一だが、カラーリングは本機とよく似ている。
 
:ゼイドラの同型機。機体形状は[[ゼイドラ]]と同一だが、カラーリングは本機とよく似ている。
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