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| [[宇宙世紀]]0130年頃に実用化された新機軸の反動推進機関。[[ミノフスキークラフト]]及び[[ミノフスキーフライト]]の発展系に位置する。 | | [[宇宙世紀]]0130年頃に実用化された新機軸の反動推進機関。[[ミノフスキークラフト]]及び[[ミノフスキーフライト]]の発展系に位置する。 |
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− | ユニットの内部でミノフスキー粒子の力場を発生・衝突させ、その反動を任意の方向に放出する事で推進力としている。空間そのものに斥力を発生させる事から従来の[[熱核ロケットエンジン|熱核ロケット]]/[[熱核ジェットエンジン|ジェットエンジン]]の様に推進剤を消費する必要はなく、加速時間の制限といった制約も存在しない為、理論上は亜光速まで加速が可能<ref>あくまでパイロットのバイタルや機体負荷を考慮せずに加速し続けた場合の話。[[地球]]-[[木星]]間を航行するのにも一定の日数は必要であり、MSでこれを行う場合は機体に酸素や食料を詰め込み、目的地に到着するまでの間狭いコクピットで過ごさなければならない。</ref>。また、慣性緩和能力によって最大20Gまでの機動が可能となっている<ref>あくまでV2ガンダムの技術レベルでの理論値であり、その半分の完成度となる[[ファントム]]はマッハ23で移動している中で急加速・停止を繰り返した場合、パイロットは元より機体も崩壊するリスクがあった。なお、人間の耐G限界は10G(機体技術やパイロットの訓練の有無、耐G体質か否か等の要因によって多少の誤差は生じる)である。</ref>。 | + | ユニットの内部でミノフスキー粒子の力場を発生・衝突させ、その反動を任意の方向に放出する事で推進力としている。空間そのものに斥力を発生させる事から従来の[[熱核ロケットエンジン|熱核ロケット]]/[[熱核ジェットエンジン|ジェットエンジン]]の様に推進剤を消費する必要はなく、加速時間の制限といった制約も存在しない為、理論上は亜光速まで加速が可能<ref>あくまでパイロットのバイタルや機体負荷を考慮せずに加速し続けた場合の話。[[地球]]-[[木星]]間を航行するのにも一定の日数は必要であり、MSでこれを行う場合は機体に酸素や食料を詰め込み、目的地に到着するまでの間狭いコクピットで過ごさなければならない。</ref>。また、慣性緩和能力によって最大20Gまでの機動が可能となっている<ref>あくまでV2ガンダムの技術レベルでの理論値であり、その半分の完成度となる[[ファントム]]はマッハ23で移動している中で急加速・停止を繰り返した場合、パイロットは元より機体も崩壊するリスクがあった。なお、人間の耐G限界は8G(機体技術やパイロットの訓練の有無、耐G体質か否か等の要因によって多少の誤差は生じる)だが、瞬間的にであれば40Gまで耐える事は可能。</ref>。 |
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− | 一部機体では噴射口から高密度の[[ミノフスキー粒子]]が噴出し、副次効果として荷電粒子の余剰エネルギーが発生する。これは本来は搭載機における欠陥であり、設計理論上は発生した力場が100パーセント推進力に変換されるのが本来の仕様である。ただしこの「欠陥」によって発生する「光の翼」はメガ粒子ビームと同様の性質を持ち、戦闘時にはカッターやバリアといった兵器的な転用が可能。加えて[[ビーム・シールド]]発生器や[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]等である程度のコントロールが可能であった為、実戦では特に問題視される事は少なかった。また、光の翼の周囲ではミノフスキー粒子の立体格子構造が乱れる為、ミノフスキーフライトやビームローターの効果が阻害される<ref>機動戦士Vガンダム第39話「光の翼の歌」など。</ref>。 | + | 一部機体では噴射口から高密度の[[ミノフスキー粒子]]が噴出し、副次効果として荷電粒子の余剰エネルギーが発生する。これは本来は搭載機における欠陥であり、設計理論上は発生した力場が100パーセント推進力に変換されるのが本来の仕様である。ただしこの「欠陥」によって発生する「光の翼」はメガ粒子ビームと同様の性質を持ち、戦闘時にはカッターやバリアといった兵器的な転用が可能。加えて[[ビーム・シールド]]発生器や[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]等である程度のコントロールが可能であった為、実戦では特に問題視される事は少なかった。また、光の翼の周囲には電磁場が発生し、その効果範囲内に入った電子機器が無力化される<ref>機動戦士Vガンダム第39話「光の翼の歌」では光の翼の間を通過したモビルスーツがコントロールを失い墜落している。</ref>。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
