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{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Enhanced ΖΖ Gundam
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| 外国語表記 =
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*Amprified ΖΖ-Gundam
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*Enhanced ΖΖ Gundam
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムΖΖ]]
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムΖΖ]]
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| タイトル = スペック
| タイトル = スペック
| 分類 = 試作型[[可変モビルスーツ]]
| 分類 = 試作型[[可変モビルスーツ]]
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| 生産形態 = 改装機
| 型式番号 = MSZ-010S
| 型式番号 = MSZ-010S
| 頭頂高 = 19.86m
| 頭頂高 = 19.86m
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バックパックを大型化すると共にメインスラスターが2発から4発に増加され、両肩部のショルダースラスターアーマーも大型・高出力化した物に換装して機動性を向上させている。ジェネレーターも更なる高出力化が図られ、腰部にはリアスカートが追加された。踵部のクローも新たに交換されている。武装はΖΖガンダムとほぼ同じだが、唯一ミサイル・ランチャーが21連装から2段階式の18連装に変更されている。
バックパックを大型化すると共にメインスラスターが2発から4発に増加され、両肩部のショルダースラスターアーマーも大型・高出力化した物に換装して機動性を向上させている。ジェネレーターも更なる高出力化が図られ、腰部にはリアスカートが追加された。踵部のクローも新たに交換されている。武装はΖΖガンダムとほぼ同じだが、唯一ミサイル・ランチャーが21連装から2段階式の18連装に変更されている。
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ちなみにフルアーマーΖΖはゲームによく登場しているが、本機は滅多に登場する機会がない。原作ではハマーンとの最後の戦いで本機が出撃しているのだが、外見が通常のΖΖガンダムと同じなので「帰艦した後、アーマーを外すと同時に本体の仕様も元に戻された」という説が存在する。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
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:パイロットは[[ジュドー・アーシタ]]。[[第一次ネオ・ジオン抗争]]の終盤に[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]と交戦して撃破したが、本機も中破した。その後、[[コア3]]を脱出しようとして[[コア・ファイター]]を分離させようとしたが、コア・トップが分離できず窮地に陥る。[[プルツー]]の導きで[[ネェル・アーガマ]]が脱出口を作った事で何とか帰投できた。<br />第一次ネオ・ジオン抗争終結後の本機の行方は不明だが、ジュドーが[[木星船団]]へ志願した際に[[ΖΖ-GR|持ち出された]]という説がある。
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:出典元。明貴美加氏により「対[[ニュータイプ]]用最終MS”[[クィン・マンサ]]”用可変MS」としてフルアーマーΖΖと共にデザインされた。ΖΖガンダムから大幅にアレンジが加えられており、元の機体よりも細身になっているのが特徴となっている。<br/>第46話にフルアーマーΖΖの状態で登場するが最後まで外部装甲はパージせず、さらに最終回である第47話では再び元のΖΖのデザインに戻っているため、結局、フルアーマーΖΖの素体である本機自体は作中未登場となっている。それ故か[[ガンプラ]]「MG 1/100 FA-010S フルアーマーΖΖガンダム」の取扱説明書においても「これらの仕様変更は対クィン・マンサ戦においてのみ採用され、[[ハマーン・カーン]]との決戦時には”ほとんど”本来の仕様に復元されていたようだ」と記されている。ただ後年の媒体ではハマーンとの対決時にも使用されたとする物も見られる。
;[[GUNDAM EVOLVE]]
;[[GUNDAM EVOLVE]]
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:『EVOLVE../ 10』で登場。[[ΖΖ-GR]]の状態から[[リィナ・アーシタ|リィナ]]から送られたバースディコンテナ内のコア・ベースと合体する形で登場。ΖΖ本来の性能で追撃してきた[[ドーベン・ウルフ]]隊を撃破した。
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:「EVOLVE../10」に登場。同作に登場するにあたり大幅なデザインのアレンジが行われた。作中では[[ΖΖ-GR]]の状態から[[リィナ・アーシタ|リィナ]]から送られたバースディコンテナ内のコア・ベース(形状は元のΖΖの物に近い)と合体する形で登場。ΖΖ本来の性能で追撃してきた[[ドーベン・ウルフ]]隊を撃破した。<br/>型番は公式サイトでは当初、元のΖΖの物である「MSZ-010」と表記されたものの<ref>[https://web.archive.org/web/20060720220820/http://www.gundam-evolve.net/story/ev10.html EVOLVE../10公式ページ (2006年7月20日時点)]</ref>、2006年8月頃には本機の物である「MSZ-010S」に変更されている(ただし機体名は「ΖΖガンダム」のまま)<ref>[https://web.archive.org/web/20060828154351/http://www.gundam-evolve.net/story/ev10.html EVOLVE../10公式ページ (2006年8月28日時点)]</ref>。
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:ちなみにこのコア・ベースは元の[[ΖΖガンダム]]の物に近い形状であった。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
=== 特殊機能 ===
;対ビームコーティング
;対ビームコーティング
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:装甲の表面に施されたコーティングで、フッ素樹脂をネマティック状にして幾重にも塗り重ねている。数秒間ならばビームの直撃をも無効化できるが、3秒を越えると溶けだすとされる。
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:装甲の表面に施されたコーティングで、フッ素樹脂をネマティック状にして幾重にも塗り重ねている。数秒間ならばビームの直撃をも反射できるが、3秒を越えると溶けてしまう。<br/>『ΖΖ』第45話で[[アストナージ・メドッソ]]によって施されたが、この作業中の機体デザインも通常のΖΖガンダムのままとなっている。
;[[バイオセンサー]]
;[[バイオセンサー]]
:簡易型の[[サイコミュシステム]]。パイロットからの脳波を受信して操縦の補助や機体の追従性を向上させる。本機では各所に分散して配されていると言われる。ハマーンとの戦闘では動かなくなったコア・ファイターが分離したパーツを引き寄せて合体させているが、これもバイオセンサーが関わっているとされる。
:簡易型の[[サイコミュシステム]]。パイロットからの脳波を受信して操縦の補助や機体の追従性を向上させる。本機では各所に分散して配されていると言われる。ハマーンとの戦闘では動かなくなったコア・ファイターが分離したパーツを引き寄せて合体させているが、これもバイオセンサーが関わっているとされる。
;分離 / 合体 / 変形
;分離 / 合体 / 変形
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:Gフォートレスに変形可能。コア・ファイター、コア・トップ、コア・ベースの各機への分離及び合体が可能。変形についてはオミットされているという説もある。
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:Gフォートレスに変形可能。コア・ファイター、コア・トップ、コア・ベースの各機への分離及び合体が可能。
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
;ダブル・バルカン
;ダブル・バルカン
:頭部に内蔵されている2連装の60mmバルカン砲。近接防御や牽制などに使用される。頭部ハイ・メガ・キャノンのアップデートの影響を強く受けている武器でもあり、設計変更の連続で装弾数や口径、位置などが頻繁に変わっているという。
:頭部に内蔵されている2連装の60mmバルカン砲。近接防御や牽制などに使用される。頭部ハイ・メガ・キャノンのアップデートの影響を強く受けている武器でもあり、設計変更の連続で装弾数や口径、位置などが頻繁に変わっているという。
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;ダブル・ビーム・ライフル
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;ダブル・[[ビーム・ライフル]]
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:本機の主兵装。2つの砲身を有し、搭載された複数のジェネレーターとMS本体のジェネレーターのエネルギー供給を受ける事でメガ・バズーカ・ランチャー級の威力を実現している。その為、直撃しなくても掠めただけで装甲が溶解する。連射も可能だが砲身の寿命が長くなく、200発程で交換しなければならない。コア・トップやGフォートレス形態では機首となる。コクピットが存在し、こちらから機体を変形させる事も可能だが、基本的には緊急時やメンテナンス時に使用される。また別の機体、或いは本機のバックパックを本体とした航宙砲艦として造られていた物を転用したという説も存在する。そのせいなのか、宇宙においては多少ながらこれだけでの自律航行が可能らしい。
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:本機の主兵装。2つの砲身を有し、搭載された複数のジェネレーターとMS本体のジェネレーターのエネルギー供給を受ける事で[[メガ・バズーカ・ランチャー]]級の威力を実現している。その為、直撃しなくても掠めただけで装甲が溶解する。連射も可能だが砲身の寿命が長くなく、200発程で交換しなければならない。コア・トップやGフォートレス形態では機首となる。コクピットが存在し、こちらから機体を変形させる事も可能だが、基本的には緊急時やメンテナンス時に使用される。また別の機体、或いは本機のバックパックを本体とした航宙砲艦として造られていた物を転用したという説も存在する。そのせいなのか、宇宙においては多少ながらこれだけでの自律航行が可能らしい。
