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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 --> | | | 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 --> |
− | | 外国語表記 = ZAKU II High Maneuver Model Type R-3 | + | | 外国語表記 = Zaku II High Maneuver Model Type R-3 |
| | 登場作品 = [[M-MSV]] | | | 登場作品 = [[M-MSV]] |
| <!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 --> | | <!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 --> |
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| | 別名 = ゲルググ先行試作型 | | | 別名 = ゲルググ先行試作型 |
| | 分類 = 宇宙用試作型[[モビルスーツ]] | | | 分類 = 宇宙用試作型[[モビルスーツ]] |
| + | | 生産形態 = 実験機 |
| | 型式番号 = MS-06R-3S | | | 型式番号 = MS-06R-3S |
| | 頭頂高 = 19.0m | | | 頭頂高 = 19.0m |
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| | センサー有効半径 = 6,200m | | | センサー有効半径 = 6,200m |
| | 開発組織 = [[ジオニック社]] | | | 開発組織 = [[ジオニック社]] |
| + | | 開発拠点 = [[グラナダ]] |
| | 所属 = [[ジオン公国軍]] | | | 所属 = [[ジオン公国軍]] |
| + | | 母艦 = [[ムサイ級]]ホーカム |
| | 主なパイロット = [[トーマス・マイヤー]] | | | 主なパイロット = [[トーマス・マイヤー]] |
| }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[ジオニック社]]が開発した宇宙用試作型[[モビルスーツ]]。[[高機動型ザクII (R-2型)]]をベースに開発された機体で、別名ゲルググ先行試作型と呼ばれる機体である。 | + | [[ジオニック社]]が[[ゲルググ]]の試験機として開発した機体。別名「ゲルググ先行試作型」とも呼ばれる。 |
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− | 本機は再びビーム兵器の使用を目指した機体であり、[[ゲルググ]]用の試作パーツを用いて開発されている。高出力のジェネレーターを搭載したことにより安定したビーム兵器の運用が可能となり、機動力もある程度維持することに成功している。だが、ビーム・ライフルの開発に時間がかかり、その間に本機は調整が加えられて正式番号がMS-06R-3からMS-06R-3Sへと改められている。
| + | 本機は[[ガンダム]]に対抗できる機動力を持つ機体として、ジオニック社に残された[[高機動型ザクII (R-2型)|R-2型]]をベースに機構試作用に開発された。開発中のMS-11用のパーツを大量に使用することで短期間で完成しており、新型の高出力ジェネレーターの採用により[[ジオン軍]]初となる[[ビーム・ライフル]]や[[ビーム・サーベル]]を現実的なレベルで使用することが可能となっている。さらに高い機動性も両立することに成功している。 |
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− | 本機で得られたデータを元に、新規にゲルググが開発されている。
| + | 外観はザクとゲルググの中間的なものであり、各部の動力パイプやランドセルなどはベース機の面影を残しているが、頭部の鶏冠状のパーツや腕部の構造などは後のゲルググに共通する。本機は高い性能を発揮したが試験機であるため量産はされず、得られたデータがゲルググの開発設計に活かされることとなった。なお本機は戦後に博物館に送られたとされる。 |
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| + | ちなみに開発チームは本機を「ザクIII」と呼称していたが、勝手に名付けたもので正式なものではないとされる。当然ながら後に[[ネオ・ジオン]]が開発した[[ザクIII]]とは何の繋がりもない。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| + | ;[[MSV]] |
| + | :文字設定で「MS-06R-3」が存在しており、基本的に後に設定された本機と同一視されている。 |
| ;[[M-MSV]] | | ;[[M-MSV]] |
| :出典元。 | | :出典元。 |
| ;モビルスーツコレクション・ノベルズ | | ;モビルスーツコレクション・ノベルズ |
− | :Act.7「閃光の源」で登場。[[トーマス・マイヤー]]がテストパイロットを務めており、ビーム・ライフルの試射を行っている。その後連邦軍のモビルスーツと戦闘になり[[ジム]]2機を撃破するが、推進器に不具合が生じて母艦に回収されている。 | + | :Act.7「閃光の源」で登場。[[トーマス・マイヤー]]がテストパイロットを務めており、[[ビーム・ライフル]]の試射を行った。試験に成功した本機は母艦の[[ムサイ級]]ホーカムに帰投するが、その直後に[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の襲撃を受け、迎撃に出た[[ザクII]]と僚艦のハボックが撃破される。ホーカムは離脱を試みるが[[ジム]]2機に追いつかれてしまったためマイヤーは本機で出撃し、2機とも撃破することに成功する。撃破後、本機は推進系統に異常が発生したため救難ビーコンを発し、無事母艦に回収された。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| + | <!-- === 特殊機能 === --> |
| + | <!-- ;機能名:説明 --> |
| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;50mmバルカン砲 | | ;50mmバルカン砲 |
− | :頭部に2門内蔵されている機関砲。 | + | :頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]のMSを意識した火器で、近接防御や牽制が主な用途。[[ゲルググ]]には継承されなかった。 |
− | ;試作型ビーム・ライフル | + | ;[[ビーム・ライフル]] |
− | :試作されたビーム・ライフル。ゲルググの物と形状が似ているが、本機の物は小型となっている。そのためビーム・ガンと呼称されることもある。 | + | :本機専用に試作されたビーム・ライフル。ゲルググのビーム・ライフルに似た特徴を持つが、全体的にコンパクトとなっている。性能は不明だが、安定した運用が可能であった。 |
− | ;ヒート・ソード | + | ;ヒート・サーベル (ヒート剣) |
− | :加熱式の実体剣。[[ドム]]が装備しているタイプ似ているが、先端が鋭利化している。 | + | :[[ドム]]等が装備している物に近いタイプの加熱式の実体剣。切先が尖っている点が異なる。本機の性能であれば[[ビーム・サーベル]]の運用も可能だが、2種類のビーム兵器を同時運用する程の信頼性が得られていなかったことから、信頼性の高いヒート・サーベルが装備されている。非使用時にはランドセル側面のラッチにマウント可能。 |
− | ;バルカン砲
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− | :設定画には存在しないが、両手甲部分に2門ずつそれらしき物が確認できる。
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| + | ;[[高機動型ザクII (R-2型)]] |
| + | :原型機。[[ジオニック社]]に残された機体がベースとなった。 |
| ;[[ゲルググ]] | | ;[[ゲルググ]] |
| :本機のデータを元に開発された機体。 | | :本機のデータを元に開発された機体。 |
− | ;[[高機動型ザクII (R-2型)]] | + | ;[[ザクIII]] |
− | :原型機。 | + | :後に[[ネオ・ジオン]]がザク系の後継機種として開発した機体。「ザクIII」の呼び名が本機と共通するが、特に繋がりはない。 |
| <!-- == 余談 == --> | | <!-- == 余談 == --> |
| <!-- *説明 --> | | <!-- *説明 --> |
− | | + | <!-- == 商品情報 == --> |
− | == 商品情報 == | + | <!-- === [[ガンプラ]] === --> |
| + | <!-- === フィギュア === --> |
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