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== 概要 ==
== 概要 ==
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ズィー・オーガニゼーション(後に改名されて[[メタトロン]])が保有する試作型[[マン・マシーン]]([[モビルスーツ]])。
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[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[宇宙世紀]]110年に開発した第5世代[[モビルスーツ]]。生産性を度外視し、[[ミノフスキークラフト]]や[[ミノフスキー・バリアー]]を搭載しサイコミュ操作による[[ファンネ]]が搭載されている高級機である。
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第五世代[[モビルスーツ]]の発展型で、[[アナハイム・エレクトロニクス社]]によって開発され、U.C.0110にロールアウトした。U.C.0200年代に[[マザー・メタトロン]]と合流後は、幾多もの改修を施され、メタトロンの戦力となった。
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[[ジオン軍|ジオン]]系の機体だが[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]系の技術を参考にしている部分が多い機体である。型式番号は[[ティターンズ]]が開発した[[ガブスレイ]]と重複するが、偽装コードであるとも言われている。機体そのものはアナハイム内でも最高機密に指定され、社内でも予算取りのダミーとして認識されている。
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[[ミノフスキークラフト]]や[[ミノフスキー・バリアー]]を搭載しており、[[アフランシ・シャア]]はこの機能を使って、香港マハとの戦闘を生き延びている。
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ズィー・オーガニゼーションが「シャア存続計画」に則り[[ホンコン]]の廃ビルにほぼ一世紀に渡って秘匿され、宇宙世紀0200年代にズィー・オーガニゼーションから改称した[[メタトロン]]によって引き上げられた。その際、アビオニクスの換装や[[サイコミュシステム]]の調整等の改修を施された上でメタトロンの[[マン・マシーン]]として運用された。
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[[サイコミュ]]操作によるファンネル、ファンネル・ミサイルが搭載されているが、小説では使用される事はなかった。
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100年近く前の機体である為、細かい動きはマン・マシーンよりも正確だが若干動作が鈍い。またメタトロンの制式機種でない為、整備が不完全な状態で運用されていった。
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細かい動作は正確だが、100年近く前の機体である為、若干動作が鈍い。またメタトロンの制式機種でない為、整備が不完全な状態で運用されていった。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
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:初登場作品。書籍『月刊ニュータイプ』昭和62年11月号にモビルスーツ時の画稿が掲載されたのが初出。小説では第1巻第7章で初登場し、[[バァム・ゼーゲン]]からアフランシへと託された後、彼の搭乗機となる。後にマン・マシーンとしての改修が施されてからは状況に応じて[[ジョー・スレン]]や[[マドラス・カリア]]、[[ケラン・ミード]]が搭乗している。
:初登場作品。書籍『月刊ニュータイプ』昭和62年11月号にモビルスーツ時の画稿が掲載されたのが初出。小説では第1巻第7章で初登場し、[[バァム・ゼーゲン]]からアフランシへと託された後、彼の搭乗機となる。後にマン・マシーンとしての改修が施されてからは状況に応じて[[ジョー・スレン]]や[[マドラス・カリア]]、[[ケラン・ミード]]が搭乗している。
;[[サウンドシアター ガイア・ギア]]
;[[サウンドシアター ガイア・ギア]]
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:第10話で初登場。
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:第10話で初登場。物語当初から[[ガイア・ギアα]]に搭乗するため、アフランシが搭乗する機会はなく、最初からマン・マシーンとして登場する。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
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== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;[[Ξガンダム]] / [[ペーネロペー]]
;[[Ξガンダム]] / [[ペーネロペー]]
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:本機は、これら第五世代モビルスーツの発展型である。
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:アナハイムの第五世代モビルスーツ。ゾーリン・ソールはこれらの発展型にあたる。
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;MSA-0120
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;[[MSA-0120]]
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:RX-110ゾーリン・ソールの技術素体が使われているとされる。
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:ゾーリン・ソールの後にアナハイムが開発した試作機。[[ムーバブルフレーム]]は[[ヘビーガンII]]の物を使用するが、ゾーリン・ソールが技術的な素体となっている。
== 余談 ==
== 余談 ==