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{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| タイトル = スペック
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| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
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| 分類 = 親衛隊専用[[モビルスーツ]]
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| 生産形態 = 現地改修
| 型式番号 = AMX-117RG
| 型式番号 = AMX-117RG
| 全高 = 19.0m
| 全高 = 19.0m
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== 概要 ==
== 概要 ==
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[[ネオ・ジオン]]軍が開発した[[モビルスーツ]]。[[第一次ネオ・ジオン抗争]]時に開発された[[ガズアル]]の改修機。機体名称の「グラウ」はドイツ語で「灰色」を意味している。
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[[ネオ・ジオン]]軍の親衛隊専用機「[[ガズアル]]」を現地改修した[[モビルスーツ]]。
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本機は元々親衛隊専用の機体であったが[[ニー・ギーレン|パイロット]]が戦死したため余ってしまっていたが、様々な経緯を経て[[アタラント3]]に配備されることとなった。親衛隊機の特徴であったエングレービングは撤去され、機体カラーもグレーに変更されている。右肩に装備されていたウェポンラック兼増加装甲は取り外されており、ミサイルポッドが装備されている。武装も一部改良されており、配備された後も現地改修が進められている。原型機と同様に[[ガズエル・グラウ]]との連携を想定している。
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[[第一次ネオ・ジオン抗争]]時に配備されたロイヤルガード・ガルバルディは、親衛隊専用機として有名であったが、前大戦で本来の親衛隊パイロット2名が[[グレミー・トト|グレミー]]軍の空爆により戦死したため、パイロット不在の機体が2機発生した。その後、様々な経緯を経て[[ミネバ・ラオ・ザビ]]警護のため[[アタラント3]]へと配備された。
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ガズアル・グラウには[[アンガルス・ゴロン]]が搭乗するが、正規の親衛隊員ではなく、アタラント3の航海途中で実戦を重ねる事で当初のパイロットとは違う運用方法が模索され、現地改修が行われていった。
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肩のウェポンラックを兼ねた増加装甲は取り外され、新たに特殊ミサイル・ポッドが装着されている。また、アタラント3の整備班の指示でエングレービングは削り取られており、全身銀色だったカラーリングもグレーに塗り替えられた。その際、機体の愛称としてドイツ語で「灰色」を意味する「ガズアル・グラウ」と命名され、型式番号も便宜上の物へ変更された。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ムーンガンダム]]
;[[機動戦士ムーンガンダム]]
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:パイロットは[[アンガルス・ゴロン]]。また、一時は[[アゴス・ラガート]]が搭乗したこともある。
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:初登場作品。パイロットは[[アンガルス・ゴロン]]。また、一時は[[アゴス・ラガート]]が搭乗したこともある。
:[[アルス・ジャジャ]]や姉妹機の[[ガズエル・グラウ]]と共にアタラント3側の貴重な戦力として運用されたが、[[シュランゲ隊]]との交戦で他の機体と共に損傷した。
:[[アルス・ジャジャ]]や姉妹機の[[ガズエル・グラウ]]と共にアタラント3側の貴重な戦力として運用されたが、[[シュランゲ隊]]との交戦で他の機体と共に損傷した。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
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;ビーム・ライフル
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;[[ビーム・ライフル]]
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:[[ゲルググ]]のライフルを改良した武装。
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:[[ゲルググ]]が装備したタイプと酷似した形状を持つビーム・ライフル。Eパック方式を採用し、Eパックはグリップ内部に収納される。
;ビーム・サーベル
;ビーム・サーベル
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:右腕部に2基収納されている。
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:右腕部に2基収納されている近接格闘兵装。
;大型ビーム・サーベル
;大型ビーム・サーベル
:バックパックに2基装備されている。ビーム・キャノンとしての機能は廃されたが、連結機能は残っておりビーム・ナギナタとして使用できる。
:バックパックに2基装備されている。ビーム・キャノンとしての機能は廃されたが、連結機能は残っておりビーム・ナギナタとして使用できる。