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| 主なパイロット = 人革連一般兵、他
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| 主なパイロット = 人革連一般兵
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[人類革新連盟]](人革連)が開発した地上用の量産型[[モビルスーツ]]。人革連で広く普及している機体であり、宇宙型など多くの量産バリエーションを有し、一般兵から指揮官までほとんどのモビルスーツパイロットに使用されている。機体名称は「鉄人」の中国語読みである。
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[[人類革新連盟]](人革連)の量産型[[モビルスーツ]]。[[太陽光発電紛争]]時の主力機であった[[ファントン]]([[アンフ]])に代わって採用された主力機である。機体名称は「鉄人」の中国語読みから。人革連での制式採用は古く、[[型式番号]]06のティエレンより古い番号である05以前の機体はほとんど第一線を退いている。
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空戦を主体とする[[ユニオン]]の[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]や[[AEU]]の[[AEUイナクト|イナクト]]と比べて機動性は極めて低いが、分厚い装甲による高い防御力と強力なパワーを持ち、超重量の武器の搭載を可能としている。他軍がビーム兵器への移行を進める中で本機は既に旧式の部類に入る兵装を使用しているものの、これらの兵装は生産性や信頼性が非常に高く、現地で実際に使用している兵士の間でも高い評価を受けている。
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人革連で広く使用されている機体であり、一般兵から指揮官まで所属MSパイロットのほぼ全員が使用している。地上用の他に宇宙用など多くの量産バリエーションを持ち、少数ながらエースパイロット用にカスタマイズした機体も存在しているが、基本操作系は統一されており、パイロットはバリエーション機にも対応しやすくなっている。ティエレンのコクピットは[[ガンダムタイプ|ガンダム]]や他軍のMSと違いモニターが存在せず、全ての外部映像とデータはパイロットのヘルメット内に投射されるシステムを採用している。このシステムのため、人革軍のMSパイロットのヘルメットは顔が完全に隠れた状態となる。
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コクピットは基本的に立座式となっており、基本操作系はバリエーション機も含めて統一化されているため、パイロットは機種転換にも対応しやすくなっている。また、他軍の機体と違いコックピット内部にはモニターが存在しないため、パイロットは顔が完全に隠れる程のゴーグルが付いたヘルメットを着用し、全ての外部映像とデータをゴーグルから網膜へ直接投影する。このシステムは眼球および頭部の微細な動作により様々なコマンド入力が可能となっている。一方で超兵専用機である[[ティエレンタオツー]]には高速情報処理システムが採用されているが、人革連モビルスーツ設計者は、全周モニターは情報処理量が多すぎて一般パイロットによる操作には向かないとしているため、現在のところ一般機への採用は見送られている。
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本機の特徴は、その外見からも分かる通り、大きく重い機体にある。他軍のMSに比べ機体が重いためスピードは遅いが、機動力を犠牲にした分、防御能力が高く、超重量の武装も搭載可能である。
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基本武装は実体弾砲とカーボンブレイドであり、他軍がビーム兵器への移行を進める中では旧式に属する兵装を持つ。しかしながらこれらは生産性や信頼性が非常に高く、現場で実際に使用する兵士たちの間でも高い評価を得ている。もっとも、大局的な視点で世界情勢に目を移せば、ガンダムという圧倒的な機動力と攻撃力を持つ敵の出現、そしてそれに対抗するため[[国連軍]]に配備された[[ジンクス]]の存在により、ティエレンは戦場の主役から確実に降りる運命にあると言え、同様にティエレンに変わる人革軍での新型MS開発計画も試作段階まで進んでいたものの永久凍結される事になった。しかし、[[ソレスタルビーイング]]崩壊後、世界が統一される過程においても設備の護衛など、限定された場面では活躍の場が残されており、運用の過程で成熟したMS運用技術は国連軍においても高く評価され、同軍のドクトリンに加えられ使用され続けた。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- :作品名:説明 -->
   
;[[機動戦士ガンダム00]](1stシーズン)
 
;[[機動戦士ガンダム00]](1stシーズン)
:初出作品。第2話から[[人類革新連盟]]の主力機として登場する。[[ソレスタルビーイング]]のガンダムと幾度となく交戦しているが、太陽炉搭載機が相手では自慢の重装甲も通用せず、ほとんど太刀打ちできずに撃破されている。
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:初登場作品。第2話から[[人類革新連盟]]の主力機として登場するが、[[ソレスタルビーイング]]のガンダムという強敵の出現により、新型機開発の必要性が早々に迫られる事になった。
 
;[[機動戦士ガンダム00]](2ndシーズン)
 
;[[機動戦士ガンダム00]](2ndシーズン)
 
:太陽炉搭載機の登場により第一線を退いているものの、[[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]]では設備の護衛などの限定された用途で、非太陽炉搭載機を運用する[[カタロン]]では主力機として引き続き運用されている。
 
:太陽炉搭載機の登場により第一線を退いているものの、[[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]]では設備の護衛などの限定された用途で、非太陽炉搭載機を運用する[[カタロン]]では主力機として引き続き運用されている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
<!-- === 特殊機能 === -->
   
