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サイズ変更なし 、 2020年11月20日 (金) 17:21
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[[ジオン軍]]もジャブローの所在こそ把握していたものの、これの攻略が困難である事は開戦初期より承知しており、これを直接攻撃する為に[[ブリティッシュ作戦]]を実行するも失敗。地球降下作戦後は[[ガウ]]による爆撃<ref>連邦側からは「定期便」と呼ばれている。</ref>を実施しているが、それによってジャブロー側が被った被害は微々たるものであり、[[シャア・アズナブル]]が[[ホワイトベース]]を追跡しジャブローの進入路を発見するまでジオン側は攻略の決め手を持たずにいた。また、ジオン軍は[[アプサラス計画|アプサラス]]、[[ビグ・ザム]]といったジャブロー攻略兵器を複数開発するものの、何れも本来の目的で用いられる事は無かった。
 
[[ジオン軍]]もジャブローの所在こそ把握していたものの、これの攻略が困難である事は開戦初期より承知しており、これを直接攻撃する為に[[ブリティッシュ作戦]]を実行するも失敗。地球降下作戦後は[[ガウ]]による爆撃<ref>連邦側からは「定期便」と呼ばれている。</ref>を実施しているが、それによってジャブロー側が被った被害は微々たるものであり、[[シャア・アズナブル]]が[[ホワイトベース]]を追跡しジャブローの進入路を発見するまでジオン側は攻略の決め手を持たずにいた。また、ジオン軍は[[アプサラス計画|アプサラス]]、[[ビグ・ザム]]といったジャブロー攻略兵器を複数開発するものの、何れも本来の目的で用いられる事は無かった。
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しかし、その難攻不落の要塞という性質は必ずしもプラスにばかり働いている訳ではなく、連邦軍内の一部高官、特に守旧派・官僚主義者は前線で指揮せずに安全なジャブローに引きこもっており、彼らは敵・味方双方からは地下に篭もるその姿から「モグラ」と揶揄されている。また、最前線の兵士からは「現場を知らないエリート」という皮肉を込めて「本社」と呼ばれる場合もあった。
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しかし、その難攻不落の要塞という性質は必ずしもプラスにばかり働いている訳ではなく、連邦軍内の一部高官、特に守旧派・官僚主義者は前線で指揮せずに安全なジャブローに引きこもっており、彼らは地下に籠もるその姿をから「モグラ」と敵・味方双方から揶揄されている。また、最前線の兵士からは「現場を知らないエリート」という皮肉を込めて「本社」と呼ばれる場合もあった。
    
一年戦争後は滑走路などの地上施設の拡充が行われており、[[グリプス戦役]]時には[[ティターンズ]]の本部が置かれた。しかし、ティターンズは[[エゥーゴ]]をおびき寄せる目的で秘密裏に基地を引き払い、基地中心部を核自爆。それとともに基地は放棄された。ただし、核爆発によって壊滅的ダメージを受けたのは中枢部とその周辺施設のみであり、外縁部や周辺施設はほぼ無傷であった。この手付かずとなった広大な敷地を、連邦政府と軍高官は自分達にとって「不都合な物」を隠す為の隠れ蓑として利用。「核汚染」もまた、無闇に人を寄せ付けない為の口実として用いられた。
 
一年戦争後は滑走路などの地上施設の拡充が行われており、[[グリプス戦役]]時には[[ティターンズ]]の本部が置かれた。しかし、ティターンズは[[エゥーゴ]]をおびき寄せる目的で秘密裏に基地を引き払い、基地中心部を核自爆。それとともに基地は放棄された。ただし、核爆発によって壊滅的ダメージを受けたのは中枢部とその周辺施設のみであり、外縁部や周辺施設はほぼ無傷であった。この手付かずとなった広大な敷地を、連邦政府と軍高官は自分達にとって「不都合な物」を隠す為の隠れ蓑として利用。「核汚染」もまた、無闇に人を寄せ付けない為の口実として用いられた。
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