差分

273 バイト追加 、 2020年9月9日 (水) 14:00
編集の要約なし
5行目: 5行目:  
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
*他
 
*他
| デザイン = 大河原邦男
+
| デザイナー = 大河原邦男
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
   15行目: 15行目:  
| 重量 = 78.5t
 
| 重量 = 78.5t
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
| 装甲材質 = 不明
+
| 装甲材質 =  
 
| 開発組織 = [[ザフト軍]]
 
| 開発組織 = [[ザフト軍]]
 
| 所属 = [[ザフト軍]]
 
| 所属 = [[ザフト軍]]
24行目: 24行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ザフト軍]]初にして、世界([[コズミック・イラ]])初の汎用量産型[[モビルスーツ]]。様々な兵装の保持や細かい作業をこなすマニピュレーター、地形を問わない高い走破性を誇る脚部を併せ持ち、汎用性が高い。また、耐弾防御性能も高く、実弾ではほとんどダメージを与える事ができない。武装はビーム兵器の小型化が出来ず、運用に耐えられる出力のジェネレーターを開発できなかった為、実弾兵器を装備している(ビーム兵器もないわけではないが、かなりの大型)。拡張性を重視している機体のため、固定武装は一切装備されていない。それだけに多数のオプション装備が存在し、宇宙空間から大気圏内まで使用する事ができた。また、そのいずれもが実弾兵器で、エネルギーの全てを駆動のみに集中する事ができたため、長時間の運用を可能にした。あらゆる勢力を問わず、後に開発されるあらゆる[[MS]]の基礎となった機体で、コズミック・イラの[[MS]]の代名詞的存在である。また、砂漠戦用の[[ジンオーカー]]のような派生機や[[ミゲル専用ジン|ミゲル・アイマン搭乗機]]のような専用機など、様々なバリエーション機が開発されている。
+
[[ザフト軍]]初にして、世界([[コズミック・イラ]])初の汎用量産型[[モビルスーツ]]
 +
 
 +
様々な兵装の保持や細かい作業をこなすマニピュレーター、地形を問わない高い走破性を誇る脚部を併せ持ち、汎用性が高い。また、耐弾防御性能も高く、実弾ではほとんどダメージを与える事ができない。武装はビーム兵器の小型化が出来ず、運用に耐えられる出力のジェネレーターを開発できなかった為、実弾兵器を装備している(ビーム兵器もないわけではないが、かなりの大型)。拡張性を重視している機体のため、固定武装は一切装備されていない。それだけに多数のオプション装備が存在し、宇宙空間から大気圏内まで使用する事ができた。また、そのいずれもが実弾兵器で、エネルギーの全てを駆動のみに集中する事ができたため、長時間の運用を可能にした。
 +
 
 +
あらゆる勢力を問わず、後に開発されるあらゆる[[MS]]の基礎となった機体で、コズミック・イラの[[MS]]の代名詞的存在である。また、砂漠戦用の[[ジンオーカー]]のような派生機や[[ミゲル専用ジン|ミゲル・アイマン搭乗機]]のような専用機など、様々なバリエーション機が開発されている。
    
本機は多数が量産されたため、正規軍以外にも流出しており、傭兵や宇宙海賊が独自に改造して運用しているジンなども確認されている。
 
本機は多数が量産されたため、正規軍以外にも流出しており、傭兵や宇宙海賊が独自に改造して運用しているジンなども確認されている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- :作品名:説明 -->
   
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
:その優れた汎用性と機動性から、物量で圧倒的に勝る[[地球連合軍]]との戦争を対等にまで持ち込んだ。しかし、大戦中期にはG兵器が登場し、それらの技術がザフト軍内にも流出し、さらには連合軍がビーム兵器を標準装備した[[ストライクダガー]]を戦線に投入してきた事から、急速に旧式化が進み、大戦末期に制式採用された[[ゲイツ]]等の次世代機に押されるような形で一線を退きつつある。
 
:その優れた汎用性と機動性から、物量で圧倒的に勝る[[地球連合軍]]との戦争を対等にまで持ち込んだ。しかし、大戦中期にはG兵器が登場し、それらの技術がザフト軍内にも流出し、さらには連合軍がビーム兵器を標準装備した[[ストライクダガー]]を戦線に投入してきた事から、急速に旧式化が進み、大戦末期に制式採用された[[ゲイツ]]等の次世代機に押されるような形で一線を退きつつある。
51行目: 54行目:  
:本機の基本武装で、高い命中精度と連射性能を兼ね備える。精密射撃と連射が可能で、かなり貫通力が高く、[[ストライクダガー]]でもまともに喰らえば、たちまち蜂の巣になる。
 
