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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | タイトル = スペック | | | タイトル = スペック |
| + | | 俗称 = |
| + | *一本角 (袖付き側からの呼称) |
| + | *角割れ (同上) |
| | 分類 = [[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]実装型試作[[モビルスーツ]] | | | 分類 = [[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]]実装型試作[[モビルスーツ]] |
| + | | 生産形態 = 試作機 |
| | 型式番号 = RX-0 | | | 型式番号 = RX-0 |
| | 頭頂高 = | | | 頭頂高 = |
− | *19.7m(ユニコーンモード) | + | *19.7m (ユニコーンモード) |
− | *21.7m(デストロイモード) | + | *21.7m (デストロイモード) |
| | 全高 = | | | 全高 = |
− | *19.7m(ユニコーンモード) | + | *19.7m (ユニコーンモード) |
− | *21.7m(デストロイモード) | + | *21.7m (デストロイモード) |
| | 本体重量 = 23.7t | | | 本体重量 = 23.7t |
| | 全備重量 = 42.7t | | | 全備重量 = 42.7t |
| | 主動力 = [[熱核融合炉]] | | | 主動力 = [[熱核融合炉]] |
| | ジェネレーター出力 = | | | ジェネレーター出力 = |
− | *3,480kW(ユニコーンモード) | + | *3,480kW (ユニコーンモード) |
− | *測定不能(デストロイモード) | + | *測定不能 (デストロイモード) |
| | スラスター総推力 = | | | スラスター総推力 = |
| *142,600kg(ユニコーンモード) | | *142,600kg(ユニコーンモード) |
− | *測定不能(デストロイモード) | + | *測定不能 (デストロイモード) |
| | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] |
| | センサー有効半径 = | | | センサー有効半径 = |
− | *22,000m(ユニコーンモード) | + | *22,000m (ユニコーンモード) |
− | *測定不能(デストロイモード) | + | *測定不能 (デストロイモード) |
| + | | 搭載システム = NT-Dシステム<br/>La+プログラム |
| | 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]] | | | 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]] |
− | | 所属組織 = [[ビスト財団]] ⇒ フリー | + | | 所属 = [[ビスト財団]] ⇒ フリー |
− | | 所属部隊 = [[ネェル・アーガマ (UC)|ネェル・アーガマ]]、[[ガランシェール]] | + | | 母艦 = [[ネェル・アーガマ (UC)|ネェル・アーガマ]]<br/>[[ガランシェール]] |
| | 主なパイロット = | | | 主なパイロット = |
| *[[バナージ・リンクス]] | | *[[バナージ・リンクス]] |
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| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の「[[UC計画]]」に基づき、その旗機とするべく[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />全身のフレームを[[サイコフレーム]]で構成した「フル・サイコフレーム」と呼ばれる構造を採用しており、追従性が極めて高い。<br />機体に搭載されたOS「NT-Dシステム」により、通常の「ユニコーンモード」から最大稼動が可能な「デストロイモード」へと「'''変身'''」する事が可能で、瞬間移動さながらの高い機動性も発揮できるようになり、それは[[強化人間]]ですら気配を察知できない程と言われる。この時、各部の装甲が展開して体格も一回り大きくなり、頭部もユニコーンのような一本角からV字型アンテナのガンダムフェイスが現れるようになっている。これはUC計画の真の目的である「[[ジオニズム]]の象徴たる『[[ニュータイプ]]』の殲滅」を実行する機体として、かつてジオンを戦慄させた「[[ガンダム]]」が最も相応しいと考えられた為とされる。<br />基本的な運用法としては、まず随伴機の[[ジェスタ]]が周囲の敵[[MS]]を片付け、その後にデストロイモードの本機がターゲットである敵ニュータイプ専用機と一騎討ちを行い撃破する。また、デストロイモード終了後の本機のインターバルもジェスタにカバーしてもらう事が前提のようである。<br />ビーム・マグナムを初めとした強力な武装を瞬間的に行使する事で対象を破壊するという戦闘スタイルを採っており、それ故に継戦能力がかなり低いという欠点も持っている。 | + | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の「[[UC計画]]」に基づき、その旗機とするべく[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。 |