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
<!-- :武装名:説明 -->
   
;200mm×25口径長滑腔砲
 
;200mm×25口径長滑腔砲
:本機の主兵装。腕部に装着して使用する。弾頭は徹甲弾をはじめ、「離脱装弾筒付翼安定徹甲弾」「榴弾」「対空散弾」「照明弾」「ロケットアシスト弾」等、様々な種類が用意されており、幅広い作戦に対応可能。
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:ティエレンの主兵装。右腕に装着されており、200mm実体弾を連射可能。弾頭は徹甲弾をはじめ、「離脱装弾筒付翼安定徹甲弾」「榴弾」「対空散弾」「照明弾」「ロケットアシスト弾」等、様々な種類が用意されており、幅広い作戦に対応可能。また、主砲には同軸機銃として12.7mm機関砲が設置されている。
 
:;12.7mm機銃
 
:;12.7mm機銃
 
::長滑腔砲に設置されている同軸機銃。2,000m前後の距離で主砲弾の弾道と同期するように調整されており、発射する事で着弾点を正確に知る事ができ、主砲の命中力を高めている。
 
::長滑腔砲に設置されている同軸機銃。2,000m前後の距離で主砲弾の弾道と同期するように調整されており、発射する事で着弾点を正確に知る事ができ、主砲の命中力を高めている。
 
;30mm機銃
 
;30mm機銃
:左胸に内蔵されている6銃身の機関砲。対空射撃や対人制圧用として使用され、対MS戦では牽制などに用いられる。なお、反対側である右胸には外部電源供給用コネクタが内蔵されている。
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:左胸に内蔵されている6銃身の機関砲。口径が小さく威力は弱いが、連射が可能であるため対空射撃や対人制圧用として使用され、対MS戦においても敵の破壊は無理でも牽制などに使用可能である。主力武装ではないが、広い用途を持ち、ティエレンの持つ汎用性を高める一つの要素となっている。なお、反対側である右胸には外部電源供給用コネクタが内蔵されている。
 
;カーボンブレイド
 
;カーボンブレイド
:接近戦用の武装。超硬質のカーボン素材で作られており、ティエレンの持つパワーと重量を活かして、攻撃目標を「斬る」のではなく「叩き割る」事で攻撃する。そのため、相手にシールドで塞がれたとしても機体のバランスを崩すほどの威力を持つ。不使用時は腰部に装着される。
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:超硬質のカーボン素材で作られた格闘専用の剣。通常時は腰の後ろにマウントしている。ティエレンの持つパワーと重量を活かして、攻撃目標を「斬る」のではなく「叩き割る」事で攻撃する。格闘戦では敵にシールドで受け止められても、そのまま機体のバランスを崩すほどの威力を持つ。
;シールド
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;脚部シールド
:左脚に装着されている実体盾。自重が重く、機動性を失えば即、棺桶と化す本機にとって脚部は生命線であり、下半身の間接部への攻撃を防ぐ事を目的としている。充分な防御力を有しており、左脚のみの装備でありながら即座に攻撃方向へ向けて構える事が可能。しゃがみ体勢で射撃を行う場合、機体をシールドで防御しつつ、シールド上部のくぼみで銃を支える事で、安定した射撃を行う。
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:自重の重いティエレンは、機動性を失うと即棺桶になってしまう。それを防ぐために装備されているのが左脚に装備されたシールドである。これでティエレンは下半身の股関節への攻撃を防御する。左脚のみの装備だが、即座に攻撃方向にシールドを向ける事が可能であり、十分な防御力を誇る。しゃがんだ体制で射撃する場合は、機体をこのシールドで防御しつつ、シールド上部のくぼみで銃を支える事で安定した射撃が可能となる。
 
;バズーカ (550mmミサイルランチャー)
 
;バズーカ (550mmミサイルランチャー)
:[[ガンプラ]]「1/100 ティエレン地上型」に付属する模型オリジナル武器。機体全長程の長さを誇る大型火器であり、その形状から兵士達の間では「バズーカ」と呼称されている。ダブルカラム式マガジンには10発のミサイルが装填されており、ティエレンの火器としては珍しくグリップを有する。武器本体は滑腔砲と同様、腕部に装着して使用する。また、移動時の取り回しを考慮して、砲身後部は使用弾体や射程に応じてスライド延長して調整できる構造となっている。<br/>なお、対ガンダム戦では、レーダーの使用が不可能であるため、誘導兵器であるミサイルを用いる本兵装はほとんど用いられる事がなかった。
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:550mmミサイルを発射する大型武装。その形状から兵士たちの間では「バズーカ」と呼ばれる。ダブルカラム式マガジンに10発のミサイルが入る。ティエレン用の火器としては珍しくグリップが存在し、使用弾体や射程に応じて銃身後部をスライド延長して調整する。これは移動時の取り回しを考慮しての構造であるが、対ガンダム戦ではレーダーの使用が不可能なため、誘導兵器であるミサイルを使用する本武装はほとんど使われることがなかった。<br/>[[ガンプラ]]「1/100 ティエレン地上型」に付属する模型オリジナル武器。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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