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| :小説版では[[セカンドV]]に搭載されているが、こちらは[[Vガンダム]]の主推進機関をジェネレーターごとミノフスキードライブに換装した機体となっている。 | | :小説版では[[セカンドV]]に搭載されているが、こちらは[[Vガンダム]]の主推進機関をジェネレーターごとミノフスキードライブに換装した機体となっている。 |
| ;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]] | | ;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]] |
− | :技術後退に伴い、製造技術は失われつつあり、搭載兵器は[[バロック]]、[[ケルベロス]]、[[ファントムV2]]のみ。特にケルベロスはこの時代最速の宇宙戦艦であり、神出鬼没の戦力として恐れられた。 | + | :技術後退に伴い、製造技術は失われつつあり、搭載兵器も[[バロック]]、[[ケルベロス]]、[[ファントムV2]]のみに限られていたが、[[キュクロープス]]のファントム量産計画によってミノフスキードライブの量産体制が整えられていった。また、ケルベロスはこの時代最速の宇宙戦艦であり、神出鬼没の戦力として恐れられた。 |
| ;[[ガイア・ギア]] | | ;[[ガイア・ギア]] |
| :単語の初出作品。「ザ・テレビジョン」に掲載された[[ガイア・ギアα]]の解説ページで言及されているが、小説本編に「ミノフスキードライブ」の単語は登場しない。 | | :単語の初出作品。「ザ・テレビジョン」に掲載された[[ガイア・ギアα]]の解説ページで言及されているが、小説本編に「ミノフスキードライブ」の単語は登場しない。 |
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| ;[[セカンドV]] | | ;[[セカンドV]] |
| :小説版VにおけるV2ガンダムに相当する機体。もしくはV2のミノフスキードライブのプロトタイプにあたる機体。 | | :小説版VにおけるV2ガンダムに相当する機体。もしくはV2のミノフスキードライブのプロトタイプにあたる機体。 |
− | ;[[ファントム]] | + | ;[[ファントム]]/[[ファントムV2]]/[[ファントムV2改]] |
| :[[サウザンド・カスタム]]の一機。V2ガンダムに比べると完成度は低いの一言だが、その副次効果はV2に劣るものではない。 | | :[[サウザンド・カスタム]]の一機。V2ガンダムに比べると完成度は低いの一言だが、その副次効果はV2に劣るものではない。 |
| ;[[ザンスパイン]] | | ;[[ザンスパイン]] |
| :[[ザンスカール帝国]]が裏工作によって得られたデータを元に開発した機体。おそらく最もミノフスキードライブの完成度が高い。 | | :[[ザンスカール帝国]]が裏工作によって得られたデータを元に開発した機体。おそらく最もミノフスキードライブの完成度が高い。 |
− | ;[[ファントムV2]] | + | ;[[バロック]]/[[バロック改]]/[[メルトバロック]] |
− | :性能の低下したファントムの改修機。ミノフスキードライブの稼働時間もさらに短くなってしまった。
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− | ;[[バロック]]
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| :ファントムと同型のフレームをベースとしたミキシングビルドモビルスーツ。ミノフスキードライブの稼働時間を機体の冷却系の変更によって解決している。 | | :ファントムと同型のフレームをベースとしたミキシングビルドモビルスーツ。ミノフスキードライブの稼働時間を機体の冷却系の変更によって解決している。 |
| ;[[ケルベロス]] | | ;[[ケルベロス]] |
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| ;[[ノエル・レイス]] / [[フライング・ノエル・レイス]] | | ;[[ノエル・レイス]] / [[フライング・ノエル・レイス]] |
| :ファントムの量産型。ブラン・ファントムを経て開発され、V2の85%に達する推進力を獲得した。 | | :ファントムの量産型。ブラン・ファントムを経て開発され、V2の85%に達する推進力を獲得した。 |
| + | ;[[アンカーV3]] |
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| ;[[ガイア・ギアα]] | | ;[[ガイア・ギアα]] |
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