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*[[CCA-MSV]]
*[[CCA-MSV]]
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイン = 出渕裕(小説『ベルトーチカ・チルドレン』、[[ガンプラ]]など)<br/>柳瀬敬之(漫画『ベルトーチカ・チルドレン』)<br/>カトキハジメ([[ガンプラ]])
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| デザイン =
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*出渕裕 (小説『ベルチル』、[[ガンプラ]]など)
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*柳瀬敬之 (漫画『ベルチル』)
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*カトキハジメ ([[ガンプラ]])
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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| タイトル = スペック
| タイトル = スペック
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用試作型[[モビルスーツ]]
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用試作型[[モビルスーツ]]
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| 生産形態 =
| 型式番号 = RX-93-ν2
| 型式番号 = RX-93-ν2
| 頭頂高 =
| 頭頂高 =
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== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]
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:初登場作品。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』のνガンダムと同様、[[地球寒冷化作戦]]を阻止するべく、シャア率いる[[ネオ・ジオン]]と激闘を繰り広げた。
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:初登場作品。作中ではあくまで出渕裕版デザインのνガンダムという扱いであり、巻頭の挿絵でそのアレンジの効いた姿を見る事ができる。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』と同様、[[地球寒冷化作戦]]を阻止するべく、シャア率いる[[ネオ・ジオン]]と激闘を繰り広げた。
;[[CCA-MSV]]
;[[CCA-MSV]]
:νガンダムの発展型である「Hi-νガンダム」としての設定が新たに用意された。
:νガンダムの発展型である「Hi-νガンダム」としての設定が新たに用意された。
;[[ガンプラ]]
;[[ガンプラ]]
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:『MG 1/100 Hi-νガンダム』(2007年2月)の発売による「Hi-νガンダム」の公式化に合わせて、出渕裕氏によりリデザイン。体系が細身になり、紫だった塗装箇所が青に変更される等、上記作品のデザインと比べてスマートな印象となった。後にカトキハジメ氏がリデザインした『MG 1/100 Hi-νガンダム Ver.Ka』(2014年8月)も発売されている。こちらは『ベルトーチカ・チルドレン』版を意識した大柄なデザインとなっている。
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:『MG 1/100 Hi-νガンダム』(2007年2月)の発売による「Hi-νガンダム」の公式立体化に合わせて、出渕裕氏によりリデザイン。体系が細身になり、紫だった塗装箇所が青に変更される等、上記作品のデザインと比べてスマートな印象となった。後にカトキハジメ氏がリデザインした『MG 1/100 Hi-νガンダム Ver.Ka』(2014年8月)も発売されている。こちらは『ベルトーチカ・チルドレン』版を意識した大柄なデザインとなっている。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
=== 特殊機能 ===
;[[サイコフレーム]]
;[[サイコフレーム]]
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:サイコミュ性質のあるコンピューターチップを金属粒子レベルで埋め込んだ物。[[アクシズ・ショック]]と呼ばれる謎の現象を起こすなどの未解明の部分が多い。なお『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』では発展型の[[フル・サイコフレーム]]が登場した。
+
:コクピットフレーム部に採用された構造材。サイコミュ機能を持つサイコチップが金属粒子レベルのサイズで封入されていて、サイコミュシステムの小型化や機体の追従性の向上等といった恩恵を得る事ができる。『ベルチル』においてはロンド・ベルがサイコフレームを入手できるよう、[[フィフス・ルナ]]での戦いでシャアがグラーブに損傷したサイコ・ドーガを破棄するようわざと指示。機体を回収したロンド・ベルにより本機へとサイコフレームが移植される流れとなった。
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;フィン・ファンネル・バリア
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;ビーム・バリア<ref>ゲーム等では「[[Iフィールド]]」、「フィン・ファンネル・バリア」と表記される事も。</ref>
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:フィン・ファンネルから発生したビームでピラミッド状のビームバリアを形成する。ビームだけでなく、実体弾兵装をも弾く描写もある。
+
:フィン・ファンネルを複数展開して形成する防御フィールド。フィン・ファンネルの開放型メガ粒子加速帯を転用している。最低4基展開すれば四面体のバリアが形成され、自機を全方位のビーム攻撃から保護する事が可能になる。
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;サイコフィールド
+
:メガ粒子の縮退に必要なシステムは[[Iフィールド]]と基本原理が共通している為、開放型を採用した事でこのような使い方が可能となったとされる。なお、バリア内に敵機のファンネルが侵入しようとした場合、サイコウェーブが逆流して敵パイロットに生理的なダメージを与えるようになっている。
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:名シーンの一つ、アクシズ返しの時に発生し、MS隊だけでなくアクシズをも押し返した。
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
;バルカン砲
;バルカン砲
−
:頭部に2門内蔵された武装。
+
:頭部に左右一対2門装備されている。連邦軍の標準的な内装火器であり、基本的には牽制や迎撃等に使用されるが、アムロのような腕利きのパイロットが使えば[[MS]]の頭部を破壊可能。
;腕部マシンガン
;腕部マシンガン
−
:右腕に内蔵されているカートリッジ式の実弾兵器。リデザインされた際に追加された。
+
:右腕に内蔵されているカートリッジ式の実弾兵器。ガンプラ化にあたってリデザインされた際に追加設定された。
−
;ミサイルランチャー
+
;[[ビーム・ライフル]]
−
:[[νガンダム]]と同様、シールド裏側に4発装備。しかし、リデザインされた際には無くなっている。
+
:本機の主兵装。[[νガンダム]]の物と形状が異なっている。
−
;ビームキャノン
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;カスタムタイプ・[[ビーム・サーベル]]
−
:シールド裏側に1門内蔵。[[一年戦争]]時のビームライフル並みの威力がある。リデザインされた後も存在しているようだが、それらしい物は見当たらない。
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:ファンネルラックにカスタムタイプを1本ずつ計2本マウントされている接近戦時の主兵装。柄尻からも小型のビーム刃を形成可能。
−
;ビームライフル
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;スペア・ビーム・サーベル
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:メインウェポン。[[νガンダム]]の物と形状が異なっている。
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:左腕部にマウントされている予備のビーム・サーベル。
−
;ビームサーベル
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;ニュー・ハイパー・バズーカ
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:ファンネルラックにカスタムタイプを1本ずつ、左腕に予備を1本の計3本をマウントしている。カスタムタイプは柄尻からもビームを出せる。
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:νガンダムの物と形状は同じ。口径は280mm。<br/>余談だが、『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』では同デザインのビーム兵器「メガランチャー」として扱われていた。
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;ニューハイパーバズーカ
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:νガンダムの物と形状は同じ。口径は280mm。<br/>余談だが、『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』では同デザインのビーム兵器「メガランチャー」として扱われていた。下記のハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーを意識した物なのだろうか?
;ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー(ハイパー・メガ・ビーム・ランチャー)
;ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー(ハイパー・メガ・ビーム・ランチャー)
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:戦艦を一撃で撃沈するほどの威力を誇る大型ビーム砲。[[百式]]のメガ・バズーカ・ランチャーの発展系と思われる。初出である小説『ベルトーチカ・チルドレン』では[[アクシズ]]のエンジンを破壊する為、[[ラー・カイラム]]からのエネルギーチャージを受けて使用していた。<br/>当初、設定画は無かったものの、ゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』へ参戦した際にデザインが新たに設定された。<br/>また、漫画版『ベルトーチカ・チルドレン』に登場した際には、新たに柳瀬敬之氏による設定画が用意されている。前記の物とは別デザインであり、砲身にラー・カイラムの主砲を使用している。
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:戦艦を一撃で撃沈するほどの威力を誇る大型ビーム砲。[[百式]]の[[メガ・バズーカ・ランチャー]]の発展系と思われる。初出である小説『ベルトーチカ・チルドレン』では[[アクシズ]]のエンジンを破壊する為、[[ラー・カイラム]]からのエネルギーチャージを受けて使用していた。<br/>当初、設定画は無かったものの、ゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』へ参戦した際にデザインが新たに設定された。<br/>また、漫画版『ベルトーチカ・チルドレン』に登場した際には、新たに柳瀬敬之氏による設定画が用意されている。前記の物とは別デザインであり、砲身にラー・カイラムの主砲を使用している。
−
;フィン・ファンネル
+
;[[ファンネル|フィン・ファンネル]]
:[[νガンダム]]と同様のものだが、背部左右のファンネルラックに各3基づつ装着されており、攻撃端末として射出した後、再装着して消費したプロペラントなどエネルギーを充填して再使用する事も可能となっている。旧デザイン版では紫と白のグラデーション、リデザイン版では青と白のツートンカラーである。
:[[νガンダム]]と同様のものだが、背部左右のファンネルラックに各3基づつ装着されており、攻撃端末として射出した後、再装着して消費したプロペラントなどエネルギーを充填して再使用する事も可能となっている。旧デザイン版では紫と白のグラデーション、リデザイン版では青と白のツートンカラーである。
+
;シールド
+
:左腕部に装着される実体盾で、表面にはアムロのパーソナルマークが描かれている。裏面の上部にはビーム・キャノン用のジェネレーターを内蔵し下部先端にビームキャノン砲身先端部が見える。
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:;ビーム・キャノン
+
::「ビーム・ガン」と表記される事も。シールドの裏側に1門装備されており、専用ジェネレーターからエネルギー供給を受ける。出力は[[一年戦争]]時に使用されていたビーム・ライフルと同程度の7.8MW。
+
:;ミサイル
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::シールドの裏面ビームキャノンの砲身先端部近くに左右2基ずつ計4基装備されている。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
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=== 強化形態 ===
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;[[Hi-νガンダムHWS装備型]]
+
:本機にHWS(ヘビーウェポンシステム)を装着した状態。マスターグレード版Hi-νガンダムVer.Kaの拡張パーツ用として新たに設定された。
+
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=== 系列機・派生機 ===
;[[νガンダム]]
;[[νガンダム]]
:デザイン元または発展元。
:デザイン元または発展元。
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;[[Hi-νガンダムHWS装備型]]
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:本機にHWS(ヘビーウェポンシステム)を装着した状態。マスターグレード版Hi-νガンダムVer.Kaの拡張パーツ用として新たに設定された。
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=== 技術的関与のある機体 ===
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;[[サイコ・ドーガ (ベルトーチカ・チルドレン)]]
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:シャアが意図的に廃棄させた機体から本機へサイコフレームを移植している。
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=== その他 ===
;[[Hi-νガンダム GPBカラー]]
;[[Hi-νガンダム GPBカラー]]
:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]]』で[[コウジ・マツモト]]が使用するガンプラ。[[νガンダム]]を彷彿とさせる白の黒のツートンカラーに塗装されている。
:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]]』で[[コウジ・マツモト]]が使用するガンプラ。[[νガンダム]]を彷彿とさせる白の黒のツートンカラーに塗装されている。
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*[[登場メカ]]
*[[登場メカ]]
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<!-- == 脚注 == -->
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== 脚注 ==
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<!-- <references /> -->
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
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{{DEFAULTSORT:Hi-νかんたむ}}
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[[Category:登場メカ英数字・記号]]
[[Category:登場メカ英数字・記号]]