:本機の基本武装で、高い命中精度と連射性能を兼ね備える。精密射撃と連射が可能で、かなり貫通力が高く、[[ストライクダガー]]でもまともに喰らえば、たちまち蜂の巣になる。
 
;M69 バルルス改特火重粒子砲
 
;M69 バルルス改特火重粒子砲
:拠点攻撃用重爆撃装備、通称「D装備」に分類される大型ビーム砲。銃尻のカートリッジからエネルギーを供給する。大きいので取り回しが悪く、装弾数も少ないため、連合軍のMS用ビームライフルに比べると汎用性に欠ける。威力も対ビームシールドで充分に防御できてしまう。しかし、それでも通常施設への攻撃には充分有効。
+
:拠点攻撃用重爆撃装備、通称「D装備」に分類される大型ビーム砲。銃尻のカートリッジからエネルギーを供給する。大きいので取り回しが悪く、装弾数も少ないため、連合軍のMS用[[ビームライフル]]に比べると汎用性に欠ける。威力も対ビームシールドで充分に防御できてしまう。しかし、それでも通常施設への攻撃には充分有効。
 
;M68 キャットゥス500mm無反動砲
 
;M68 キャットゥス500mm無反動砲
 
:大型の目標に対して使用されるバズーカ。弾速が遅い為にMSやMA相手には不向き。カートリッジ式の武器の為、ジン以外にもアストレイブルーフレーム(フル・ウェポン)等、他のMSが装備している所が確認されている。
 
:大型の目標に対して使用されるバズーカ。弾速が遅い為にMSやMA相手には不向き。カートリッジ式の武器の為、ジン以外にもアストレイブルーフレーム(フル・ウェポン)等、他のMSが装備している所が確認されている。
64行目: 67行目:     
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
=== パーソナルカスタム機 ===
 
;[[ミゲル専用ジン]]
 
;[[ミゲル専用ジン]]
 
:オレンジ色に塗装されている[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]の専用機。精度の高いパーツでチューンされている。
 
:オレンジ色に塗装されている[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]の専用機。精度の高いパーツでチューンされている。
 +
;[[ヴェイア専用ジン]]
 +
:赤色に塗装された[[グゥド・ヴェイア|ヴェイア]]専用機。ジン系列の機体としては最高クラスの性能にカスタマイズされている。
 
;[[クルーゼ専用ジン]]
 
;[[クルーゼ専用ジン]]
 
:白色に塗装されている[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の専用機。独自のオプション装備が装備されている。
 
:白色に塗装されている[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の専用機。独自のオプション装備が装備されている。
 
;[[劾専用ジン]]
 
;[[劾専用ジン]]
 
:[[叢雲劾]]が使用する青と黒に塗装された改造機。機動力と航続距離を重視した改造が施されている。
 
:[[叢雲劾]]が使用する青と黒に塗装された改造機。機動力と航続距離を重視した改造が施されている。
 +
;[[イライジャ専用ジン]]
 +
:青色に塗装されている[[イライジャ・キール|イライジャ]]の専用機。頭部にバスターソードを装備している。
 +
:;[[イライジャ専用ジン改]]
 +
::ヴェイア専用ジンのパーツで修復された機体。
 
;[[ジャン専用ジン]]
 
;[[ジャン専用ジン]]
 
:連合軍が鹵獲機を[[ジャン・キャリー]]用に白く塗装した専用機。色を変えているのは連合が監視するためである。
 
:連合軍が鹵獲機を[[ジャン・キャリー]]用に白く塗装した専用機。色を変えているのは連合が監視するためである。
 
;[[蘊・奥専用ジン]]
 
;[[蘊・奥専用ジン]]
 