| | | |
− | 本機は1号機であり、正式名称は「'''RX-0 ユニコーン'''」。「ユニコーンガンダム」は変身後の姿から付けられた愛称であり、[[ガンダムタイプ]]として造られている為なのか、全身のカラーリングは白でほぼ統一されている。旧ジオン残党等からは「一本角」や「角割れ」と呼ばれる事もある。同型機として[[バンシィ|2号機]]と[[フェネクス|3号機]]が存在する。<br />デストロイモード時にはサイコフレームが赤く発光するが、バナージがNTとして覚醒してからは、[[アクシズ・ショック]]の際の[[νガンダム]]のような「翠の燐光」を放つようになった。<br />本機には[[カーディアス・ビスト]]の意向で教育型OSに「La+プログラム」が組み込まれており、NT-Dシステムと連動して作動する。
| + | 最大の特徴として、全身のフレームを[[サイコフレーム]]で構成した「フル・サイコフレーム」と呼ばれる構造を採用しており、追従性が極めて高い。機体に搭載されたOS「NT-Dシステム」により、通常の「ユニコーンモード」から最大稼動が可能な「デストロイモード」へと「'''変身'''」する事が可能で、瞬間移動さながらの高い機動性も発揮できるようになり、それは[[強化人間]]ですら気配を察知できない程と言われる。この時、各部の装甲が展開して体格も一回り大きくなり、頭部もユニコーンのような一本角からV字型アンテナのガンダムフェイスが現れるようになっている。これはUC計画の真の目的である「[[ジオニズム]]の象徴たる『[[ニュータイプ]]』の殲滅」を実行する機体として、かつてジオンを戦慄させた「[[ガンダム]]」が最も相応しいと考えられた為とされる。 |
| + | |
| + | 基本的な運用法としては、まず随伴機の[[ジェスタ]]が周囲の敵[[MS]]を片付け、その後にデストロイモードの本機がターゲットである敵ニュータイプ専用機と一騎討ちを行い撃破する。また、デストロイモード終了後の本機のインターバルもジェスタにカバーしてもらう事が前提のようである。ビーム・マグナムを初めとした強力な武装を瞬間的に行使する事で対象を破壊するという戦闘スタイルを採っており、それ故に継戦能力がかなり低いという欠点も持っている。 |
| + | |
| + | 本機は3機製造された同型機の内の1号機であり、正式名称は「'''RX-0 ユニコーン'''」。「ユニコーンガンダム」は変身後の姿から付けられた愛称であり、[[ガンダムタイプ]]として造られている為なのか、全身のカラーリングは白でほぼ統一されている。旧ジオン残党等からは「一本角」や「角割れ」と呼ばれる事もある。同型機は他にも2号機「[[バンシィ]]」と3号機「[[フェネクス]]」が存在する。 |
| + | |
| + | デストロイモード時にはサイコフレームが赤く発光するが、バナージがNTとして覚醒してからは、[[アクシズ・ショック]]の際の[[νガンダム]]のような「翠の燐光」を放つようになった。本機には[[カーディアス・ビスト]]の意向で教育型OSに「La+プログラム」が組み込まれており、NT-Dシステムと連動して作動する。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| <!-- :作品名:説明 --> | | <!-- :作品名:説明 --> |
| ;[[機動戦士ガンダムUC]] | | ;[[機動戦士ガンダムUC]] |
− | :パイロットは[[バナージ・リンクス]]。<br />[[インダストリアル7]]にてテストが行われ、[[ビスト財団]]から[[袖付き]]に譲渡される予定であったが、直後に発生した戦闘で交渉が決裂。その後、カーディアスからバナージの手に託される事となった。これ以降、バナージと共に各地を転戦していく事となる。 | + | :初出作品。パイロットは[[バナージ・リンクス]]。<br />[[インダストリアル7]]にてテストが行われ、[[ビスト財団]]から[[袖付き]]に譲渡される予定であったが、直後に発生した戦闘で交渉が決裂。その後、カーディアスからバナージの手に託される事となった。これ以降、バナージと共に各地を転戦していく事となる。 |
− | ;[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC バンデシネ]] | + | ;[[機動戦士ガンダムUC バンデシネ]] |
| :擬似NT-Dを用いたテストが実施され、4機の[[シルヴァ・バレト]]と模擬戦を行っている。だが、システムがテストパイロットに過剰な戦闘行為を強いてしまい、機体が暴走。それによって3機のシルヴァ・バレトを撃破しているが、乗っていたテストパイロットも死亡してしまった。 | | :擬似NT-Dを用いたテストが実施され、4機の[[シルヴァ・バレト]]と模擬戦を行っている。だが、システムがテストパイロットに過剰な戦闘行為を強いてしまい、機体が暴走。それによって3機のシルヴァ・バレトを撃破しているが、乗っていたテストパイロットも死亡してしまった。 |
| ;[[機動戦士ガンダムNT]] | | ;[[機動戦士ガンダムNT]] |
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| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
