26行目:
26行目:
| 所属部隊 = [[アグレッサー中隊]]
| 所属部隊 = [[アグレッサー中隊]]
| 母艦 =
| 母艦 =
−
| 主なパイロット =
+
| 主なパイロット = [[チェイス・スカルガード]]</br>[[エルザ]]
−
*[[チェイス・スカルガード]]
−
*[[エルザ]]
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
== 概要 ==
== 概要 ==
−
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。「[[ペイルライダー計画]]」によって開発される[[ペイルライダー]]のためのデータ収集用の実験機である。機体名称は「ヨハネの目次録」に記されている第二の騎士を由来としている。機体カラーは赤と白を基調とし、頭部バイザーが赤のため[[ジオン軍]]からは「赤帽子」と呼ばれている。
+
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の「[[ペイルライダー計画]]」によって開発される[[ペイルライダー]]のためのデータ収集用の実験機。機体名称は「ヨハネの目次録」に記されている第二の騎士を由来としている。機体カラーは赤と白を基調とし、頭部バイザーが赤のため[[ジオン軍]]からは「赤帽子」と呼ばれている。
−
開発のベースとなった機体は[[ジム]]であるが、機体形状はペイルライダーとほぼ同型となり、反応速度などは段違いに向上している。本機はリミッター解除時の動作とパイロットの負荷を検証するための機体で[[教育型コンピュータ]]に実験用回路の「アレス(ARES)」を搭載している。このシステムの起動や機体調整は音声対話型のコンピューターによって行われる。基本武装は他の連邦軍の機体と同じであり、専用装備も用意されている。
+
開発のベースとなった機体は[[ジム]]であるが、機体形状はペイルライダーとほぼ同型で、反応速度などは段違いに向上している。本機はリミッター解除時の動作とパイロットの負荷を検証するための機体で[[教育型コンピュータ]]に実験用回路の「アレス(ARES)」を搭載している。このシステムの起動や機体調整は音声対話型のコンピューターによって行われる。基本武装は他の連邦軍の機体と同じだが、専用装備も用意されている。
機体自体はハイスペックなのだが、整備不良により作品内ではジム程度のスペックしか発揮できない状態となっている。また、回路の不調により「アレス」が使用不可かつ作動状態にあるため異常発熱を起こしており、それに接続している教育型コンピュータとの併用により冷却システムに過負荷がかかってしまっている。作中ではオーバーヒート回避のためアレス及び教育型コンピュータを強制閉鎖しているが、これにより連動しているオートサポート機能は停止しており、全ての操作をマニュアル操作で行わなければならない状態を余儀なくされている。
機体自体はハイスペックなのだが、整備不良により作品内ではジム程度のスペックしか発揮できない状態となっている。また、回路の不調により「アレス」が使用不可かつ作動状態にあるため異常発熱を起こしており、それに接続している教育型コンピュータとの併用により冷却システムに過負荷がかかってしまっている。作中ではオーバーヒート回避のためアレス及び教育型コンピュータを強制閉鎖しているが、これにより連動しているオートサポート機能は停止しており、全ての操作をマニュアル操作で行わなければならない状態を余儀なくされている。
58行目:
56行目:
:左サイドアーマーに1基装備されている近接武装。
:左サイドアーマーに1基装備されている近接武装。
;ツヴァイ・ハンダー
;ツヴァイ・ハンダー
−
:本機専用に開発された攻防一体の兵装。シールド側面に大型ビーム・サーベルを内蔵した武装で、ビーム刃を調整することが可能。ビームの出力は大きいが発熱を抑えるための冷却カプセルが3つ収納されており、これを使い切ると使用不可となる。シールド後部にはアンカーが内蔵されており、使用後は切り離すことが可能。また、後部にはグリップが収納されており、シールドそのものがリーチの長い手持ち式の大剣となる。
+
:本機専用に開発された攻防一体の兵装。シールド側面に大型ビーム・サーベルを内蔵した武装で、ビーム刃を調整することが可能。ビームの出力は大きいため発熱を抑えるための冷却カプセルが3つ収納されており、これを使い切ると使用不可となる。シールド後部にはアンカーが内蔵されており、使用後は切り離すことが可能。また、後部にはグリップが収納されており、シールドそのものがリーチの長い手持ち式の大剣となる。なお攻撃をシールドで受けすぎると衝撃でビーム・サーベルが故障する欠点を持つ。
+
==== 地上戦仕様 ====
==== 地上戦仕様 ====
;100mmマシンガン
;100mmマシンガン
65行目:
64行目:
:本機のデータ収集用に[[エルザ]]が設計したマシンガン。マガジンは上記の100mmマシンガンと共通。[[ジオン軍]]の技術を取り入れた武装で、形状記憶型の発熱体を使用したヒート・ソードが銃口上下に内蔵されている。このヒート・ソードは射出することも可能。
:本機のデータ収集用に[[エルザ]]が設計したマシンガン。マガジンは上記の100mmマシンガンと共通。[[ジオン軍]]の技術を取り入れた武装で、形状記憶型の発熱体を使用したヒート・ソードが銃口上下に内蔵されている。このヒート・ソードは射出することも可能。
;シールド
;シールド
−
:取り回しが考慮された小型のシールド。これも陸戦型ジム等と同じもの。カラーリングは陸戦型ジムの物と同一だが、表面には[[アグレッサー中隊]]の部隊マークが描かれている。
+
:取り回しが考慮された小型のシールド。これも陸戦型ジム等と同じもの。カラーリングは陸戦型ジムの物と同一だが、表面には[[アグレッサー中隊]]の部隊マークが描かれている。ツヴァイ・ハンダー受領前に装備していた。
+
==== 空間戦仕様 ====
==== 空間戦仕様 ====
;[[ブルパップ・マシンガン]]
;[[ブルパップ・マシンガン]]