:応急修理されている改造機。性能自体は通常のジンと変わらないが、パイロットの技量で補っている。
 
:応急修理されている改造機。性能自体は通常のジンと変わらないが、パイロットの技量で補っている。
;[[イライジャ専用ジン]]
  −
:青色に塗装されている[[イライジャ・キール|イライジャ]]の専用機。頭部にバスターソードを装備している。
  −
:;[[イライジャ専用ジン改]]
  −
::ヴェイア専用ジンのパーツで修復された機体。
  −
;[[ヴェイア専用ジン]]
  −
:赤色に塗装された[[グゥド・ヴェイア|ヴェイア]]専用機。ジン系列の機体としては最高クラスの性能にカスタマイズされている。
   
;[[改造高速機動用ジン テンペスター]]
 
;[[改造高速機動用ジン テンペスター]]
 
:赤茶色に水色のラインで塗装された[[エリサ・アサーニャ|エリサ]]の専用機。頭部以外に原型はない。
 
:赤茶色に水色のラインで塗装された[[エリサ・アサーニャ|エリサ]]の専用機。頭部以外に原型はない。
88行目: 92行目:  
;[[マディガン専用ジン]]
 
;[[マディガン専用ジン]]
 
:白十字のペイントが施されている[[カイト・マディガン|マディガン]]が保有する機体。基本的にアサルトシュラウドを装備した状態で運用される。
 
:白十字のペイントが施されている[[カイト・マディガン|マディガン]]が保有する機体。基本的にアサルトシュラウドを装備した状態で運用される。
 +
;[[ジン タイプ インサージェント]]
 +
:武装組織が運用している機体。基本的な性能は通常の機体と変わりない。
 +
 +
=== 系列機・派生機 ===
 
;[[プロトジン]]
 
;[[プロトジン]]
 
:本機のプロトタイプとして開発された機体。本機が就任した後は練習機としてや、民間機として払い下げられている。
 
:本機のプロトタイプとして開発された機体。本機が就任した後は練習機としてや、民間機として払い下げられている。
;[[ワークスジン]]
  −
:作業用に[[ジャンク屋組合]]が改造した機体。
   
;[[ジン長距離強行偵察複座型]]
 
;[[ジン長距離強行偵察複座型]]
 
:偵察や索敵用に特化した機体。
 
:偵察や索敵用に特化した機体。
;[[ジンアサルト]]
  −
:アサルトシュラウドを装備した機体。
   
;[[ジンオーカー]]
 
;[[ジンオーカー]]
 
:砂漠で運用するために改修した機体。
 
:砂漠で運用するために改修した機体。
104行目: 108行目:  
:;[[ジンワスプ改]]
 
:;[[ジンワスプ改]]
 
::量産化した機体。
 
::量産化した機体。
 +
;[[ジン式典用装飾タイプ]]
 +
:式典用の装飾を施した機体。
 
;[[ジン戦術航空偵察タイプ]]
 
;[[ジン戦術航空偵察タイプ]]
 
:偵察用の機体に飛行能力を付加した実験機。
 
:偵察用の機体に飛行能力を付加した実験機。
;[[ジン式典用装飾タイプ]]
+
;[[ジンアサルト]]
:式典用の装飾を施した機体。
+
:アサルトシュラウドを装備した機体。
 
;[[ジンハイマニューバ]]
 
;[[ジンハイマニューバ]]
 
:近代化改修が施された機体。
 
:近代化改修が施された機体。
 
:;[[ジンハイマニューバ2型]]
 
:;[[ジンハイマニューバ2型]]
 
::より生産性を高めた機体。
 
::より生産性を高めた機体。
;[[ジン タイプ インサージェント]]
+
;[[ワークスジン]]
:武装組織が運用している機体。基本的な性能は通常の機体と変わりない。
+
:作業用に[[ジャンク屋組合]]が改造した機体。
 
;[[シグー]]
 
;[[シグー]]
:後継機となるはずだった機体。
+
:ジンの上位機種として開発された機体。次期主力機の座はゲイツに渡ったため少数生産に留まっている。
 
;[[ゲイツ]]
 
;[[ゲイツ]]
:実質的な後継機。
+
:実質的な後継機。連合から奪取したGAT-Xシリーズの技術が反映されている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 +
=== [[ガンプラ]] ===
 
<amazon>B00067YY2C</amazon>
 
<amazon>B00067YY2C</amazon>
 
<amazon>B00030EUFS</amazon>
 
<amazon>B00030EUFS</amazon>
 +
=== フィギュア ===
 
<amazon>B0002YNQZ0</amazon>
 
<amazon>B0002YNQZ0</amazon>
  
4,216

回編集