− |
| |
| === 特殊機能 === | | === 特殊機能 === |
| ;[[NT-Dシステム]] | | ;[[NT-Dシステム]] |
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| :全身のサイコフレームから装甲を押し上げるようにサイコシャードが発生する。アニメ版『UC』のラストで、コロニーレーザーを防ぐためサイコフィールドを最大限に発動させたことで本現象が発生した。パイロットの精神がサイコフレームと同化しており、文字通り「人機一体」となっている。また劇中では、マニュピレーターを振りかざしただけで[[ゼネラル・レビル]]所属のモビルスーツとベースジャバーの大部隊を機能停止に追い込むという超常現象を引き起こしている<ref>この現象については、オンラインゲーム『機動戦士ガンダムオンライン』と『[[機動戦士ガンダムNT]]』のコラボレーション対談で原作者の福井晴敏氏が「'''相手のエンジンを組み立て前の状態に戻した、分解した、時を巻き起こした'''」と解説し、ガンダムNTでも同様のことが起きていたことが語られている。</ref>。 | | :全身のサイコフレームから装甲を押し上げるようにサイコシャードが発生する。アニメ版『UC』のラストで、コロニーレーザーを防ぐためサイコフィールドを最大限に発動させたことで本現象が発生した。パイロットの精神がサイコフレームと同化しており、文字通り「人機一体」となっている。また劇中では、マニュピレーターを振りかざしただけで[[ゼネラル・レビル]]所属のモビルスーツとベースジャバーの大部隊を機能停止に追い込むという超常現象を引き起こしている<ref>この現象については、オンラインゲーム『機動戦士ガンダムオンライン』と『[[機動戦士ガンダムNT]]』のコラボレーション対談で原作者の福井晴敏氏が「'''相手のエンジンを組み立て前の状態に戻した、分解した、時を巻き起こした'''」と解説し、ガンダムNTでも同様のことが起きていたことが語られている。</ref>。 |
| | | |
− | === 武装・必殺攻撃 === | + | === 武装 === |
| ;60mmバルカン砲 | | ;60mmバルカン砲 |
− | :頭部に2門内蔵。主に牽制等に使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれている。<br />原作小説第3巻でシナンジュに対して初使用しているが、この時点ではチェック漏れによりデザイン画が描かれていなかった。後に修正され、ユニコーンモード、デストロイモード双方で使用可能な位置に設定された。 | + | :頭部に2門内蔵。主に牽制等に使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれている。<br />原作小説版UC第3巻でシナンジュに対して初使用しているが、この時点ではチェック漏れによりデザイン画が描かれていなかった。後に修正され、ユニコーンモード、デストロイモード双方で使用可能な位置に設定された。 |
| ;ビーム・マグナム | | ;ビーム・マグナム |
| :本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。<br />不使用時は背部や腕部に装着可能。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。<br />そのMSの携帯火器としては高すぎる威力故に使い所が限定されてしまい、パイロットのバナージもそれを嫌って使用を控える事が少なくなかった。また最大でも15発しか撃てないという継戦能力の低さも欠点となっている。 | | :本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、[[MS]]程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型[[MA]]相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。<br />不使用時は背部や腕部に装着可能。予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。<br />そのMSの携帯火器としては高すぎる威力故に使い所が限定されてしまい、パイロットのバナージもそれを嫌って使用を控える事が少なくなかった。また最大でも15発しか撃てないという継戦能力の低さも欠点となっている。 |
− | ;ビーム・ライフル | + | ;[[ビーム・サーベル]] |
− | :[[ジェスタ]]の主兵装。通常射撃モードの他に、ビーム・マシンガンのような連射モードへの切り替えも可能。Eパックは[[ジェガン]]や[[リゼル]]の物と共通。漫画『バンデシネ』でガルダ襲撃の際、[[ガランシェール]]隊が財団のコンテナから奪った物を使用。
| |
− | ;ビーム・サーベル
| |
| :背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。<br />デストロイモードになると、背部の物は展開されてガンダムらしい外観を作る要因となる。 | | :背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。<br />デストロイモードになると、背部の物は展開されてガンダムらしい外観を作る要因となる。 |
