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| 製造と管理はジオンと関係の深い[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の[[グラナダ]]工場が一括で行っており、元々はシャアの指揮する新生[[ネオ・ジオン]]軍で[[ナナイ・ミゲル]]らのチームが開発し実用化にこぎつけた技術ではあったが、アムロと互角の状況で戦いたいというシャアの意思により、意図的に[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の[[フォン・ブラウン]]工場へと流出させた。 | | 製造と管理はジオンと関係の深い[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の[[グラナダ]]工場が一括で行っており、元々はシャアの指揮する新生[[ネオ・ジオン]]軍で[[ナナイ・ミゲル]]らのチームが開発し実用化にこぎつけた技術ではあったが、アムロと互角の状況で戦いたいというシャアの意思により、意図的に[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の[[フォン・ブラウン]]工場へと流出させた。 |
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− | [[バイオセンサー]]同様にパイロットの脳波を増幅してサイコミュ操作や操縦補助を行うデバイスであるが、性能の高いサイコミュの常として既に重力に引かれているはずの小惑星の破片を動かしたり、直径数十キロにも及ぶ[[コロニーレーザー]]を無力化する等の超常現象を起こしている。特に、「シャアの反乱」の終盤、落下していく小惑星[[アクシズ]]の破片を動かした現象は公式記録に残る大きな事件として後に「[[アクシズ・ショック]]」と名付けられた。 | + | [[バイオセンサー]]同様にパイロットの脳波を増幅してサイコミュ操作や操縦補助を行うデバイスであるが、性能の高いサイコミュの常として既に重力に引かれているはずの小惑星の破片を動かし、直径数十キロにも及ぶ[[コロニーレーザー]]を無力化する等の超常現象を起こしている。特に、「シャアの反乱」の終盤、落下していく小惑星[[アクシズ]]の破片を動かした現象は公式記録に残る大きな事件として後に「[[アクシズ・ショック]]」と名付けられた。 |
| シャアの反乱後、アナハイムにおいてサイコフレームは表向きは開発は中止になっていたが、グラナダ工場では極秘裏に(ビスト財団と連邦軍上層部の密命込みだが)フル・サイコ・フレーム機である[[ユニコーンガンダム]]を製造していた。 | | シャアの反乱後、アナハイムにおいてサイコフレームは表向きは開発は中止になっていたが、グラナダ工場では極秘裏に(ビスト財団と連邦軍上層部の密命込みだが)フル・サイコ・フレーム機である[[ユニコーンガンダム]]を製造していた。 |
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− | サイコフレームを全身骨格に採用した[[ユニコーンガンダム]]は正に全身がサイコミュの塊のような機体であり、パイロットのNT能力を飛躍的に増幅する性能を持ったことで従来見られたものと同じようなサイコミュ由来の超常現象を数多く引き起こしている。ユニコーンガンダムは最後には、このサイコフレームの性能をフルに発揮することでコロニーレーザーすら無力化するが、同時に過去・現在・未来に存在する全ての意識を融合し、人機一体となる新たな生物(存在)を生み出したとされる。それは全ての意思を共有した意識の集合体とも呼べる存在とされ、ゼネラル・レビルのMS部隊をマニピュレータをかざすだけで核融合炉を「時を巻き戻した」ように分解して無力化する等の圧倒的な力を見せつけた。 | + | サイコフレームを全身骨格に採用した[[ユニコーンガンダム]]は正に全身がサイコミュの塊のような機体であり、パイロットのNT能力を飛躍的に増幅する性能を持ったことで従来見られたものと同じようなサイコミュ由来の超常現象を数多く引き起こしている。ユニコーンガンダムは最終的に、このサイコフレームの性能をフルに発揮することでコロニーレーザーすら無力化するが、同時に過去・現在・未来に存在する全ての意識を融合し、人機一体となる新たな生物(存在)を生み出したとされる。それは全ての意思を共有した意識の集合体とも呼べる存在とされ、マニピュレータをかざしただけでゼネラル・レビルのMS部隊の核融合炉を「時を巻き戻した」ように分解して無力化する等の圧倒的な力を見せつけた。 |
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| ユニコーンガンダムの存在によってサイコフレームの能力が再び危険視されると、連邦とネオ・ジオン残党双方の合意の下、サイコフレームの封印協定が締結され、RX-0に連なる機体も解体・封印される事になった。だが、協定締結後も水面下ではその製造技術やサイコフレームそのものの探索は続けられていた。 | | ユニコーンガンダムの存在によってサイコフレームの能力が再び危険視されると、連邦とネオ・ジオン残党双方の合意の下、サイコフレームの封印協定が締結され、RX-0に連なる機体も解体・封印される事になった。だが、協定締結後も水面下ではその製造技術やサイコフレームそのものの探索は続けられていた。 |
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| サイコフレームは稼働時に発光現象が確認されており、「光る兵器などナンセンスだ」という意見もあるが、その原理は、サイコフレーム搭載機の開発に携わった技術者も理解できていなかった。この発光現象は機体によって異なるとされ、[[ユニコーンガンダム]]は赤色、ユニコーンガンダム2号機「[[バンシィ]]」は金色、同3号機「[[フェネクス]]」は青色に発光する。また、ある条件化においては緑を基調とした虹色に輝くこともある<ref>この現象はアナハイム社の[[アーロン・テルジェフ]]がサイコ・フレームが一種の変換装置としての役割を果たしパイロットから集積した感応波を光に変換し、最終的に物理エネルギーに転換していると結論付けている。</ref>。 | | サイコフレームは稼働時に発光現象が確認されており、「光る兵器などナンセンスだ」という意見もあるが、その原理は、サイコフレーム搭載機の開発に携わった技術者も理解できていなかった。この発光現象は機体によって異なるとされ、[[ユニコーンガンダム]]は赤色、ユニコーンガンダム2号機「[[バンシィ]]」は金色、同3号機「[[フェネクス]]」は青色に発光する。また、ある条件化においては緑を基調とした虹色に輝くこともある<ref>この現象はアナハイム社の[[アーロン・テルジェフ]]がサイコ・フレームが一種の変換装置としての役割を果たしパイロットから集積した感応波を光に変換し、最終的に物理エネルギーに転換していると結論付けている。</ref>。 |
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− | 構造材自体にコンピューター機材を組み込むという技術は、後にマルチプル・コントラクション・アーマー(MCA)構造へと応用され、後の時代にモビルスーツの小型高性能化へ大きく貢献することとなる。F91の機体設定で機体重量の削減、小型化に成功しているという記述が有り、これは『逆襲のシャア』作中で[[νガンダム]]や[[サザビー]]に採用された時点で確認された利点の一つ<ref>『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』冒頭で[[チェーン・アギ]]がνガンダムの機体重量が計画値よりも減っている事に言及しているのはこの点を指している</ref>。
| + | 構造材自体にコンピューター機材を組み込むという技術は、後に[[MCA|マルチプル・コントラクション・アーマー(MCA)構造]]へと応用され、後の時代にモビルスーツの小型高性能化へ大きく貢献することとなる<ref>F91の機体設定で機体重量の削減、小型化に成功しているという記述が有り、これは『逆襲のシャア』作中で[[νガンダム]]や[[サザビー]]に採用された時点で確認された利点の一つでもある。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』冒頭で[[チェーン・アギ]]がνガンダムの機体重量が計画値よりも減っている事に言及しているのはこの点を指している</ref>。 |
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− | ホビージャパン限定の解説だが、『[[ガイア・ギア]]』に登場するマン・マシーン、『ガイア・ギアα』にはサイコフレームが搭載されているとなっている。
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
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| ;[[機動戦士ガンダムF91]] | | ;[[機動戦士ガンダムF91]] |
| :劇場公開時の一部資料に、[[ガンダムF91]]にサイコフレームが搭載されているとする記述が見られる。また、[[ガンプラ]]「MG 1/100 ガンダムF91」(旧版)の説明書内機体解説文では「MCA構造はサイコフレームの技術を応用・発展した物」と設定されている。 | | :劇場公開時の一部資料に、[[ガンダムF91]]にサイコフレームが搭載されているとする記述が見られる。また、[[ガンプラ]]「MG 1/100 ガンダムF91」(旧版)の説明書内機体解説文では「MCA構造はサイコフレームの技術を応用・発展した物」と設定されている。 |
− | | + | ;[[ガイア・ギア]] |
| + | :ホビージャパンに掲載された機体解説として、[[ガイア・ギアα]]にサイコフレームが搭載されているとされている。 |
| == 搭載機体 == | | == 搭載機体 == |
| *[[シャア専用ディジェ]] | | *[[シャア専用ディジェ]] |