;ハイパー・ビーム・サーベル
;ハイパー・ビーム・サーベル
:バックパック上部に2基装備されている高出力[[ビーム・サーベル]]。通常のビーム・サーベルよりも大型であり、刀身の長さは1.5倍に及ぶとされる。威力も凄まじく、MSと同等のサイズの小惑星を容易く両断できる。
:バックパック上部に2基装備されている高出力[[ビーム・サーベル]]。通常のビーム・サーベルよりも大型であり、刀身の長さは1.5倍に及ぶとされる。威力も凄まじく、MSと同等のサイズの小惑星を容易く両断できる。
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;ハイ・メガ・キャノン
;ハイ・メガ・キャノン
:頭部に1門内蔵されている大口径ビーム砲。機体のジェネレーターから供給された膨大なエネルギーを集約して放つ。その威力は[[コロニーレーザー]]の20%分に相当するとされ、MSが相手ならば一撃で消し飛ばせる。反面、使用すると一時的にパワーダウンしてしまう。後頭部にはエネルギーの制御デバイスやバックパックとの直結回路といった部品が高密度で実装されているが、損耗がかなり激しい。
:頭部に1門内蔵されている大口径ビーム砲。機体のジェネレーターから供給された膨大なエネルギーを集約して放つ。その威力は[[コロニーレーザー]]の20%分に相当するとされ、MSが相手ならば一撃で消し飛ばせる。反面、使用すると一時的にパワーダウンしてしまう。後頭部にはエネルギーの制御デバイスやバックパックとの直結回路といった部品が高密度で実装されているが、損耗がかなり激しい。
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;ハイ・メガ・キャノン(最大出力)
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:ジュドーの感情にバイオセンサーが呼応してリミッターを解除した状態のハイ・メガ・キャノン。その出力は凄まじく、発射中に砲口やブレードアンテナが溶け出してしまっている。
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;ハイパー・メガ・キャノン
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:本機の主兵装とする事を想定して採用された大型ビーム砲。「ハイパー・メガ・カノン」とも表記される。出力はハイ・メガ・キャノンの60%増しであり、同時期に運用されていた標準的な艦艇の主砲クラスの威力を有するとされる。インターバルを数秒置けば連射も行える。装備時には右側の18連装2段階ミサイル・ランチャーと換装し、ベルト状のパーツをリアスカートに接続する。Gフォートレス形態時でも使用可能だが、出力は低下する。劇中では装備されなかった。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
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;対[[キュベレイ]]
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<!-- ;内容:説明 -->
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:
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
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:原型機。
:原型機。
;[[フルアーマーΖΖガンダム]]
;[[フルアーマーΖΖガンダム]]
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:装甲を追加した状態。
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:外部装甲を追加した状態。
;[[スーパーGフォートレス]]
;[[スーパーGフォートレス]]
:ΖΖガンダムの強化案の一つ。この案でもΖΖ本体を強化する予定であった。
:ΖΖガンダムの強化案の一つ。この案でもΖΖ本体を強化する予定であった。
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;[[ΖΖ-GR]]
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:戦後に大破した強化型ΖΖガンダムを修復・改修した機体。
;[[シータプラス]]
;[[シータプラス]]
:ΖΖ系列機の集大成として開発された機体。
:ΖΖ系列機の集大成として開発された機体。
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*[[登場メカ]]
*[[登場メカ]]
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<!-- == 脚注 == -->
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== 脚注 ==
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<!-- <references /> -->
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<references />
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->