− | ;ビーム・サーベル(アンクシャ用)
| + | :;ビーム・トンファー |
− | :[[アンクシャ]]が装備している格闘戦用の武器。<br />アニメ版のEpisode 5にて丸腰だった事から一時的に奪って使用し、バンシィと戦った。 | + | ::両腕部にマウントされたビーム・サーベルを外さずにそのまま使用した状態。ユニコーンモードでは使用出来ない(当初は使用可能とする予定だったが、デストロイモードとの差別化を図る為にこの設定となった)。<br />首相官邸「ラプラス」の史跡での戦闘で巨大な残骸をも一刀両断するという開発時の想定以上の威力を発揮した事もあるが、これは何らかの外的要因が働いたのが原因であると考えられている。実際、出力がかなり増大している。また、原作小説版UCの最終決戦でシナンジュにトドメを刺す際には、'''数百メートル'''の巨大なビーム刃を両腕のトンファーから形成。あまりの出力にグリップが基部ごと融解している。 |
− | ;ビーム・トンファー | |
− | :両腕部にマウントされたビーム・サーベルを外さずにそのまま使用した状態。ユニコーンモードでは使用出来ない(当初は使用可能とする予定だったが、デストロイモードとの差別化を図る為にこの設定となった)。<br />首相官邸「ラプラス」の史跡での戦闘で巨大な残骸をも一刀両断するという開発時の想定以上の威力を発揮した事もあるが、これは何らかの外的要因が働いたのが原因であると考えられている。実際、出力がかなり増大している。また、原作小説版の最終決戦でシナンジュにトドメを刺す際には、'''数百メートル'''の巨大なビーム刃を両腕のトンファーから形成。あまりの出力にグリップが基部ごと融解している。 | |
| ;ハイパー・バズーカ | | ;ハイパー・バズーカ |
| :背部に装着可能な実弾兵器で、ユニコーン用の武装として仕様変更された物。弾頭は通常弾ではなく散弾を標準搭載している。砲身にはオプション装備を装着する事も可能。<br />ビーム・マグナム同様、予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。 | | :背部に装着可能な実弾兵器で、ユニコーン用の武装として仕様変更された物。弾頭は通常弾ではなく散弾を標準搭載している。砲身にはオプション装備を装着する事も可能。<br />ビーム・マグナム同様、予備カートリッジはリアスカートに2つまで装着できる。 |
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| ;シールド | | ;シールド |
| :実体式の防御兵装。これにもサイコフレームが使われている。デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールド・ジェネレーターが現れる仕組みとなっている。Iフィールドはユニコーン形態のままでも使用可能で、高い防御力を持つ。 | | :実体式の防御兵装。これにもサイコフレームが使われている。デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールド・ジェネレーターが現れる仕組みとなっている。Iフィールドはユニコーン形態のままでも使用可能で、高い防御力を持つ。 |
− | ;アームド・アーマーDE | + | :;シールド・ファンネル |
− | :漫画『バンデシネ』で登場する追加装備。<br />増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガキャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。 | + | ::シールドをファンネルのごとく操る運用法。インテンション・オートマチック・システムとの連動により、シールドに装備されているサイコフレームがMS本体と共鳴して独自に推進力を得る事で、スラスターは一つも付いていないはずのシールドが機体の周囲を移動して敵からの攻撃を防ぐ……というものである。多くの技術者達にとっては当然この運用は想定外であったが、とある技術者はこのような機能性が存在しているという可能性を仄めかしていたらしい。<br />アニメ版ではビームガトリングガンも装備した状態で使われており、まさに「ファンネル」として攻撃や防御に使用されていた。 |
− | ;シールド・ファンネル | + | :;アームド・アーマーDE |
− | :シールドをファンネルのごとく操る運用法。インテンション・オートマチック・システムとの連動により、シールドに装備されているサイコフレームがMS本体と共鳴して独自に推進力を得る事で、スラスターは一つも付いていないはずのシールドが機体の周囲を移動して敵からの攻撃を防ぐ……というものである。多くの技術者達にとっては当然この運用は想定外であったが、とある技術者はこのような機能性が存在しているという可能性を仄めかしていたらしい。<br />アニメ版ではビームガトリングガンも装備した状態で使われており、まさに「ファンネル」として攻撃や防御に使用されていた。 | + | ::漫画『バンデシネ』で登場する追加装備。<br />増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガキャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。 |
| + | |
| + | === その他 === |
| + | ;[[ビーム・ライフル]] |
