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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ブッホ・エアロダイナミックス社]]が開発した[[クロスボーン・バンガード]]の量産型[[モビルスーツ]]
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[[クロスボーン・バンガード]]が制式化した[[モビルスーツ]]の内、初の偵察型MSにあたる機体。[[デッサ・タイプ]]を原型としつつ、[[デナン・ゾン]]よりも更なる小型化を実現し、高度な情報収集・分析能力を備える。
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C.V.のMSの中では最も小型の機体であり、[[ダギ・イルス]]と同じように偵察行動を目的に開発されたMSである。右肩に偵察用ポッドを装備し、これを対象宙域に飛ばして情報を収集する。実際に敵と遭遇した場合は、戦闘を行いつつそのデータを採取する強行偵察機でもある。
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偵察型MSという仕様上、エビル・Sは戦闘を重視した機体ではないが、威力偵察、遭遇戦、敵機のデータ収集、低強度状況での戦闘などに対応する為、多数の武装を備えている。この結果、強行偵察時の支援機が不要な自己完結性を獲得したが、電子機器への影響を回避する目的で[[ビーム・シールド]]は採用されておらず、防御装備は装甲板式のシールドを装備する。
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[[コスモ・バビロニア建国戦争]]では[[フロンティアIV]]侵攻における斥候として活躍し、情報収集は当然の事、コロニー港湾部の早期制圧や橋頭堡の確保で実績を残した。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊装備 ===
 
=== 特殊装備 ===
;偵察用ポッド
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;偵察ポッド
:右肩に搭載された偵察用子機。
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:エビル・Sから分離して情報を収集する自走式偵察子機。3基のセンサー、推進器、アンテナを備え、普段は右肩のラッチに固定される。入手した情報は母機のエビル・Sのみならず、隊長機の[[ダギ・イルス]]や僚機とも共有・分析される。
    
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;4連ショットクロー
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;4連ショットク・ロー
:左腕の格闘専用装備。爪の一つ一つにロケットが装備され射出する事が可能。
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:左手相当部に搭載したロケット射出式のクロー。クロー単体または基部ごと射出可能。基部にはヘビー・マシンガンを4基備える。
;ヘビーマシンガン
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;ヘビー・マシンガン
:ショットクローの爪の間に計4門装備。
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:ショットクローの基部に4門装備された機関砲。クロー射出後も使用が可能。
;3連グレネードラック
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;3連グレネード・ラック
:[[デナン・ゲー]]と同じ物を左肩に装備。
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:左肩に備えられた擲弾投射器。装填されているグレネードは[[デナン・ゲー]]と同型の物を使用する。
;ビームサーベル
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;[[ビーム・サーベル]]
:ショットランサーを使わない際のビーム近接白兵武装。
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:ビーム刃展開式の近接格闘兵装。装備箇所は一般的なC.V.製MSと同じくリアスカート裏とされる。
;ショットランサー
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;[[ショット・ランサー]]
:ショットクローと併設する形で左腕に直付けされており、他のC.V機体の物とは異なり同軸基部内蔵機銃は無く純粋な騎兵槍型であるなど相違点の多い武装となっている。
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:左前腕部に外装する槍型の近接格闘兵装。他のC.V.製MSと同じく穂先を分割射出が可能とされる。
;ビームスプレーガン
+
;ビーム・スプレーガン
:当機が装備する小型ビーム射撃兵器。
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:エビル・Sが装備する小型ビーム射撃兵器。短射程で威力も高くは無いが、エビル・Sでは唯一の手持ち式ビーム火器となる。
 
;シールド
 
;シールド
:右腕に装備された実体型シールド。
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:右腕に装備された実体型シールド。ビーム・シールドは偵察活動に必須となる電子機器に悪影響を与える為、旧来の装甲式シールドを採用した経緯がある。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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