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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | タイトル = スペック | | | タイトル = スペック |
− | | 分類 = 近接戦用試作型[[モビルスーツ]] | + | | 分類 = 近接戦用試作型[[モビルスーツ]] |
| + | | 生産形態 = ワンオフ機 |
| | 型式番号 = GAT-X1022 | | | 型式番号 = GAT-X1022 |
| | 全高 = 16.89m | | | 全高 = 16.89m |
− | | 重量 = 84.24t | + | | 本体重量 = 84.24t |
| + | | 全備重量 = |
| | 主動力 = [[バッテリー]] | | | 主動力 = [[バッテリー]] |
− | | 装甲材質 = [[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]] | + | | 装甲材質 = |
| + | *[[フェイズシフト装甲]] (本体) |
| + | *[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]] (フォルテストラ) |
| | 開発組織 = [[アクタイオン・インダストリー社]] | | | 開発組織 = [[アクタイオン・インダストリー社]] |
| | 所属組織 = [[地球連合軍]] | | | 所属組織 = [[地球連合軍]] |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 「[[アクタイオン・プロジェクト]]」に基づいて開発された[[デュエルガンダム|デュエルガンダム(再製造機)]]を改修した[[モビルスーツ]]。[[ストライクノワール]]や[[ヴェルデバスター]]との連携運用を想定しており、近接戦闘用に強化されている。 | + | 「[[アクタイオン・プロジェクト]]」に基づいて再製造された[[デュエルガンダム]]を改修した機体。名称の「ブル」はイタリア語で「青」を意味する。 |
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− | 機体に追加されているアーマーは[[ロングダガー]]や[[デュエルダガー]]が装備していた「フォルテストラ」の発展型である。これは[[フェイズシフト装甲]]で出来ており、防御力が高く、武装やスラスターも追加されているので火力や機動力も増強されている。また、アーマーはパージできない完全固定式となっており、運動性の低下を最小限にまで抑える事に成功している。
| + | [[ストライクノワール]]や[[ヴェルデバスター]]との連携運用を想定して開発されており、デュエルの優れた運動能力を継承しつつ格闘戦能力を強化している。最大の特徴は[[ロングダガー]]や[[デュエルダガー]]に装備された「フォルテストラ」の発展型を装備している点となっている。従来の物は防御装甲より武装プラットフォームとしての側面が強かったが、本機の物は防御装甲としての性能も高めている。 |
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− | ちなみにガンプラでは「ブルデュエルガンダム」名義だが、公式では「ブルデュエル」と表記されている。<br />本来コズミック・イラ世界での「ガンダム」名称は[[キラ・ヤマト]]がストライクを起動させた時のOSの頭文字を繋げて「ガンダム」と読んだ事から広がった愛称であり、連合軍は最初のGだけを取って「G兵器」と呼ばれている。よってブルデュエルの表記が適正だが、コズミックイラにおいてはOSの頭文字を繋げてガンダムと読めるMSを「~ガンダム」と表記する事が多く、デュエルガンダムの再生機を改修している本機もまたガンダムタイプに分類できる為、「ブルデュエルガンダム」と言う表記も決して間違いと言う訳ではない。<br />本項では後者に準じている。
| + | 従来のフォルテストラは本体にボルトオン装着させる方式だったが、本機用に開発されたフォルテストラは固定装備する方式となっている。これによりフォルテストラにも全体的な電力供給が可能となったため、[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]を採用し圧倒的な防御性能を実現。さらに軽量化を施しつつ可動域を損なわないレイアウトとすることで運動性を損なうことなく、追加された強化スラスターにより機動性を向上させている。これらの改良によりフォルテストラの着脱は不可となったものの、総合的な機体性能は大きく向上している。 |
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| + | 武装面も格闘戦を重視した物に変更されており、取り回しに優れたリトラクタブルビームガンやスティレット投擲噴進対装甲貫入弾を新たに装備。レールガンや[[ビームサーベル]]は配置を変更し、引き続き装備されている。またパワーエクステンダーも採用されており、稼働時間も延長されている。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| ;[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]] | | ;[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]] |
− | :[[ファントムペイン]]のホアキン隊で運用され、[[ザフト軍]]のモビルスーツを多数撃破したが、陸上戦艦ボナパルトの護衛中の戦闘で[[ケルベロスバクゥハウンド]]の集中攻撃を受け、撃破された。その様はまるで獲物に群がるハイエナのようであった。 | + | :初出作品。[[ファントムペイン]]のホアキン隊で運用され、[[ザフト軍]]のモビルスーツを多数撃破したが、陸上戦艦ボナパルトの護衛中の戦闘で[[ケルベロスバクゥハウンド]]の集中攻撃を受け、撃破された。その様はまるで獲物に群がるハイエナのようであった。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| === 特殊機能 === | | === 特殊機能 === |
| + | ;[[フェイズシフト装甲]] |
| + | :一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。通電させた際、装甲には色がつく。実弾兵器をほぼ無効化でき、単独での大気圏突入も可能となるが、高出力のビーム兵器の前には無力。 |
| ;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]] | | ;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]] |
− | :[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。 | + | :フォルテストラに採用されているフェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。一部資料では本機全体にこの装甲が採用されているとされる。 |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器 | | ;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器 |
− | :頭部に2門内蔵された近接防御火器。[[ダガーL]]などの物と同型。 | + | :頭部に左右一対2門内蔵されている近接防御火器。[[ダガーL]]や[[ウィンダム]]の物と同型。 |
| ;Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾 | | ;Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾 |
− | :[[ウィンダム]]が装備している投擲武器。本機は左肩に収納されている。 | + | :左肩部に3基収納されているナイフ型の投擲兵器。ダガーLやウィンダムと同様の武装で、本機は3基全てを同時に投擲することも可能となっている。 |
− | ;M443 スコルピオン機動レールガン
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− | :右肩に装備された武装。通常装甲の敵を一撃で撃破する威力を持つ。
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| ;M7G2 リトラクタブルビームガン | | ;M7G2 リトラクタブルビームガン |
− | :前腕部のアーマーに格納されたビームガン。ストライクノワールのビームライフルショーティーと同じ特徴を持つ。 | + | :両前腕部に2挺固定装備されている専用ビームガン。通常時はキャニスター内部に収納されており、使用時に展開し保持される。乱戦時における使用を想定した武装で、取り回しと速射性に優れ、多数の敵機を一気に制圧することが可能。 |
− | ;ES05A ビームサーベル | + | ;ES05A [[ビームサーベル]] |
− | :脚部にマウントされている格闘兵装。ダガーLなどの物の改良型。 | + | :両脚部脛に計2基装備されているビームサーベル。ダガーLやウィンダムのES04Bを改良した武装で、信頼性と耐久性を大幅に向上させている。 |
| ;対ビームシールド | | ;対ビームシールド |
− | :右肩に設置された防御兵装。スコルピオンの上に重ねるようにして取り付けられている。 | + | :右肩部に装備されているシールド。[[デュエルガンダム]]と同一の物で、ユニバーサルマウントにより独立可動が可能となっている。 |
| + | :;M443 スコルピオン機動レールガン |
| + | ::シールド裏に装備されている小型レールガン。速射性に優れる他、砲軸が回転するため広い射角を有する。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |