差分

2,703 バイト追加 、 2020年10月13日 (火) 01:55
編集の要約なし
35行目: 35行目:  
『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』の主人公である男子高校生。年齢は17歳。
 
『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』の主人公である男子高校生。年齢は17歳。
   −
クガ家の一人息子であり、家族と共に海沿いの街に暮らしている。表情が硬く、口数が少ないなど無愛想な印象を受けるが、ガンプラ作りに精を出し、幼馴染の[[ムカイ・ヒナタ]]と共にTHE GUNDAM BASEへ通い詰めるなど年相応の趣味を持つ青年である。
+
クガ家の一人息子であり、両親と共に海沿いの街に暮らしている。表情が硬く、口数が少ないなど無愛想な印象を受けるが、根は誰かのために1人で頑張ろうとする思いやりのある性格で、ガンプラ作りに精を出し、幼馴染の[[ムカイ・ヒナタ]]と共にTHE GUNDAM BASEへ通い詰めるなど年相応の趣味を持つ青年である。
   −
[[ガンプラバトル・ネクサスオンライン]](GBN)は[[GPデュエル]]からの乗り換えでプレイしている最古参プレイヤーであり、ダイバーネームは本名と同じ「'''ヒロト'''」。ビルダーとファイターとしての腕前はそのどちらも上級者クラスであり、愛機である[[コアガンダム]]を初めとして複数のサポートメカを自作。機体特性を最大限に活用し数々のミッションで勝利を収めている。
+
[[ガンプラバトル・ネクサスオンライン]](GBN)は[[GPデュエル]]からの乗り換えでプレイしている最古参プレイヤーであり、ダイバーネームは本名と同じ「'''ヒロト'''」。ダイバールックはリアルと比べて瞳の色以外で目立った差異は無い。ビルダーとファイターとしての腕前はそのどちらも上級者クラスであり、愛機である[[コアガンダム]]を初めとして複数のサポートメカを自作。機体特性を最大限に活用し数々のミッションで勝利を収めている。
    
『GBD:R』本編開始時はかつての親友である[[ELダイバー]]の[[イヴ]]を探すべく1人で傭兵プレイを続けている状態だったものの、ある時、謎のストーリーミッションを探すべくメンバーを集めていた[[トリマチ・カザミ|カザミ]]に強引に連れられ、路地裏で偶然[[フレディ]]の助けに応じた事が切欠で惑星[[エルドラ]]へと召還。そこで唐突に結成されたビルドダイバーズのリーダーとなってしまう。そしてこの時集まっていたカザミ、[[メイ]]、[[パルヴィーズ]]と4人でエルドラを侵略する[[ヒトツメ]]との戦いに臨む事になる。
 
『GBD:R』本編開始時はかつての親友である[[ELダイバー]]の[[イヴ]]を探すべく1人で傭兵プレイを続けている状態だったものの、ある時、謎のストーリーミッションを探すべくメンバーを集めていた[[トリマチ・カザミ|カザミ]]に強引に連れられ、路地裏で偶然[[フレディ]]の助けに応じた事が切欠で惑星[[エルドラ]]へと召還。そこで唐突に結成されたビルドダイバーズのリーダーとなってしまう。そしてこの時集まっていたカザミ、[[メイ]]、[[パルヴィーズ]]と4人でエルドラを侵略する[[ヒトツメ]]との戦いに臨む事になる。
43行目: 43行目:  
当初はメンバー間の協調性が乏しく、メイと共に実力が上だった事から率先して戦闘を行い、時には効率重視のスタンドプレイにも走りがちだった。しかし、戦いの中でカザミとパルヴィーズの心の悩みを解決し、メンバー同士が交流する機会も増えていった事から連携行動を心掛けるようになり、ヒトツメとの戦闘を有利に展開していった。
 
当初はメンバー間の協調性が乏しく、メイと共に実力が上だった事から率先して戦闘を行い、時には効率重視のスタンドプレイにも走りがちだった。しかし、戦いの中でカザミとパルヴィーズの心の悩みを解決し、メンバー同士が交流する機会も増えていった事から連携行動を心掛けるようになり、ヒトツメとの戦闘を有利に展開していった。
   −
イヴとはGBNをプレイした当初に出会い、彼女にコアガンダムを気に入られた事から以後、新しく作ったサポートメカを持って彼女に会いに行くのが日課となっていた。しかし、ヒロトが[[AVALON]]に参加してから程なくしてイヴがGBNのバグを抑制し続けていたのが祟って、自身がGBNを破壊しかねない大規模バグの発生源へと変貌。彼女が「いつか私のような子に会ったら助けてあげて」と言い残し自決する光景をただ見届けざるをえず、心に深い傷を負ってしまう。
+
イヴとはGBNをプレイした当初に出会い、初対面でコアガンダムを気に入られた事から以後、新しく作ったサポートメカを持って彼女に会いに行き、共にGBNの各所を巡る事が日課となっていた。しかし、ヒロトが[[クジョウ・キョウヤ|キョウヤ]]のスカウトで[[AVALON]]に参加してから程なくしてイヴが陰ながらGBNのバグを抑制し続けていたのが祟って、自身がGBNを破壊しかねない大規模バグの発生源へと変貌。彼女が「いつか私のような子に会ったら助けてあげて」と言い残し自決する光景をただ見届けざるをえず、心に深い傷を負ってしまう。
    
イヴの消滅後、[[第二次有志連合戦]]に参戦したヒロトは、今まさにELダイバーの[[サラ]]を助けようとする[[ミカミ・リク]]の姿を見て、イヴを救えなかった事への自責の念から生じた激しい嫉妬から撃墜しようとするものの、憎悪とイヴとの約束のせめぎ合いになった結果、狙撃に失敗。僅かな時間とはいえ約束を破るような行為に走りかけた事がヒロトのトラウマとなってしまう。その後、AVALONを去ったヒロトはGBNへのログイン率も減り、叶わぬと知りつつもイヴとの再会を試みてGBN内を転々とまわるだけの日々を過ごすようになり、GBD:R本編に至っている。
 
イヴの消滅後、[[第二次有志連合戦]]に参戦したヒロトは、今まさにELダイバーの[[サラ]]を助けようとする[[ミカミ・リク]]の姿を見て、イヴを救えなかった事への自責の念から生じた激しい嫉妬から撃墜しようとするものの、憎悪とイヴとの約束のせめぎ合いになった結果、狙撃に失敗。僅かな時間とはいえ約束を破るような行為に走りかけた事がヒロトのトラウマとなってしまう。その後、AVALONを去ったヒロトはGBNへのログイン率も減り、叶わぬと知りつつもイヴとの再会を試みてGBN内を転々とまわるだけの日々を過ごすようになり、GBD:R本編に至っている。
72行目: 72行目:  
:G-CAFÉの店主。GBN通いをしているヒロトとも親交が深い。
 
:G-CAFÉの店主。GBN通いをしているヒロトとも親交が深い。
 
;シド ([[シドー・マサキ]])
 
;シド ([[シドー・マサキ]])
:[[ガンダムゼルトザーム]]のパイロット、仮面の男の正体。仲間と共に彼をアルスの呪縛から解放した事によって、以後、ヒトツメとの最終決戦に臨むビルドダイバーズを協力者としてサポートする。
+
:[[ガンダムゼルトザーム]]のパイロット、仮面の男の正体。昏睡状態の彼との出会いを機に、仲間と共にアルスの呪縛から解放した事によって、以後、ヒトツメとの最終決戦に臨むビルドダイバーズを協力者としてサポートする。
    
=== [[ビルドダイバーズ]] (BUILD DiVERS) ===
 
=== [[ビルドダイバーズ]] (BUILD DiVERS) ===
107行目: 107行目:  
;[[タイガーウルフ]] (オオガミ・コタロー)
 
;[[タイガーウルフ]] (オオガミ・コタロー)
 
:フォース・虎武龍のリーダー。ロータスチャレンジの後、ヒロトの腕を見込んで修行に誘おうとするものの、[[シャフリヤール]]に茶化された。
 
:フォース・虎武龍のリーダー。ロータスチャレンジの後、ヒロトの腕を見込んで修行に誘おうとするものの、[[シャフリヤール]]に茶化された。
 +
;[[シバ・ツカサ]]
 +
:かつて[[ブレイクデカール]]を配布しGBNにバグを頻発させた人物。ヒロトとの面識はないものの、イヴ消滅の遠因となった人物と言える。ただ、ELダイバーの救済策を確立した人物でもあり、結果としてメイが誕生する事となった。
    
=== [[ヒトツメ]] ===
 
=== [[ヒトツメ]] ===
129行目: 131行目:  
;「パル、カザミ」<br/>「その…2人には、もっと早く助けてもらうべきだった…と、思ってる」<br/>「フレディ、君がいてくれたお陰で、自分を取り戻せた気がする。……ありがとう」<br/>「メイにも、感謝しないとな」<br/>「あの時俺を、その…蹴ってくれて」
 
;「パル、カザミ」<br/>「その…2人には、もっと早く助けてもらうべきだった…と、思ってる」<br/>「フレディ、君がいてくれたお陰で、自分を取り戻せた気がする。……ありがとう」<br/>「メイにも、感謝しないとな」<br/>「あの時俺を、その…蹴ってくれて」
 
:『GBD:R』第9話より、仲間に窮地を救われ、協力して勝利を得た事への感謝の言葉。この戦いが、これまで誰かのために1人だけで全てを解決しようとしていたヒロトの意識を変える切欠となった。しかし、勝利したのも束の間、再び現れたゼルトザームがヒロト達に襲い掛かり、その中でメイの真の姿が明らかとなる。<br/>なお、上記の「蹴ってくれて」についてはヒロトを水中から陸上へと蹴り上げた事であり、他意はないのであしからず。
 
:『GBD:R』第9話より、仲間に窮地を救われ、協力して勝利を得た事への感謝の言葉。この戦いが、これまで誰かのために1人だけで全てを解決しようとしていたヒロトの意識を変える切欠となった。しかし、勝利したのも束の間、再び現れたゼルトザームがヒロト達に襲い掛かり、その中でメイの真の姿が明らかとなる。<br/>なお、上記の「蹴ってくれて」についてはヒロトを水中から陸上へと蹴り上げた事であり、他意はないのであしからず。
 +
;ヒロト「こんなの何でもない…」<br/>ヒナタ「え?」<br/>ヒロト「ただの記録に過ぎない…。得たものも、無くしたものも、所詮は…」
 +
:『GBD:R』第10話より、ヒナタから初めてイヴの事を尋ねられた際の返答。「ELダイバーは人間ではない」事を理由に本心を語ろうとしないヒロトだったが…
 +
;「ELダイバーが消えるのは、死ぬ、という事なのか?一度消えてしまったら、もう、生き返る事はないのか?」
 +
:10話ラスト、空渡しの後、1人灯篭を流しながらメイに尋ねた質問。イヴとの再会を諦めきれない気持ちからELダイバー本人に直接尋ねてみたものの、残念ながらメイから答えを得る事はできなかった。しかし、ここに来て唐突にELダイバーの話題を持ち出した事で、メイはヒロトの探しているものがELダイバーなのではないかと察する。
 +
;「確かに、これはこのエルドラで起きている問題です。貴方のような存在が、自分1人で決着をつけようとされる事もわかる気がします。でも…新しき民が滅びさえしなければいいというのは…」
 +
:『GBD:R』第17話より、召還したマサキがアルスの傀儡となってしまった事への自責の念から1匹で解決を図ろうとするクアドルンに向けての言葉。誰かのために1人で全てを解決しようとして結果的にその人を悲しませる経験をしたヒロトだからこそ、自分と同じ道を辿ろうとするクアドルンの行為を見過ごす訳にはいかなかった。縁も所縁もないエルドラのために戦う彼らをクアドルンは疑問に思うものの、エルドラの惨状を目の当たりにして他人事で済ませる訳にはいかない気持ちはビルドダイバーズの仲間も同じ。そしてそれぞれの決意がクアドルンの頑なな気持ちを動かした。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==