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601 バイト追加 、 2022年2月9日 (水) 00:05
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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
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| 別表記 = ゲルググ高機動型
 
| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
 
| 生産形態 = 量産機 / 換装形態
 
| 生産形態 = 量産機 / 換装形態
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| センサー有効半径 = 6,300m
 
| センサー有効半径 = 6,300m
 
| 開発組織 = [[ジオン公国軍]]
 
| 開発組織 = [[ジオン公国軍]]
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| 素体 = [[ゲルググ]]
 
| 所属 =  
 
| 所属 =  
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| 所属組織 =
 
*[[ジオン公国軍]]
 
*[[ジオン公国軍]]
 
*[[ジオン共和国軍]]
 
*[[ジオン共和国軍]]
 
*[[ジオン残党]]
 
*[[ジオン残党]]
| 所属組織 =
   
| 所属部隊 =  
 
| 所属部隊 =  
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*[[キマイラ隊]]
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*他
 
| 母艦 =  
 
| 母艦 =  
| 主なパイロット = [[アシュレイ・ホーン]]<br/>[[ガースキー・ジノビエフ]]<br/>[[マハガン・レズナー]] (ファラク仕様)<br/>[[アズ・バレン]] (ファラク仕様)
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| 主なパイロット = [[アシュレイ・ホーン]]<br/>[[ガースキー・ジノビエフ]]<br/>[[マハガン・レズナー]] (ファラク仕様)<br/>[[アズ・バレン]] (ファラク仕様)<br/>他
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ゲルググ]]の背部に増速用ブースター・パックを装備したバリエーション機。B型とも呼称される。
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[[ゲルググ]]に増速用ブースター・パックを装備したバリエーション機。B型とも呼称され、通常のA型から換装した機体と、初めからB型として製造された2種が存在する。
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増速用ブースター・パックは[[高機動型ザクII]]のランドセルを踏襲した構造となっており、複数の推進器とプロペラントタンクから構成されている。推進器はメインに偏向可能な増速用ブースターを備え、両側面にサイドスラスター、上部にフィックスドスラスターを搭載。このブースター・パックにより初期加速能力が大幅に強化されており、一撃離脱戦法に適した機体として完成している。
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増速用ブースター・パックは[[高機動型ザクII]]のランドセルを踏襲した構造となっており、複数の推進器とプロペラントタンクから構成されている。ブースター・パックはスイッチ1つで簡単に着脱できる構造となっており、B型からランドセルを外すことでA型と同様の運用が可能で、逆にA型を小改造することでB型として運用することも可能であった。この換装機構により、作戦に合わせた装備の変更も可能となっている。
+
高機動型ゲルググは通常のゲルググに増速用ブースター・パックを追加しただけの極めて単純な仕様と言え、強化された機動力により一般パイロットにとっては操縦しにくい機体である。だがエースパイロットにとっては、総合性能の高さとビーム兵器の標準装備というゲルググの強みはそのままに、約1.3倍に強化された推力と優れた技量が合わさることで恐るべき戦闘能力を発揮する機体となっている。
   −
高機動型ゲルググは総合性能の高さとビーム兵器を標準装備したゲルググの強みをそのままに、通常型と比べて約1.3倍の推力に強化されており、一撃離脱戦法に適した機体として完成している。なお一部の資料では出力の多くをランドセルに回すために、武装は実体弾主体であったともされている。
+
増速用ブースター・パックはスイッチ1つで簡単に着脱できる構造となっており、B型からブースター・パックを取り外すことでA型として運用が可能で、逆にA型にブースター・パックを取り付け小改造することでB型として運用することも可能であった。また戦闘中のパージにも対応していたとされる。この構造と腕部の換装機構により、作戦に合わせた装備の変更も可能となっている。なお、一部の資料では出力の多くを推力に回すために、武装は実体弾主体であったともされている。
   −
生産された高機動型ゲルググは12機が[[キマイラ隊]]に配備され、それぞれのパイロットに合わせてチューニングが施されている。キマイラ隊の試験運用データを反映して高機動型ゲルググは量産化され、67機生産されたと言われている。
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[[キマイラ隊]]に配備された24機の先行量産型ゲルググの内12機が、それぞれのパイロットに合わせて高機動型ゲルググとしてチューニングされ、試験運用と訓練が行われた。その運用データを反映して、高機動型ゲルググは67機生産されている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:パーソナルカラーの紫を基調に塗装された[[エリク・ブランケ]]専用機。
 
:パーソナルカラーの紫を基調に塗装された[[エリク・ブランケ]]専用機。
 
;[[高機動型ゲルググ (ガルド・クレイズ機)]]
 
;[[高機動型ゲルググ (ガルド・クレイズ機)]]
:ファラクが所有する高機動型ゲルググのうち、[[ガルド・クレイズ]]中佐の専用機。宇宙海賊『シュテンドウジ』との戦闘において右腕、右胸部を破壊された際に改修を受けており、その際、喪失した右腕に[[ズゴックE]]の腕を取り付けたことによってより攻撃的な機体と化した。その左右非対称な外観から、『シオマネキ』を連想させる。
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:中破した[[ガルド・クレイズ]]の高機動型ゲルググを修復を兼ねて改修した機体。
 
;[[シャア専用ゲルググ]]
 
;[[シャア専用ゲルググ]]
 
:『C.D.A.』及び『THE ORIGIN』において増速用ブースター・バックを追加装備した。
 
:『C.D.A.』及び『THE ORIGIN』において増速用ブースター・バックを追加装備した。
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:素体。『MS IGLOO』に登場した機体は本機の物を簡素化したバックパックを追加装備している。
 
:素体。『MS IGLOO』に登場した機体は本機の物を簡素化したバックパックを追加装備している。
 
;[[高機動型ゲルググ改]]
 
;[[高機動型ゲルググ改]]
:脚部にスラスター・ユニット追加した機体。
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:機動性能の向上を図った機体。
 
;[[ゲルググ・ウェルテクス]]
 
;[[ゲルググ・ウェルテクス]]
 
:戦後に、[[キマイラ隊]]の本機から得た戦闘データを基に[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発したゲルググ系の派生機。
 
:戦後に、[[キマイラ隊]]の本機から得た戦闘データを基に[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発したゲルググ系の派生機。
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