| + | :[[ジェスタ]]の主兵装。漫画『バンデシネ』でガルダ襲撃の際、[[ガランシェール]]隊が財団のコンテナから奪った物を使用。 |
| ;ビーム・マシンガン | | ;ビーム・マシンガン |
− | :[[ギラ・ズール]]の主兵装で、ベレット状になったビームを連射する。集弾率や連射性は標準的だが、基本設計の優秀さから銃身に大型センサー等を追加する事ができ、拡張性に優れている。なお、下側にあるバナナ型のマガジンはフォアグリップとしても機能する。<br />アニメ版にて、ガランシェールを押し上げる際に腰部に1挺マウントしていた。 | + | :[[ギラ・ズール]]の主兵装。OVA版UCにて、ガランシェールを押し上げる際に腰部に1挺マウントしている。 |
| + | ;ビーム・サーベル(アンクシャ用) |
| + | :[[アンクシャ]]が装備している格闘戦用の武器。<br />OVA版UCのEpisode 5にて丸腰だった事から、斬りかかってきた相手のマニピュレーターを握り潰して奪い取り、バンシィとの戦闘で使用した。 |
| + | |
| + | === 技・必殺技 === |
| ;格闘 | | ;格闘 |
− | :徒手空拳での格闘戦を行う。<br />アニメ版において二度披露しており、一度目はガルダへの移送時で、武装解除させられていた為に武器無しで戦う事になった。<br />二度目は[[ネオ・ジオング]]との戦闘で、サイコ・シャードによって全武装を破壊された事で格闘戦を挑んでおり、パンチでシナンジュの左腕を粉砕したり、チョップで右腕を切り落としたり、貫手で胸部やハルユニットの大型アームを貫いたりしている。この時の様子から、視聴者から「'''ビスト神拳'''」、「'''[[スタービルドストライクガンダム|ビストナックル]]'''」等と言われる事もある。 | + | :徒手空拳での格闘戦を行う。<br />OVA版UCにおいて二度披露しており、一度目はガルダへの移送時で、武装解除させられていた為に武器無しで戦う事になった。<br />二度目は[[ネオ・ジオング]]との戦闘で、サイコ・シャードによって全武装を破壊された事で格闘戦を挑んでおり、パンチでシナンジュの左腕を粉砕したり、チョップで右腕を切り落としたり、貫手で胸部やハルユニットの大型アームを貫いたりしている。この時の様子から、視聴者から「'''ビスト神拳'''」、「'''[[スタービルドストライクガンダム|ビストナックル]]'''」等と言われる事もある。 |
| ;ソフトチェストタッチ | | ;ソフトチェストタッチ |
| :ネオ・ジオングとの戦闘で使用。<br />完全なる虚無を見せられてもなお「それでも」と足掻き続けようとするバナージから発した暖かな光が、ネオ・ジオングの胸部に接触させたユニコーンのマニピュレーターを通してフロンタルへと伝わり、彼の中の残留思念を浄化すると共に機体をも崩壊させている。 | | :ネオ・ジオングとの戦闘で使用。<br />完全なる虚無を見せられてもなお「それでも」と足掻き続けようとするバナージから発した暖かな光が、ネオ・ジオングの胸部に接触させたユニコーンのマニピュレーターを通してフロンタルへと伝わり、彼の中の残留思念を浄化すると共に機体をも崩壊させている。 |
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| | | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| + | === 装備バリエーション === |
| ;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]] | | ;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]] |
| :武装強化形態。名称こそ「フルアーマー」だが、追加装甲の類は装着されていない。 | | :武装強化形態。名称こそ「フルアーマー」だが、追加装甲の類は装着されていない。 |
− | ;[[バンシィ|ユニコーンガンダム2号機 バンシィ]]、[[バンシィ・ノルン]] | + | :;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム・プランB]] |
| + | ::『トライエイジ』に登場する装備バリエーション。各種アームド・アーマーを装備している。 |
| + | :;[[ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ]] |
| + | ::プランBのアームド・アーマーDEを『ガンダムNT』仕様にした状態。 |
| + | :;[[ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ・ディバイン]] |
| + | ::ペルフェクティビリティにFAユニコーンの追加装備を装備させた完全武装形態。 |
| + | |
| + | === 同型機 === |
| + | ;[[バンシィ|ユニコーンガンダム2号機 バンシィ]] / [[バンシィ・ノルン]] |
| :2号機。 | | :2号機。 |
| ;[[フェネクス|ユニコーンガンダム3号機 フェネクス]] | | ;[[フェネクス|ユニコーンガンダム3号機 フェネクス]] |
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| :;[[G-フェネクス]] | | :;[[G-フェネクス]] |
| ::『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の派生作品『ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE』に登場。キャピタル・アーミィによるフェネクスの復元機。 | | ::『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の派生作品『ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE』に登場。キャピタル・アーミィによるフェネクスの復元機。 |
− | ;[[シナンジュ・スタイン]]、[[シナンジュ]] | + | |
− | :兄弟機。 | + | === 系列機・派生機 === |
| + | ;[[シナンジュ・スタイン]] / [[シナンジュ]] |
| + | :本機開発の一環として開発された試作機及び改装機。 |
| + | |
| + | === その他 === |
| ;[[ジェスタ]] | | ;[[ジェスタ]] |
− | :支援機。 | + | :本機の支援を目的に開発された。 |
− | ;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム・プランB]]
| + | |
− | :トライエイジに登場。タクヤが考案したもう一つのフルアーマー形態。
| + | === その他 === |
| ;[[ユニコーンガンダム極]] | | ;[[ユニコーンガンダム極]] |
− | :『[[ガンダムビルドファイターズ炎トライ]]』に登場するガンプラ。オリジナルのアームド・アーマーを装備している。 | + | :『[[ガンダムビルドファイターズ炎トライ]]』に登場する[[ガンプラ]]。オリジナルのアームド・アーマーを装備している。 |
− | ;[[RX-零丸]]、[[RX-零丸 (神気結晶)]] | + | ;[[RX-零丸]] / [[RX-零丸 (神気結晶)]] |
| :『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』に登場するガンプラ。SDガンダムがベースとなっている。 | | :『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』に登場するガンプラ。SDガンダムがベースとなっている。 |
| + | <!-- == 余談 == --> |
| + | <!-- *説明 --> |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
| + | <!-- <amazon>ASIN</amazon> --> |
| + | <!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 --> |
| + | === [[ガンプラ]] === |
| + | <amazon>B002NE795K</amazon> |
| + | <amazon>B002NE795A</amazon> |
| + | <amazon>B000WOYF8C</amazon> |
| + | <amazon>B001R2IQTC</amazon> |
| + | <amazon>B0032ZD5QG</amazon> |
| + | |
| + | === フィギュア === |
| <amazon>B002V8GXDM</amazon> | | <amazon>B002V8GXDM</amazon> |
− | <amazon>B0032ZD5QG</amazon>
| |
− | <amazon>B000WOYF8C</amazon>
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− | <amazon>B002V8GXBE</amazon>
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− | <amazon>B002NE795A</amazon>
| |
| <amazon>B002K74NVS</amazon> | | <amazon>B002K74NVS</amazon> |
| <amazon>B002G01EP2</amazon> | | <amazon>B002G01EP2</amazon> |
− | <amazon>B001R2IQTC</amazon> | + | <amazon>B002V8GXBE</amazon> |
− | <amazon>B002NE795K</amazon>
| |
| | | |
− | == 脚注 == | + | === 書籍 === |
− | <references /> | + | <amazon>4797382465</amazon> |
| | | |
| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
| + | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |
| {{DEFAULTSORT:ゆにこおんかんたむ}} | | {{DEFAULTSORT:ゆにこおんかんたむ}} |
| [[Category:登場メカや行]] | | [[Category:登場メカや行]] |
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